2018年11月22日 (木)放送教育研究会全国大会レポート(11/16・17開催)


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第22回視聴覚教育総合全国大会、第69回放送教育研究会全国大会合同大会(広島大会)が、11月16・17日の2日にわたり行われました。

1日目は広島市内7つの会場(小中学校・特別支援学校・幼稚園・保育園)で、放送番組や視聴覚教材を利用した公開授業と協議、2日目は広島国際会議場で、ワークショップ・セミナー、実践発表などが行われ、およそ2000人の教職員や研究者の方々が集まりました。

 

1日目、ブログスタッフは広島市立川内小学校・6年5組の総合的な学習の時間の授業を取材しました。このクラスではこれまで地域の特産品である“広島菜”について調べて来ました。その結果をいかし“広島菜”のCMを作ることに。情報をどう活用すればよりよいCMが作れるのか、NHK for Schoolのメディアタイムズ「記憶に残るCM作り」の回を視聴しました。

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番組からCM作りのポイントを知り、先生が児童たちと話し合い“ターゲット”“テーマ”“アイデア”“インパクト”とCM作りの着眼点をまとめていく様子は、まさにアクティブな学習でした。その後4~5人のグループに分かれて意見を出し合い、最終的に各班で“こうすればよいCMができる”と考えた内容を発表しました。

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授業を担当した玉田匠先生は「本時で意識した力は情報活用能力です。メディアを扱う技能から、メディアの特性に気をつけた表現、そして最後には実生活に生かすためのメディアの活用にたどりつきたいと思っています。そのためには考える力、話し合いをする力、伝える力も必要なので、授業によっては『Q~こどものための哲学』『お伝と伝じろう』なども取り入れています」とのことでした。

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2日目は広島国際会議場でワークショップや、実践発表などが行われました。

午前中のワークショップ・セミナーは、「番組と思考ツールを活用した授業」「情報モラル教育」「プログラミング教育」「情報活用能力の育成」などをテーマに6つの講座が開かれました。どの講座も席が追加されるほどの人気で、自らの教授スキルをアップしようとうする先生方の熱気にあふれていました。

写真は東京学芸大学准教授の高橋純氏のセミナー「徹底解説!新学習指導要領と番組&ICT活用の深い関係」の様子です。生涯にわたって能動的に学び続ける人材を育てるためには、ベースの知識・技能を、つなげて広げていかしつつ表現する体験を、繰り返しおこなう必要があることなどが語られました。

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午後の実践発表では、全国各地30人以上の先生方がこれまで実践研究を行ってきた成果を発表しました。テーマは「プログラミング教育」「考え、議論する道徳」「情報活用能力」など分科会の数は11に及びました。熱心に質疑応答する姿も見られ、日本全国で放送番組や視聴覚教材を使用して、子どもたちの学びをより良いものにしようとする活動が行われていることを実感できました。

写真は「協働的な学びを促す番組活用」グループの実践発表の様子です。番組の特性を理解しいかすことで、子どもたちの学びに向かう態度が涵養されたり、コミュニケーションをとりながら学びを深めたりした効果が報告されました。

 

来年度の全国大会は2019年11月8日(金)、9日(土)に首都圏で行われる予定です。詳細が決まり次第、放送教育ネットワークのホームページでもご紹介します。

http://www.nhk-sc.or.jp/kyoiku/

投稿者:解説委員 | 投稿時間:20:00

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