NHK札幌放送局

来年4月からの小学校教科書にアイヌ民族の記述が増える #アイヌ

ウピシカンタ

2019年7月20日(土)午後4時32分 更新

アイヌ民族に関する新たな法律の整備など、アイヌ文化への関心が高まる中、来年4月から使われる小学校の教科書にアイヌ民族に関する記述が増えています。

来年4月から小学校で使われる教科書の検定に申請されたのは164点で、すべてが合格しました。
検定を行った文部科学省によりますと、アイヌ民族に関する記述が盛り込まれた教科書は、社会や国語など5教科13点で、前回、平成25年度の検定の時より、2教科5点増えています。
このうち、教育出版の5年生の社会の教科書では、今に生きるアイヌの人たちがサケ漁やカムイに祈りを捧げる儀式など伝統文化を次の世代へ伝える取り組みを写真入りで紹介しています。
また、同じ出版社の6年生の道徳の教科書では、北海道の名付け親として知られる松浦武四郎と調査を通じて知り合ったアイヌの人たちとの交流などについて取り上げています。
今回3つの教科でアイヌに関する記述を盛り込んだ光村図書の担当者は、「政府が新たな法律の制定を進めるなど世の中でアイヌに関する動きが活発になる中、小学生が触れるきっかけとなる題材を選んだ」と話しています。
検定に合格した教科書のうちどれを使うかは、ことし夏ごろまでに各自治体などが決めることになっています。

2019年7月20日

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