第8弾

パラバドミントン × 瀬尾公治

もっと知りたい!パラバドミントン

パラバドミントンとは?

2020年東京パラリンピックより、正式競技に採用決定。
大きく分けると「車いす」と「立位」の2つに分類され、さらに障害の程度にあわせ、合計6クラスで構成されている。
基本的にコート、ラケット、シャトルは通常と同じものを使用。大会ではシングルスとダブルスの試合が行われ、クラスによっては速く激しいラリーもみどころ。
※ 車いす(WH1、WH2)と立位の一部(SL3)のシングルスはコートの半分を使用する。

2021年に向けて注目の選手


里見 紗李奈 選手(さとみ・さりな)
千葉県出身。車いすWH1クラス。中学時代にバドミントン部に入部。高校3年生のとき、交通事故で脊髄を損傷する。2017年5月より本格的に車いすバドミントンをスタート。2019年8月に開催された世界選手権では、競技を初めて2年半でシングルス優勝、女子ダブルス3位の偉業を達成。東京パラリンピックでメダル獲得が期待されている選手のひとり。



山崎 悠麻 選手(やまざき・ゆま)
東京都出身。車いすWH2クラス。小学校2年生から中学3年生までバドミントンに親しむ。その後、高校1年生で交通事故に遭い、両ひざ下の機能を失った。しばらくバドミントンから離れた生活を送り、26歳で競技に復帰。2018年には日本国際大会シングルス・女子ダブルス・ミックスダブルス優勝等の好成績をおさめ、世界ランキング1位に。2019年もカナダ国際大会でシングルス・女子ダブルスで優勝するなど、絶好調な“ママアスリート”。



鈴木 亜弥子 選手(すずき・あやこ)
埼玉県出身。SU5(上肢機能障害)クラス。先天性機能障害により、右腕が肩より上げることができない。バドミントンは小学校3年生から始め、高校3年生では全日本ジュニア選手権にダブルスで出場して準優勝。その後、大学3年生でパラバドミントンに挑戦し、2009年には世界選手権優勝。その後、一時競技から離れるが、2017年の世界選手権で再び優勝する。目指すは、東京パラリンピックでの初代女王。



藤原 大輔 選手(ふじはら・だいすけ)
高知県出身SL3(下肢障害)クラス。生後まもなく左足を切断。小学校3年生でバドミントンと出会い、高校2年生のときにパラバドミントンの日本選手権に出場、シングルスで準優勝。2017年2月に開催された日本選手権ではシングルスで初優勝するなど、パラバドミントン界の若きホープ。


写真提供:一般社団法人 日本障がい者バドミントン連盟

パラバドミントンについてもっと詳しく知りたい人はこちらもどうぞ!

武井壮のパラスポーツ真剣勝負~パラバドミントン~