第18弾

ゴールボール × 魔入りました!入間くん

テーマ曲・DA PUMPインタビュー

頑張る人の背中を押す応援歌「Unstoppable」

今回、ゴールボールを描く「アニ×パラ」のテーマ曲を歌っていただきました。前向きな歌詞が多い曲だと思いますが、ISSAさんはどのような思いを込めて歌われましたか。

ISSA:テーマがあってからの楽曲制作だったので、もちろんゴールボールに対しての詩の内容であるわけですけれども、その枠を飛び越して、やっぱり誰かを応援することを想った曲です。サビの部分ではそこを大切にして伝えているので、そのあたりを聴き取っていただければうれしいかなと思います。

この曲を聴いた方にどのようなメッセージを届けたいと思いますか。

ISSA:誰しも自分一人では頑張ることに限界があって、仲間がいて頑張れること、応援してくれる人がいるから頑張れることもあります。そこはスポーツも僕たちのやってることも一緒だと思うので、自分がやってることに自信と勇気を持ってほしいなと思います。

選手の皆さんとのダンスは初めての挑戦だったと思いますが、皆さんいかがでしたか。

TOMO:まず、ダンスの動きをどう伝えたらいいのかをすごく悩んで、手を後ろに回す、それが右手なのか左手なのかとか、足を踏む、それが右足なのかっていうのを、リンクさせて伝えるのが難しいかなと思ったんですけれども、選手の皆さんの飲み込みがすごく早くて驚きましたし、一緒にやって、ダンスってやっぱり楽しいなって再確認できましたね。

ISSA:そうですね。やっぱりふだんハードなスポーツをしてるだけあって、動きに対しての捉え方が鋭敏だったので、ダンスは初めてかもしれないですけど、めちゃくちゃ(飲み込みが)早かったです。「手取り足取り」ってことばが本当によくあったもんだなと思ったんですけど、見えなければ見えないほど(練習では)そばに寄り添って。それぐらい何の壁もなく、一緒にダンスするっていうのはひとついい経験をさせてもらったなと思います。僕らも楽しく、いつもとは違う表情でダンスもできたと思うので、すごくいい経験になりました。

YORI:皆さんの振り覚えの早さにもびっくりしましたけど、やっぱり日本代表というだけあって体の使い方がすごく上手で、そこはすごく感動しましたね。あとは、お互いの好きなものをシェアしあうっていう時間は、すばらしい時間だなと思いました。

ダンス練習だけでなく、DA PUMPの皆さんには、ゴールボールの体験もしていただきました。お互いにその楽しさを共有できたでしょうか。

U-YEAH:めちゃくちゃ楽しかったです。ゴールボールもそうですし、あとは皆さん明るくて、純粋にすごくダンスを楽しんでくれていたので、やってよかったなと。いい勉強になりました。

KIMI:実際に僕たちもこの経験をさせてもらって、心と心がつながるとより一層楽しくなるなと思って。すごくいい経験をさせてもらいました。

KENZO:今回、ダンスとスポーツはやっぱり似てる部分があるなとすごく感じました。競技も、体を動かすことも、音楽を聴いて一緒に同じ動きを求めて行動することで、心の中からつながれるっていうことを再認識したような気がしましたね。本当にすばらしい機会だったなと思います。

「アニ×パラ」は多様性のある社会を目指すプロジェクトですが、今後どのような社会になったらいいなと感じますか。

ISSA:やっぱり、いろいろな部分で(昔に比べて)より優しくなっている部分がたくさんあると思いますけども、まだまだ足りない部分もいっぱいあると思っていて、自分たちはある程度の五体満足でいるから気づかないことがたくさんあります。今回、目隠しをしてやることの大変さを本当に感じて、でもゴールボールをやっている方たちは、それが当たり前で、僕らよりも優れたところがすごくあると思ったんです。そういう部分も僕らはもっと理解するべきだと思うし、これからの社会、世の中も、そういうふうに理解しあって、もっと近くになれることがあればいいなと思います。オリンピックとパラリンピックって分けられてますけど、そこも分け隔てなく、僕は同じ競技をやることがあっても今後いいのではないのかなと思うので、もっと手を取って、一緒に進んでいける世の中になっていけばいいなと思います。

今回、振り付けを考えられたTOMOさんはどのように思いますか。

TOMO:そうですね。こういう機会はあまりなく今までやってこなかったんですけれども、僕自身も障害のある家族がいて、どうダンスを伝えればいいかっていうのにすごく悩んだ中で、U-YEAHと協力して、その部分をちょっとでも埋めて近づければと振り付けを考えました。僕らのダンスと歌のパワーを合体させて、すごく強いものにして皆さんの前に届けられればいいかなと思いました。

ありがとうございました。