2018年3月19日

こんな使い方あったのか! 第3回 NHK for Schoolアワード       中山秀征さん&藤本美貴さんインタビュー


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NHK for Schoolの連携サイトすくレポ(すくーるレポートの略)では、NHK for Schoolの番組、ホームページ、動画クリップ、公式アプリなどを使った授業や家庭学習を募集しています。
すくレポにこの1年に寄せられたレポートの中から、特にユニークなものや、すぐにでも授業に役立ちそうなものを紹介する番組がこんな使い方あったのか! 第3回 NHK for Schoolアワードです。番組では新しい学習指導要領に合わせてNHK for Schoolを活用した「新しい学び」「楽しい学び」の例が数々登場します。

MCは中山秀征さん、藤本美貴さん。そして東京の工学院大学附属中学校・教頭の髙橋一也先生が解説してくれます。また“NHK for Schoolからの使者”としてストレッチマンⅤのストレッチマン・レッドが登場。みなさんから寄せられた学びのVTRを紹介します。

今年度の特徴はタブレット端末を効果的に使ったり、児童がそれぞれにある分野を調べてクラスメイトに対して教え合ったりと、いわゆる「アクティブ・ラーニング」のレポートが多くあったことです。

中山さんは4人の息子さんのパパ、藤本さんも2人のお子さんのママです。特に藤本さんは、ご長男が4月から小学生。お2人ともVTRを食い入るように見て「なるほど~」(中山さん)「すご~い」(藤本さん)と興味しんしんでした。

収録後、中山さんと藤本さんに番組の感想を伺いました。

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――――お2人には去年のアワードにもMCとしてご出演いたきました。去年とは違う、今年度ならではの違いはありましたか?

中山:やっぱりタブレットとか、PCとか、番組クリップとかの活用ですね。去年も登場してはいたんですけれども、どういうふうに使うのが良いのか手探りだったのが、今年はもう“使いこなして”ましたね。

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藤本:そうですよね。前回は先生が使っていることが多かったのですが、今回は子どもたちが率先して使っていてびっくりしました。自宅学習したりとか。使い方が進化しているなと思いました。

中山:学ぶきっかけになっている感じがしましたね。PCやタブレットを使えるのがゴールではなくて、勉強に興味を持つためのきっかけという感じ。宿題の先を調べるのでもいいし、別の教科への興味が出てきたりもする、そんなツールになっている感じがしました。

――――今回、ご覧になった授業をご自身も受けたかったという思いはありますか?

中山:ありますね。昔は「黙って静かに聞きなさい!」って感じだったから、授業の内容に乗り遅れちゃうと(質問もしづらくて)そのまま置いていかれちゃう感じ。番組の中で髙橋先生も仰っていたんですけど「乗り遅れる人が少ない」授業だと思いました。これってすごいですよね。違う才能が見える可能性がある。「この子、すごくプレゼンうまいな」とか。

藤本:逆に勉強はできるけど人前で話すことが苦手な子もいるでしょうから、得意なことで助け合ってチームワークが出たりしたらいいですよね。

中山:そういう“評価”の幅が昔より広がっているのはいいことだし、うらやましいですね。僕は人前が大好きでしたから、今ならきっとそこで評価してもらえたのにな(笑)。

―――ただ、お2人とも「授業がこれだけ変化していくなか、家庭でそれをどう受け止めるか」に関して、収録中に少し悩んでいらしたように見えました。

中山:それはそうですよ。僕らは自分が受けた教育のやり方しか知らないじゃないですか。せっかく今の授業が変わっていっても、僕の頭の中には「いや、やっぱり暗記は大事だ、テストでいい点とらないと」ってのがどこかに残ってしまってる。今は、まさに家庭と学校がどう繋がっていくかの、見直しの時期かもしれません。

藤本:親もNHK for Schoolのサイトやアプリを使えると、本当はいいですよね。子どもが「これって何?」って聞いた時に「じゃあ調べよう」ってタブレットをのぞき込んだりして、親子で一緒に考えられる。子どものほうがなじみが早いから、親がもたもたしているうちに色んな発見をして「こんなのあったよ!」って教えてくれそう。
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―――――家でのお子さんへの接し方について、ご自分のご家庭でも「これからこうして接してみよう」というようなヒントはありましたか?

藤本:ウチの子はまだ小さいので「これ何だろう?」って聞かれることが多いです。今までは「なんだろうね~?」ってごまかしていたのですが、NHK for Schoolでこんなにいろいろ見られるなら、5分でも一緒に考えて学ぶ入口を開いてあげたいって気になりました。そこからまた1人で学べたりもするだろうし。

中山:ウチは4人いるんですけど、子どもってやっぱりタイプがあるんですよね。すすんで自分でやる子もいれば、言わなきゃやらない子もいる。気にはなってるけどそのままにする子も…っていう風に全然違います。でも子どもが何かに興味を持った時に一緒に話すようにはしています。「じゃあ、この図を見てみよう」とか。それをもっと楽しくやれる気がしてきました。

藤本:やさしいですね~!

中山:いや、大人って「知らない」がカッコ悪いと思うから話を濁したり、聞きかじりのウソを言ったりしがちだけど、僕はたまたま好奇心が強くて、比較的一緒に調べようってタイプなんですよ。

――――今回の番組で紹介したような環境で学んでいく子どもたちは、どんな大人になるんでしょうね? お2人の想像というか、こうなってほしい、みたいな夢を教えて下さい。

藤本:私は、自分で考えて、考えたことをノートとかに書くだけなのではなく人に伝えるって授業がすごく印象深かったです。今までの日本ってあまり積極的じゃない、みたいなイメージがすごく強かったので、より世界に羽ばたいていける人が増えていくのかなという気持ちになりました。

中山:僕は、これからは“夢を現実にしていくための教育”ができるんじゃないかって期待がわいてきました。昔は親が未来のことを「こっちのほうが手堅い」とか「こうしなさい」とか言って、子どもも「そっちのほうがいいのかなあ」って進んで…。“夢と現実は別”ってよく言われてましたよね。

藤本:そうですね。そういう雰囲気だったと思います。

中山:それが、こんな授業を受けていれば「目標をどう達成するか」「それにはどんなチョイスをすればいいか」「何を調べればいいのか」「みんなの意見は?」とか深く考える力がつく気がします。そうすれば知識に加えて判断力や行動力、そういったものを養う経験が増える。今回見た授業って、子どもがいつかチャンスをつかむための力を引き出しているような気がしましたね。

藤本:今日、髙橋先生もすべては経験だって仰ってましたね。その経験をしたくなる、やりたくなるきっかけのためにも、NHK for Schoolがどんどん充実していくとうれしいです。

――――ご期待に添えるよう頑張ります。今日は本当にありがとうございました!

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番組の最後では寄せられた投稿の中から、中山さん、藤本さん、髙橋先生が特別賞と大賞を選びます。そして受賞者のためにストレッチマン・レッドが宇宙を越えて、ストレッチ星から特製メダルをスタジオまで届けてくれます。
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今回ご紹介するレポートの中には、2020年度から完全実施となる新しい学習指導要領でうたわれる「主体的・対話的で深い学び」へのヒントもいっぱいです。
ぜひ番組をご覧いただき、新しい学びの形を先取りしてみてください。

こんな使い方あったのか! 第3回 NHK for Schoolアワード
<Eテレ 23日(金)午前9:15~10:00>
すくレポ
※「すくレポ」の文字をクリックするとホームページが開きます。

投稿者:番組制作スタッフ | 投稿時間:19:16 | カテゴリ:番組紹介 | 固定リンク
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