すくレポ

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NHK for School

『u&i』きこえないってかわいそう?

投稿者

東京都 荒川区立第二峡田小学校 6年 藤野二沙子さん

対象

小1、小2、小3、小4、小5、小6

なるほ度!
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新型コロナ感染対策のため、卒業式での“歌唱”ができなくなり、「地球星歌」を手話歌と合奏で表現することにしました。ご自身も番組に出演されており、手話歌に取り組む際にお世話になった豊南高等学校手話部の水野先生に、この番組のことを教えていただき、クラスで「聞こえないってかわいそう?」について考えました。以下、卒業を控えた6年生の感想文一部抜粋です。


●今まで私は、悪気は無いけれど「かわいそう」といった気持ちをもっていたことに申し訳なくなりました。これからは、ただ「かわいそう」と思うのではなく、その人たちの身になって「どんなことができるか」を考えていくのが大事だと思いました。

●耳が聞こえないのはかわいそうではないと思います。「かわいそう」というのは相手に同情することだし自分も同情されるのは嫌です。だから、耳が聞こえない人もそうかそうかと素直に受け入れるのがいいと思います。障がいがある人もない人も、みんな同じ人間で心があります。少し周りと違っても受け入れ、どんな人も笑顔で暮らせれば良いと思います。

●自分より不自由なところがある人を「かわいそうな人」として腫れものにさわるように接するのではなく、自分と同じ「人」だとして接することが大切だと思いました。

●声をかけて反応が無かった時、耳が聞こえないのかなと気にしてあげたり、肩を優しく叩いて教えてあげたりすることも大切だと思います。耳が聞こえない人に優しく接することで、その人たちが安心して私たちを信用してくれると思います。

●聴覚障がいの人は身近な場所で苦労していました。それ対して、聴覚障がい者ではなく私たちが工夫をしなければいけないと感じました。電車が止まった時にアナウンスだけでなくモニターに写す等の工夫をすれば、ユウちゃんは困らず工夫せずに出かけられます。耳が聞こえない人が自分で工夫しなければいけない社会が変わってほしいと思いました。

●日本では体に不自由がある人を「障がい者」と言いますが、英語では「チャレンジャー」と言うらしいです。バリアフリーも大事ですが、呼び方から変えたほうがいいと思います。

●一番大切なことは、障がいがあっても不自由なく生活できる社会をみんなで作っていくことだと思います。それが、誰でも安心してくらせる社会を作ることにつながると思います。

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