5年生最後の学習目標として、「自分を大切にする」を設定して学習活動に取り組んでいます。その目標達成のために、図工では「自画像」、社会科では「SDGs」、道徳では「自分らしく生きる」、国語科では「本紹介/点字」の学習を行っていきます。そこで今日は、道徳「自分らしく生きる」についての授業のために『u&i』(男らしく,女らしくがいいの?)を視聴して授業を行いました。
そして、子どもたちにとって「自分らしく生きる」とは何なのか、またそれは授業によってどのように変容するのかを明らかにするために、テキストマイニングを活用して効果を検証することとしました。
まず、子どもたちに、「自分らしく生きるとは?」という質問に自由記述で答えてもらいました。そしてその記述をAIにテキストマイニングしてもらいました(1枚目)。
授業後にももう一度、自由記述してもらい、同じようにテキストマイニングしました(2枚目)。
2つのテキストマイニングを見比べると、1回目は「指図」や「縛る」など、自分らしく生きることに対してネガティブなコメントが入りましたが、2回目の結果からはネガティブな言葉がなくなりました(「囚われる」は実際の記述では「囚われない」でした)。そのかわりに、『「むね」をはる』や『「ポリシー」を持つ』などの言葉が増えました。授業では「ポリシー」について説明し、「目標を達成するための方向性という意味で、目標があるからこそ存在する言葉です。」と伝えて授業を終えました。