2015年05月15日 (金)できた できた できた 学校生活編「こんなときどうする?」 授業リポート


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できた できた できた  は、 小学1年生の子どもたちの生活を応援し、生活習慣や学校のルール、コミュニケーションの方法を、歌とドラマで楽しく伝える番組です。2015年4月23日、東京都杉並区立久我山小学校1年3組で できた できた できた 学校生活編 「こんなときどうする?」 を利用した授業が行われました。

★ ガッツ王子のような経験をしたら、どうしたらいいかな?

授業が始まると担任の丹羽富美先生は、「今日はある人の話です」と言って子どもたちに1枚の写真を見せました。あちこちから「ガッツ王子だ!」という声があがります。「そう!ガッツ王子はできた小学校の1年生です。今日は何か困ったことがあるらしいけど、知りたい?」「知りたい!」。子どもたちが喜ぶ声を受けながら、先生はテレビをつけました。

===【できた できた できた「こんなときどうする?」あらすじ】===
できた小学校のトイレは和式トイレ。ガッツ王子はそんなトイレを見たことがないため、使い方がわからず困ってしまいます。そこに校長先生が通りかかります。王子は「トイレの使い方を教えてください」と尋ねて、使うことができました。
そして授業が始まります。王子のところにプリントが回ってこなかったため、王子は「先生、プリント!」と言います。でも「プリント!」だけでは、先生は何のことだかわかりません・・・。
番組では、困ったことがあったら、先生や友達に、きちんとその内容を話して相談しようと伝えます。
「花まるロック」のコーナーでは、歌で和式トイレの使い方を伝授。「おしごとたんけんたい」のコーナーでは、おまわりさんの仕事を紹介します。

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視聴中、先生は時折子どもたちに「ガッツ王子は何か困ったことがあるみたいだね。何だろう?」と問いかけていました。
「和式トイレは知ってるけど使えないな」という子に先生は「できないよね。この歌でやり方を知ろうね」とほほえんでいました。「花まるロック」が流れると子どもたちは、楽しそうにリズムにのっていました。

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番組が終わり先生が「みんなもこんなことあった?」と尋ねると、すぐに「あったよ!」という声。先生は、番組のキーシーンの写真を黒板に貼りながら、子どもたちと一緒に内容を振り返っていきました。

★ 実際に困ったことがあったら、どうする?

子どもたちは、これまでどんな困ったことがあったのでしょうか?「連絡帳を忘れた」「1年3組とまちがえて3年1組に行っちゃった!」・・・。友達の発表に「あるある」「そんな時は先生や周りの人に言えばいいんだよ!」と声があがります。

ここで、先生からみんなに「うわばきを忘れたときはどうする?」と質問。「小学校のスリッパ(うわばき)を借りる!」大正解です!「じゃあ学校のどこで借りるの?」先生は3つの中から選ぶように言いました。 ① 校長室 ②職員室 ③保健室
正解だと思う番号を指で作って、それぞれ頭の上にあげます。正解は②。「やったー!」と歓声があがります。

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次に、「困ったことがあったとき」をお芝居風に演じてみます!
一人の男の子が、うわばきを忘れた役を演じます。教室を職員室に見たて、男の子はドアを開けて教室に入って来ます。先生は「職員室に入ったら何を言わないといけないかな?」とみんなに聞き、それを受けて男の子は「1年3組の○○です。○○センチのうわばきを貸してください」と言い、うわばきを借りることができました。

今度は子どもが自分でカードを引いて、困った場面を決めます。
ある子は〈ハンカチを忘れたとき〉〈○○先生に〉というカードを引きました。みんなの前で実演です!「すみません、ハンカチを忘れました。貸してください!」「わかりました。はいどうぞ」「ありがとう」。みんなから、よくできましたの拍手があがりました。

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最後の子は、友達とけんかして泣いているという場面です。先生が「お友達と早く仲直りしたいよね。こんな時はだれに相談したらいい?」とみんなに聞くと「先生」という声があがります。
そして実演!けんかの知らせを聞いた先生は、その子と友達の2人から丁寧に話を聞きます。お互いの気持ちがわかった2人は、仲直りして笑顔で握手をしました(写真1枚目)。

「今日はガッツ王子が困ったところを見て、どうしたらいいか考えたね。何か困ったことがあったら先生や友達に相談してね。いつもニッコリ笑顔でいてください」と先生。子どもたちは元気よく「はい!」と答えていました。


★ 授業を終えた丹羽先生にお話を聞きました。

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――小学校に入学して、1か月もたっていない子どもたち。でもみんな楽しそうに授業を受けていたのが印象的でした。

そうですね。正直言ってこの年の子たちを45分間飽きさせずに授業をするのは大変です。そこにテレビは効果的ですね。テレビを見せるとみんなぐっと食いつくので、とても助かっています。
できた できた できた を見せたのは今回が初めてだったのに、ほとんどの子がガッツ王子を知っていて驚きました。家でもおなじみの王子を見て、番組の内容がより身近に感じられたようです。なかなか説明する機会がない和式トイレの使い方も、王子のおかげでみんなで知ることができました。
 
――今回の授業の中で、子どもたちが飽きないように工夫したことはありますか?

身近な話題をいろいろと出すことと、実際に動作をさせるようにしたことです。
どんな困った場面にも対応できるようになってほしいと思い、授業の後半では、こちらから場面を指定せず、自分でカードを選んでひいてもらいました。

――これから少しずつ子どもたちに、学校のルールや生活習慣を身につけていってほしいですね。

最近の子は、すぐ「やだー」と言う傾向があるように思いますが、その反面、自分がやりたいことをはっきりと言うことができます。そんな特徴をうまく取り入れながら、生活指導をしていきたいと思っています。そして、友達のまねではなく、自分自身でできることを増やしていってほしい。そういう経験が増えることで、自分で考える力が育っていくと思います。こうした力が身についてこそ、学力ものびていくと思っています。
生活指導は、1回言って身につくものではありません。これから継続的にガッツ王子の名前を出して、こういうときどうしたらいいかな?と投げかけていきたいですね。

できた できた できた 学校生活編 
< Eテレ (火)午前 9:00 ~9:10 >

番組ホームページ で、「こんなときどうする?」の動画をまるごと配信しています。ご活用ください。

 

投稿者:デジタル教材スタッフ | 投稿時間:10:00

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