NHK札幌放送局

アイヌ民族伝統のマレㇰ漁を伝承

サケチャンネル

2019年1月6日(日)午後3時17分 更新

アイヌ民族伝統のサケ漁の技術を次の世代へ伝えるため、千歳市の川で伝統的な道具を使ったマレㇰ漁が行われました。

伝承を目的としたサケ漁は千歳アイヌ協会がこの冬から始めました。4日、子どもたち2人と地元のアイヌの人たちが、かつて漁が盛んに行われていた千歳市の千歳川に集まりました。
参加者は川の神に酒をささげたあと、長さ2メートルほどの木の柄の先にかぎが付いた漁の道具「マレㇰ」を持って川に入りました。

子どもたちはアドバイスを受けながら音を立てず慎重にサケとの距離を詰め、狙いを定めてマレㇰで突いてサケを捕まえていました。

参加した高校生の川浪一輝さん
「サケを捕まえるのは簡単ではなかったが、伝統のある漁を終わりにしたくないのでもっと技術を磨きたい」
指導に当たった千歳アイヌ文化伝承保存会の石辺勝行会長
「若手に漁を教えることはアイヌと自然の関わりを伝えるためにも意義深い。漁がもっと自由にできるようになってほしい」

アイヌの人たちによるサケ漁は明治以降、自由に行うことができなくなり、今回の漁も管理する道から特別に許可をとって行われました。
政府はアイヌの人たちの要望を受け1月召集される通常国会にサケ漁の規制緩和を盛り込んだ法案を提出することにしています。

2018年1月5日放送

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