「外国籍等の児童への「がんこちゃん動画」の活用

神奈川県
横浜市立川上北小学校国際教室
飯田あゆみさん
外国籍児童は、家庭では、母国の文化を中心とした生活をしている児童も多く、日本の習慣やマナーを知らず、学校では、友達とトラブルになってしまうことがあります。道徳科の学習では、母国と少し違う考えもあり、教材を理解するのに苦労しています。
外国籍児童が、日本の習慣やマナーを視覚的にとらえ理解できるよう、国際教室(日本語を指導しながら学ぶ教室)で、「がんこちゃん」の動画教材を活用し授業を行いました。外国籍等の児童には、「がんこちゃん」などの視聴覚教材は、視覚的に内容をとらえることができ、理解がしやすく活用しやすかったです。
【堀田博史さんの推薦コメント】
外国籍児童は、日本に来文化の違いから、教材の理解に苦労することもあるため、教師は外国籍児童が日本の文化になれるための教材を探します。今回、その答えは「がんこちゃん」にありました。
授業展開は、番組視聴前にまずキーワードを共有し、視聴後にあらすじ一覧の写真カードなどで丁寧に振り返ります。クラスが一体となって番組を視聴し、意見交流する姿が浮かんできます。
「がんこちゃん」の新たな活用法を示してくれた、素晴らしい実践です。