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NHK for School

『もやモ屋』を活用した道徳の授業づくりに挑戦

投稿者

神奈川県 川崎市立新城小学校 (3年) 佐藤舞結梨さん

対象

小3、小4

なるほ度!
40%
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今年初めて学級担任になり、初めて道徳の授業を行いました。普段の道徳の授業は、人の気持ちを考えることに苦手意識のある児童がいたり、毎回決まった児童が発言をしたりという様子でした。そんな時に校内の初任者研修でNHK for Schoolを活用した道徳の授業づくりを知りました。NHK for Schoolサイトにある番組ホームページの指導案やワークシートがとても充実していて使えそうだなと思いました。そして、『まなブー!コンシェルジュ』では番組を活用した道徳の授業の進め方を知ることができることも知りました。
そこで、子どもたちが課題を自分事として捉え、もっと考えが深まればと思い、『もやモ屋』を活用した授業づくりに挑戦しようと思いました。今回は「あの子の絵の具」という物語を活用し、「みんなと違った意見をもっている子がいたらどうするか」について考えました。初めは自分と違う意見をもっている子のイメージがもてない児童も多くいましたが、物語に「変わり者」のハルナが出てくることで、イメージがもちやすくなりました。また、映像として観ることで、教科書だけでは内容の理解が難しかった児童も内容に入りやすくなったようです。話の流れや登場人物の言動をよく理解しており、普段はなかなか意見が言えない児童も意欲的に自分の考えを書く姿が見られました。授業のおわりには「もっと他のお話も観たい!」「もっと道徳をやりたい!」と声が上がりました。道徳に苦手意識があった児童にとって、考えることのおもしろさに気づくきっかけになったのかもしれません。
普段の授業とは違った一面が見られることができました。今後も番組を活用した道徳の授業づくりに挑戦してみようと思います。

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