ビジュアルプログラミング言語でつくった「動く背景」を使い、透明な材料でできた生き物や建築物などが存在する光の世界をつくりました。
まず、『キミなら何つくる?』(光の世界に大変身!)を視聴し、児童がどのような作品をつくりたいかというイメージをもつことができるようにしました。
児童は番組視聴を通して、
・透明でない物は黒くうつる。
・透明なものを組み合わせると、より美しくなる。
・LEDの上にセロファンを置くとペットボトルに色が付く。
・材料に凹凸があると、映ったときに模様ができる。
ということにも気付くことができました。また、持ってきた材料以外に使えそうな材料が身近にあることにも気付くことができました。
番組ではOHPを使っていますが、今回はプロジェクタを使うので、プロジェクタの光に当てて、素材の模様は映るか、色は見えるかなどを確認し、材料集めの参考になるようにしました。作品づくりでは材料に光を当てたときの見え方を確かめながら、形、色、組合せを考えて作業を進めました。
作品をつくった後は、自分の作品に合う動く背景を考えてつくりました。魚をつくった児童は海の中の様子を、動物をつくった児童は森や野原の様子を表現しました。人工衛星をつくった児童は宇宙の様子を、タワーをつくった児童は空の様子を表現しました。最後に、全員が動く背景をバックに作品を紹介しました。背景の動きによって、作品がより素敵なものになりました。