2018年01月24日 (水)ドスルコスル「こうする!大切な自然を守る」


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ドスルコスルは子どもたちが「調べたい!」「解決したい!」と思えるような現代社会の課題を見つける“どうする編”と、子どもたち自身がそうした課題と向き合う“こうする編”からなる、総合的な学習の時間に役立つ番組です。今回は。昨年10月26日に放送された第2回「どうする?自然が壊れてゆく」に対応する”こうする編”です。

身近な環境問題を見つめる課題に取り組んだのが兵庫県たつの市立新宮小学校6年生の子どもたち。学校内に以前からあった自然と触れ合うための場所「いこいの広場」が、しばらくほったらかしにしていたため、今は荒れてしまっています。特に絶滅危惧種に指定された植物「ムラサキ」を育てていた区域は雑草に埋もれていました。

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「ムラサキ」は栽培がとても難しいことを知り、植物園の園長さんに協力を求めました。園長さんによれば、残っているわずか3株のムラサキも、土の状態が硬すぎて、すぐにでもダメになってしまうかも…とのことです。「ムラサキから言ったら虐待されているのと一緒」との言葉に子どもたちは驚きます。そのことをきっかけに土を耕して柔らかくし、栄養のある土に植え替えるなど、懸命の努力をしました。その結果、ムラサキは新しい葉っぱをつけました。

6年生は自然を守る活動を続けますが、やがて大切なことに気づきます。「いこいの広場」が荒れてしまったのは、自然に興味や関心を持って広場を訪れる人がいなかったから。今は自分たちががんばっていますが、続く下級生が自然の大切さを理解しなければ、また荒れてしまうかもしれません。

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そこで「いこいの広場」の良さを後輩たちに受け継いでもらおうと、6年生の子どもたちは5年生に向けて、自分たちがやってきた「自然を守る取り組み」を知ってもらう “広場の引き継ぎ会”を計画します。聞く側の5年生の気持ちになって発表の組み立てや語り口を練習し、いざ本番! 終わったあと「聞いてくれてありがとう」と6年生が言うと、5年生たちの間からどこからともなく「お礼を言わなきゃいけないのは、ぼくらのほうだ」という声があがり、5年生全員から「ありがとうございました!」と返礼を受けました。

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専門家や下級生など、多くの人たちと関わりながら、植物のことを調べたり、相手の立場になって考えたり…。そうするうちに子どもたちは “人間と自然が共に生きる「共生」の大切さ”に思い至っていきました。
学校内の小さな「いこいの広場」から生まれた、自然を大切にする思いが、やがて町中へ広がっていくといいですね。教室の子どもたちにも、学校や地域の自然を守ることを話し合うきっかけとして、ぜひ見てほしいです。

ドスルコスル「こうする!大切な自然を守る」
<Eテレ 25(木)午前9:35~9:45>
<Eテレ 2/1(木)午前9:35~9:45>(再)
<Eテレ 2/20(火)午後3:30~3:40>(再)
※※本放送後は番組HPでまるごと視聴可能です

投稿者:番組制作スタッフ | 投稿時間:12:50

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