日高山脈 幌尻岳 


 

幌尻岳(2052M)は、「北海道の背骨」と呼ばれる日高山脈の最高峰。1300万年前、海底から隆起して出来た山並みは、長い時間をかけ雨や風、雪に浸食され、鋭い峰々を見せています。また、山には、日本では日高山脈と日本アルプスでしか見られない氷河地形「カール」があり、ナキウサギやヒグマの暮らす場所となっています。
  番組では、厳しい山並みと動物たちの営みを初夏から盛夏にかけて描きます。

 

北海道日高山脈の最高峰・幌尻(ぽろしり)岳です。 海底からせり上がった岩盤です。長い時間をかけて複雑な地形を形作っています。 bandai07.jpg (9114 バイト)
急傾斜の沢は雪崩の通り道です。およそ
300mを一気に流れ落ちます。
日本では日高山脈と日本アルプスでしか見られないカールと呼ばれる地形です。 bandai09.jpg (8107 バイト)
ナキウサギです。大きさは   15cmほど。
氷河期に大陸から渡って来ました。
ヒグマです。背を伸ばし始めた柔らかい高山植物が大好物です。 bandai08.jpg (11178 バイト)

 

(語り)

館野直光アナウンサー

(取材地・取材時期)

取材地:北海道 平取(びらとり)町 幌尻岳(ぽろしりだけ)
取材時期:2001年6月15日〜6月26日と7月16日〜7月25日
交通手段:新千歳空港から車で3-4時間(登山口まで)
  登山口からは最低1泊2日の山行。
※詳しくは下記の平取町山岳会へ
(登場する地形、生き物、植物) 地形
幌尻岳(2052M):日高山脈の最高峰。
登山は主に2つのルートから可能だか、初心者には難しい場所もあるので注意。
急傾斜の沢(額平川):幌尻岳北カールを源流にする沢。
初級レベルの経験者なら到達は可能。
カール(七つ沼カール):幌尻岳山頂から1時間半のところにあるカール(氷河地形)。散策は可能。

生き物

鳥類:ビンズイ
動物:ナキウサギ・ヒグマ

植物

ダケカンバ・チングルマ・ヒダカキンバイソウ・ミヤマアズマギク
コエゾツガザクラ

※山域すべてにヒグマの出没が考えられるので、登山には注意してください。    
(より詳細な情報の入手先 ) ●平取町山岳会(平取町役場内) 01457−2−2221
※山の情報や、幌尻山荘(山岳会管理)の状況を教えて頂けます。

●日高山脈館(日高町) 01457−6−9033
※こちらも登山情報や、自然情報を教えていただけます。


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幌尻岳は、日本百名山の一つ。近年、急激に登山者が増えている状況です。
今年7月には、死亡事故も起きています。
登山には、慎重な態度で臨むことが必要です。
また、登山者の中には、ゴミを捨てたり、
高山植物を採取する人も多く見られました。
手付かずの秘境の自然が、これ以上変わらぬことを願うばかりです。


写真:霜のかかった花。