NHK札幌放送局

イッキュウさんを直撃!!!(2)【永井華子】

永井 華子

2019年8月29日(木)午後5時24分 更新

先日のほっとニュース北海道で放送した連続テレビ小説なつぞらに出演中の中川大志さんのインタビュー。 放送では泣く泣くカットしたエピソードも含めてお伝えします!

中川さんは8月10日(土)に札幌ドームで行われた北海道コンサドーレ札幌の試合前のイベントに登場。元サッカー少年ということで、リフティングやロングシュートを披露してくれました。

※以下 中川大志さん→中 永井→永

永)サッカーは得意なんですか?
中)幼稚園と小学校の時にサッカーをしていましたが、それ以降は“見る専門”だったので、久々にサッカーをしてグダグダになってしまい反省してます…。すごく恥ずかしかったです。まさかボールに触ることになるとは思っていなくて驚きました。
永)サプライズだったんですか?
中)急にあの場で『蹴ってください』って言われて。
ダメダメでしたね。決めたかったです、せっかくなら。
永)そんなことないですよ。サッカー以外だとスポーツは何かされていたんですか?
中)サッカーとバスケットボールをやってました。ずっと球技をやっていましたね、学生の時は。
永)じゃあ体を動かすことはお好きなんですね。
中)はい、スポーツは大好きです。
永)見るのもお好きなんですか?
中)見るのも好きなんですけど、サッカーを本当にこうやって生で観戦させて頂くのはすごく久々だったので、その空気を肌で感じさせて頂いて、鳥肌立ちましたね。
【北海道の印象は?】

永)今回、北海道にいらっしゃるのは何回目くらいですか?
中)なつぞらのロケでも北海道に来させて頂いてますが、まだ数えられるほどしかないです。
永)北海道にはどういう印象がありますか?
中)食べ物が本当においしいです。お肉もお魚も野菜も、何でもおいしいなと。だから、北海道にお仕事で来る時は毎回楽しみにしています。
永)今回は何を楽しみにいらっしゃったんですか?
中)札幌は何回かしか来たことがないですし、なつぞらのロケは十勝の方でやっていたので、ラーメンが食べたいですね。
永)札幌のみそラーメン?
中)はい、ラーメン大好きなんですよ。
永)中川さんご自身は、北海道と何かゆかりはあるんですか?
中)そうですね。僕、“大志”という名前なんですけど、両親は『少年よ大志を抱け』大きな志を抱いてほしいというメッセージを込めて付けてくれたそうで。クラーク博士ゆかりの・・・。ちょっとこじつけでしょうか(笑)
永)ちなみにクラーク博士像は札幌ドームの近くにありますが、ご覧になったことはありますか?
中)以前、別の仕事で行って写真を撮りました。思っていたよりも大きかったというか。
それもそうなんですけど、やっぱりそこからの景色がすごくきれいだった印象です。
【十勝でのロケの思い出】

永)雄大な十勝の景色のなかでのロケはどうでしたか?
中)大自然から本当にエネルギーをもらいました。十勝の大地、空気、におい…少しでも映像を通してみなさんにも伝わったらと思っています。初めて行った時は圧倒されて、あの場に立つことで生まれる感情があるなと思いました。土地の力を強く感じました。
永)演技にも影響した部分がありましたか?
中)そうですね。僕(坂場一久)が初めて十勝に来た時は、自分の奥さんとなるなつが育ってきた場所に初めて訪れるというシーンだったので、彼女がどんなふうに育ってきたんだろうと考えながら牧場の道を歩いたりとか。
でも、オンエアでずっと北海道編が大好きで見てたので、ちょっとミーハーな気持ちが出ましたね。ロケ地巡りをするなつぞらファンのような気持ちで、『ここテレビで見たところだ!』と思いながら、たくさん写真撮っちゃいました。
永)そんな十勝のロケでの印象的なシーンはありますか?
中)イッキュウさんが無職になってしまい、これからどうしようっていう状況での結婚のあいさつだったんですけど、イッキュウさんが『もう一度アニメーションに挑戦したい』と思いを語るシーンがあるんですが。あのシーンは北海道の大地のたくましさやそこで生きる人たちの強さ、なつが生きてきた環境を見て、だからあんな絵を生み出す事ができるんだなとか、いろんなことを坂場が感じて『ああ自分もまたやりたい』と決心するシーン。あのシーンは十勝を全身で感じながら演じられたなと思っています。
その後東京に戻っても忘れられない瞬間だったと思いますし、イッキュウさんの再起を誓うシーンでもあるので、大事なシーンにはなりましたね。
【イッキュウさんってどんな人?】

中)最初に台本をいただいたときは、正直なんて面倒な人なんだろうって。
一緒に仕事したくないです、僕だったら。友達になれないかもしれないですね(笑)
なつだったり東洋動画のアニメーションを一緒に作る周りの人たちからも第一印象は最悪で。
『何なんだ、あの文句ばっかり言う演出見習いは』みたいなところから始まって。
でもそのイッキュウさんのキャラクターは実は第一印象で、見えている部分って彼のほんの一部分でしかないんです。
坂場は不器用で人とのコミュニケーションや表現がうまくできない人だから、初めて会った時に『あぁ無理』ってシャットアウトされたら、そこでもう終了になってしまうと思います。
でも、なつをはじめ東洋動画の仲間たちは長い時間をともに過ごす中で根気強く話をき聞いて向き合ってくれたからこそ、坂場の内側にある感情や思い、熱量を少しずつ助けてもらいながら出せるようになった。だから、最悪な第一印象をどんどん変えていけるキャラクターになったなと思います。
見ている方が気付いたら癖になってるかも?みたいなキャラに少しでもなれたらと思いながら演じてました。
永)癖になるようなキャラクターになるように工夫されたことはありますか?
中)やっぱり何より大切にしているのは彼のピュアさ、まっすぐさですよね。本当に鈍感で自覚がないキャラクターなんですよ、いろんな事に対して。周りから自分がどう思われているかとか。その自覚のなさも滑稽でかわいらしくも見えたらいいなと思っています。
アニメーションに対する思いも真摯に向き合う姿も、自分の信念を貫くところも、とにかくまっすぐですね。
ものの言い方は良くないところもありますが、でもそこのまっすぐさ・素直さ・ピュアさみたいなものは大事に演じようと思っていました。
【気になるなつとの関係性】

永)イッキュウさんはなつの夫になる人で、2人はすごく特別な関係ですよね。2人のシーンを作る時などは広瀬さんと何かお話されましたか?
中)すずちゃんとは何度か今までも仕事をさせていただいたことがあって、お互い中学生くらいの頃から仕事していてすごく安心感はあります。まさか夫婦になる役をやるとは何年か前は思ってもいなかったですが。
現場ではこういうふうにしてみようとか、2人で話し合ったり監督も交えて作っていくんですけど、本当になつと坂場の関係性っていうのは正直難しい関係性。分からない人は分からないし、僕も台本を読んでどう演じていくかすごく考えました。
こんな関係性で結婚する2人って、僕は初めて演じたんですが、素敵だなと思います。
どこで惚れたとかどこで好きになったとか、恋愛をするようなシーンはほとんど描かれていない。でも同じ方向を向いてずっと同じ熱量を持っていた2人だと思うし、気付いたら隣にいた人。この先もこの人となら自分1人では行けないところまで行けるかもしれないと思えるような存在だと思います。2人の結婚までの道のりを演じる中でいろいろ考えさせられました。
【これからどんな家族になっていくのか】

永)物語はいよいよ終盤にさしかかりました。今後はどのようにドラマを楽しんでもらいたいですか?
中)北海道・十勝から始まったこのドラマは『開拓』の話だと思っています。東京に来てアニメーションを開拓しているなつが、今度は自分の人生も。アニメーターとしてはもちろん、1人の人間として女性としてどう生きていくのか。人生を開拓していく話にもなってくるのかなと思います。坂場夫婦の結婚生活が始まってからも新たな壁がたくさん出てくるので、『大丈夫か坂場』と思われる方もいるかと思いますが…。
でもこれだけ長い期間を通して人が成長し変化していく姿を描ける“朝ドラ”って本当に面白いなと感じているので、ちゃんと坂場がなつを支えられるのか、長い目で見守ってもらえたらうれしいなと思います。
永)楽しみにしていますね!ありがとうございました。
中)ありがとうございました。

中川さんは一つ一つの言葉を紡ぎ出すように丁寧に話をしてくださいました。
そのまじめで誠実な人柄はどこかイッキュウさんと重なるようにも見え、坂場一久役に対する情熱を感じました。
回を重ねるごとに新たな一面をみせてくれるイッキュウさん。
残り約1か月の間にどれだけの表情を見せてくれるのか楽しみです。


(2019年8月29日)

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