NHK札幌放送局

WEBニュース特集 "令和"道内の動き

北海道WEBニュース特集

2019年4月2日(火)午後9時21分 更新

新しい元号「令和」が発表となりましたが、道内でも、これに関連してさまざまな動きが始まっています。 

【家族で飲んで幸せな時代を】

新元号の発表を受け、札幌市内のデパートでは「令和」の文字がパッケージに印刷された記念のお茶が販売され人気です。お茶の葉が入ったパッケージには金色や銀色の和紙が使用され、新元号の「令和」の2文字が印刷されています。この商品はふだんから人気ですが今回は通常の半額で販売されていることから訪れた客が次々と買い求めていました。このお茶を販売する会社の玉木幸男専務取締役は、「令和の文字が書かれた特別なお茶を家族みんなで飲んで、幸せな時代を迎えてもらいたい」と話していました。

【新たな時代を感じてもらいたい】

函館出身の人気ロックバンド、「GLAY」。デビュー25周年を迎え、5月から全国ツアーを開始しますが、タイトルに新しい元号「令和」を使うことを発表しました。所属事務所などによりますとこのツアーのタイトルに新しい元号「令和」の2文字を入れたということで、平成の時代に生み出されたGLAYの曲を新たな時代になっても感じてもらいたいとの思いを込めたということです。また、GLAYは「元号」というタイトルの新曲を4月26日にリリースするということです。この曲はメンバーのTAKUROさんが新しい元号に変わるにあたり、書き下ろしたもので、昭和、平成と生き抜いて来た人への敬意とこれから新しい元号のもとで社会を担う人たちへの激励を込めた曲だということで、TAKUROさんは「”令和元年”も皆さんと共に駆け抜けていきます」とコメント。

【万葉集を読み解く】

一方、「令和」の意味を深く読み解こうという人たちもいます。札幌市では「令和」の出典となった万葉集を読みとく講座が開かれました。この講座は月1回万葉集の歌や時代背景などについて学ぶもので、5人の市民が参加。はじめに北海道大学大学院で万葉集を研究する講師の原田直保美さんは元号発表を受けて、万葉集の「梅花の歌32首」について解説しました。原田さんが「令和」の典拠となった序文について、対句表現を使った華やかな文体で春の訪れを象徴的に表現していると説明すると、参加者は真剣にメモを取っていました。新元号が万葉集から取られたことについて原田さんは「万葉集からの出典と知って長年の万葉研究者として非常に感激しました。階級差のある人々が一同に会す。平和の和、和やかの和、人々の和、色々な意味で良い『和』の時代になってほしい。これをきっかけに若い人たちに万葉集に関心を持ってもらいたい」と話していました。講座に参加した男性は「令に『善』の意味があるとは知らなかった。この名のとおり、戦争のないよい時代になって欲しい」と話していました。

【「平成」から「令和」今回は早めに準備】

新元号の移行はコンピューターの世界では対応が不可欠です。札幌市のIT企業では行政機関や民間企業のコンピューターシステムを「平成」から「令和」に移行する作業が進められています。札幌市にあるIT企業は道内外の行政機関や民間企業から販売管理や、給料管理などのコンピューターシステムの開発や運営を請け負っていて、今回、新元号への移行にともなって2200件の処理を担当するということです。この会社では昭和から平成に変わったとき、移行作業に時間がかかったことから今回は去年7月に準備を開始し、新しい元号が公表される今月1日までに準備作業をすべて終えました。2日からはシステムが正常に作動するかなどの確認作業を進めていて今月22日以降、完成したシステムを引き渡していくということです。業務を担当するIT企業の川口誠司さんは、「昭和から平成に変わったときと比べると、事前に準備する期間があったので、問題なく移行できると思いますが、ことしの10連休は仕事をすることになるかもしれません」と話していました。令和の動き、これからさらに活発化しそうです。

(2019年4月2日放送)

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