NHK札幌放送局

夜の旭川 大人たちが集う遊び場

ほっとニュース ミニ

2019年2月14日(木)午後7時40分 更新

夜の旭川市には、仕事を終えた会社員などが次々と集まる場所があります。大人たちを引き付けるものとは一体なんでしょうか。

旭川の中心部、雑居ビルの1室。
夜6時を過ぎると、待ち合わせるでもなく1人また1人と集まり、店内はにぎわいます。

大人たちを熱く引き付けているのは・・・

ボードゲームです。

集まった人たちの年齢や職業はさまざま。この場所ではゲーム以外のことにあまり深く立ち入らないのが暗黙の了解で、本名ではなくハンドルネームやニックネームで呼び合います。

「ここに来たらみんな仲間というか、年齢も職業も気にしないというか」(常連客のきくぞうさん)

教えあうのも楽しい ボードゲームの魅力

置いてあるゲームは、200種類以上。ドイツ製やアメリカ製のゲームが中心です。

2時間500円で利用できるこの施設。大量のゲームの中から、その日の気分にあったゲームを探します。

この日集まった人たちは、プレーヤーが火星を開拓する企業のスタッフとなり、水や酸素を供給しながらインフラを整備して住みやすい星にするゲームを始めました。1回のゲームはたっぷり2時間以上。

お客さん同士でルールを教え合うので、初めてのゲームでも楽しむことができます。

「教えてもらうということは、結構お金がかかることが多かったり、難しかったりしますが、(ここでは)教えてもらうこと自体が遊びの一部に含まれている」(お客さんのシモムラさん)

集まるメンバーは毎回違うので、ボードゲームを通じて新たな出会いも生まれます。

「ゲームセンターすらオンラインゲームじゃないですか、どこかの誰かと勝負したり。そういうのよりかは、コミュニケーションとりながら遊ぶのが個人的にはすごく楽しいかなぁと思ってます」(お客さんのミノルくん)

「小さい頃って公園とかでたまたま会った子とわぁって遊んだりして、そのまま別れて名前も知らないって事ありますけど、それを大人になって意図的にできる所。大人が子供になれる場所」(お客さんのハセさん)

社会人になってできた新しい友達と、顔を合わせて濃密な時間を過ごす人たち。
ボードゲームスペースは、今夜も盛り上がります。

実はこの場所は「コワーキングスペース」と呼ばれる、異なる職業の人たちが働く場所で、新たなビジネスのきっかけとなる場でもあります。利用者が伸び悩んでいたことから試しにボードゲームを置いたところ、多くの人が集まるようになりました。

経営する男性は、ボードゲームでの交流にとどまらず、新たなビジネスが生まれるような場になってくれればと考えているそうです。

(2019年1月30日放送)

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