第15弾
パラバレーボール × ハリガネサービス
もっと知りたい!パラバレーボール
パラバレーボール(座位)とは?
でん部を床につけた状態でプレーするパラバレーボール(座位)。サーブ権の有無にかかわらず、点数が入るラリーポイント制で行われる。基本的なルールは6人制バレーと同じだが、スパイクやブロックをするときにでん部が床から離れると、リフティングという反則をとられる。
ネットの高さは男子が115cm、女子が105cm。立っていたら落としてしまいそうな床面ギリギリのボールを拾い合う座位ならではラリーが見どころ。また、コートサイズが6人制の半分以下で、選手間の距離が近いため、スピーディーな試合展開が楽しめる。
日本には健常者が参加できる大会もある。
2024パリ大会をめざす日本代表
【男子】
まずはアジア地区の予選を突破し、パリ大会の出場権獲得を目指しています。
そのために、東京大会で海外との差を感じた「フィジカル」「スパイクの威力」を強化しています。また、海外チームの強力な攻撃を捕ってつないで自分たちの攻撃に持っていくために、ディグ(※1)とレセプション(※2)が相手の威力に対応できるように合宿で取り組み続けています。
東京パラで実践した戦い方の練度を上げていけたら、後から結果はついてくると思うので、目の前のプレーに集中して日々練習に励みます。
※1 ディグ:レセプション以外のレシーブ
※2 レセプション:サーブレシーブ
【女子】
2023年に出場をかけた試合がある予定です。まずは、アジア大会で切符を獲得しないとなりません。中国・イラン・タイがライバルになると思います。
私たちは「結果を出す」を合言葉に強化合宿を行っています。そのために「1本目を高く」「サーブ力」「気持ちをボールでつなぐ」「返しを強気で」の4本柱で行っており、これをいかに試合で出せるかだと思います。そしてパリ大会の切符をつかみ、世界でベスト5に入れるように頑張ります。応援をよろしくお願いします。
写真提供:一般社団法人日本パラバレーボール協会