NHK札幌放送局

災害復旧で整備の浅瀬にイトウ稚魚確認

サケチャンネル

2018年12月4日(火)午後2時30分 更新

国内最大級の淡水魚、イトウの稚魚が南富良野町に整備された浅瀬にいるのが町の調査によって確認され、いわば“ゆりかご”とも言える場所で冬を越すものと見られています。

イトウの稚魚が確認されたのは南富良野町を流れる空知川に道がことし3月に設けた長さおよそ700メートル、深さ30センチほどの浅瀬です。この浅瀬はおととし川が台風の影響で氾濫し、流れが緩やかな「よどみ」など、イトウの稚魚が育つ、いわば“ゆりかご”が減ったことから設けられました。

ことし10月、町の担当者が調べたところ、およそ5メートルに1匹の間隔でイトウの稚魚が確認されたということです。これは浅瀬の上流や下流と比べておよそ20倍の頻度だということで、稚魚はここで来年の春まで落ち葉の下などに身を潜めるとみられています。道内だけで繁殖するイトウは絶滅が懸念されていて、南富良野町は9年前に条例を設けて保護を強化しています。

町は浅瀬の凍結などに注意しながら”ゆりかご”でのイトウの越冬を見守ることにしています。

調査を担当する南富良野町教育委員会の大光明宏武さん「川の食物連鎖の頂点に立つイトウの保護はほかの水生生物を守ることにもつながるので、しっかりと対策したい」

2018年12月3日放送

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