家庭科「夏をすずしくさわやかに」という学習で、手洗いで洗濯をすることにしました。でも、衣服を手洗いしたことがある児童がいなかったため、どのようなポイントがあるのか?なかなか考えることができませんでした。
そこで、『カテイカ』(第3回「イカに上手にお洗たく」)を視聴し、次の4つのポイントがあることを調べました。
■ブラシで汚れを落とす
■つけ置きをする
■もみ洗い、つまみ洗い
■40℃から50℃の水
そこで、次の4つの実験をして、ポイントについて確かめることにしました。
A)ブラシで汚れを落としてから洗ったものとそのまま洗ったものとで、汚れの落ち方を調べる
B)20分間つけ置きして洗ったものとつけ置きせずに洗ったものとで、汚れの落ち方を調べる
C)もみ洗いとつまみ洗いをしたものと、全体を洗ったものとで、汚れの落ち方を調べる
D)45℃の水で洗ったものと20℃の水で洗ったものとで、汚れの落ち方を調べる
その結果、ブラシを使う、つけ置きをする、もみ洗い・つまみ洗いをすることが効果的だということが分かりました。40℃から50℃の水については、水道水を加熱せず使って洗ったときとの差が出たグループと、出なかったグループとがありました。児童は、水道水をそのまま使って洗っても汚れが落ちるように研究されているのではないかと予想しました。
番組で知ったことを自分たちで確かめることで、速くきれいに手洗いするポイントがよく分かりました。その後、調べたことを生かして実際に手洗いをしたり、ポイントを動画にまとめたりしました。