2014年10月01日 (水)「はりきり体育ノ介」 冨田洋之さんにインタビュー!


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はりきり体育ノ介 は、「体育が出来れば人生がより楽しくなる!」がキャッチフレーズの、小学3~6年生向けの体育の新番組です。
体育ノ介(たいいくのすけ)は、天才科学者である博士が開発したサイボーグ。筋肉ムキムキでいかにも運動が得意そうですが、博士が体育の力をインプットし忘れてしまったため、実は運動が苦手・・・。博士はそんな彼に体育の力をつけさせるため、日夜研究をしているのです。

番組は、
体育ノ介による「つまずき映像」コーナー、
一流アスリートによる「お手本映像」コーナー、
子どもたちが友達と実技を撮り合うコーナー、
体育のミニ雑学コーナー 
で構成しています。

「お手本映像」の演技を披露するのは、2004年アテネオリンピック体操の金メダリスト・冨田洋之さん(順天堂大学スポーツ健康科学部助教)です。収録の合間に、冨田さんにお話を伺いました。

――「はりきり体育ノ介」の大きな見どころは、冨田さんの演技を映像でじっくり伝えるところだと、スタッフに聞きました。

はい。ぼくの周りを20台ものカメラがぐるりと囲んで、いろいろな角度から演技を撮影します。ハイスピードカメラや多視点カメラシステムなど、最新映像システムを使って撮影するんですよ。
実演するとき心がけているのは、ポイントとなる動作を大げさにすること。番組を見る子どもたちが実技のポイントをつかみやすいように、頭を振ったり体を振ったりという動作を、ふだんより大きくやるようにしました。

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――番組の中で、子どもたちが友達と動画を撮り合うコーナーがありますね。

鉄棒やマットは、回転したり逆さになったりするので、自分がどう動いているのか自分ではわかりづらいんです。それを友達に撮ってもらって見ることで、自分の動きがイメージがしやすくなり、上達につながることが多いんです。同じ事を体操選手もやっているのですよ。今はタブレットがあるので、簡単にできますよね。

――冨田さんご自身は、小学校時代の体育について思い出はありますか?

ぼくは体育が好きで、小学3年生から体操教室に通っていました。上級生がバク転や宙返りをやっているのを見て、自分もできるようになりたいとがんばって練習しました。今思うと、その気持ちがぼくの原点になっています。
選手コースに誘ってくれた先生は、ぼくのことを、「逆上がりひとつをとってもほかの人とひと味違う」と言ってくれました。それを聞いてすごくうれしかった。人から認めてもらえるとだれでもうれしいし、やる気が出ます。実際に、そうした声かけで急に上達する例をたくさん見てきました。

――冨田さんは現在大学で体操競技部のコーチなどをされているほかに、地域の子どもたちに体操を教えることもあるそうですね。体育を教える先生たちに何かアドバイスはありますか?

走ったり泳いだりすることは、速い遅いの差はありますが、ある程度の形になります。でも鉄棒やとび箱などは、技ができるかできないかがはっきりするので、できない人は嫌いになってしまいがちです。そこを「なんでできないんだ」とか「できるようになりなさい」と言い過ぎると、子どもはいやになってしまいます。周りの子と比較せず、その子が少しでも上達したところをほめてあげるといいと思いますね。その時に動画も有効です。以前のものと今を比べて「ここがよくなったね」と言ってあげるとわかりやすいです。
春休みに「はりきり体育ノ介」の試作番組を放送したところ「自分も逆上がりをしてみた!」とか「番組のとおりにやったらできるようになった!」という声をいただきました。うれしくて、やりがいを感じました。この番組はわかりやすくていい教材なので、ぜひ皆さんに見てもらってチャレンジしてほしいですね。

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はりきり体育ノ介 
10/8(水)より 10回シリーズ
 〈Eテレ 月曜 午前9:10~9:20〉
 〈Eテレ 金曜 午後3:30~3:40〉 (再)

※ 第1回の放送後から、番組ホームページ で、番組の丸ごと配信や、「できるポイント」や「できないポイント」の動画クリップ、番組を使った授業プラン案を書いた「指導上の参考」資料などを提供する予定です。タブレットを活用した「ICT体育授業」などにぜひご活用ください。

投稿者:デジタル教材スタッフ | 投稿時間:10:00

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コメント

すごい

投稿日時:2014年11月01日 12:16 | 匿名

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