NHK札幌放送局

函館 歴史散策 楽しみ方をご紹介!

NHK北海道

2019年2月7日(木)午後6時34分 更新

函館の町の原点は公園?日本で最も古い観覧車は今も函館にある?
一大観光地、函館の一歩深い楽しみ方をご紹介します。

町の原点 公園から始まった?

標高334メートルの函館山。町の中心部ならどこからでも見える、まさに函館のシンボル的な存在です。

函館山のふもとにある元町公園。この元町公園こそ、函館の原点になった場所なんだとか。

実は函館という町、昔は「箱館」という書き方をしていました。室町時代、陸奥の国から渡って来た武将が初めて館(たて)を建てた場所が元町公園。その館(たて)が箱型をしていたことから箱館と呼ばれるようになったそうです。

元町公園があるこの場所は、町の名前が誕生する原点だったのです。

ハイカラ文化を体感!

元町公園がある西部地区は、明治時代では港町・函館の表玄関でした。今でも古い町並みが大切に保存されています。そんな西部地区ならではのものをご紹介。

明治42年に建てられた、旧北海道庁函館支庁庁舎。

現在は観光案内所として使われていますが、

明治の雰囲気はそのまま残っています。

日本で最も古いと言われている、北海道のお侍さんが写った写真のレプリカも展示されています。

幕末以降、西洋の先進的な文化をどんどん吸収していった西部地区。様々な「初めてのもの」が今でも現役で活躍しています。

まずは、函館山のふもとに今も残る「初めてのもの」。

函館公園のなかにある遊園地。

昭和25年に作られ、日本で最も古い観覧車がいまも現役で活躍しています。

また、かつてデパートが入っていた建物では・・・

昭和の初めに作られた、手動式エレベーターが今も現役で活躍中です。

このエレベーターは、東北以北で最も古いものなんだそうです。

さらに北海道で初めて走った路面電車。

明治時代の車両を復元した、「箱館ハイカラ號(ごう)」が現在も運行中。

木材をふんだんに使ったレトロな車両が観光客に大人気です。

この他、函館の西部地区には日本で最も古いコンクリート製の電柱も現役で使われています。

みなさんも是非、函館の「初めてのもの」、ハイカラ文化に触れてみてはいかがでしょうか。

独自のレトロ空間でスイーツを堪能!

元町公園から150メートルほど離れた住宅街。函館独自のレトロ空間と言われる、大正時代に作られたこちらの建物。現在は喫茶店として使われています。

注目すべきは建物の造り。1階部分は和風建築、2階部分は洋風建築になっています。こういった建物のことを上下和洋折衷住宅と言い、函館独自の建物なんだそうです。港の船から見ると住宅地の2階部分だけが見えるため、貿易相手の外国人に「日本は素晴らしい建物が多い文明国なんだ」と知ってもらうためだったと言われています。

こちらのお店、かつては駄菓子屋さんだったそうで、その時から使われているショーケースは今でも現役。

手作りのクリームあんみつは、とてもカラフルで懐かしい味がするのだそうです。

歴史を知るとよりいっそう楽しめる函館。皆さんも函館を訪れる際には歴史を探りながら町を散策してみてはいかがでしょうか。

>次回 旬感☆ゴトーチ!湯の川温泉 絶景&絶品グルメをご紹介
2019年1月22日放送
旬感☆ゴトーチ!
「函館 歴史散歩のススメ!~北海道 函館市~」より

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