NHK札幌放送局

Part.2 野村カカさんのルーツをたどる旅

0755DDチャンネル

2019年7月25日(木)午前10時34分 更新

北海道ブラジル100年のサンバを、若本香織さんと作り上げたのが、現地在住のミュージシャンで北海道移民4世の野村カカさんだ。カカさんは7月、演奏ツアーではじめて北海道を訪れる。それは自らのルーツをたどる旅だ。


サンパウロ州レジストロにある煙突とレンガ造りの倉庫群は、100年前からあった(冒頭の写真下)。 レジストロは日本からの移民の受け入れを担った海外興業株式会社の本部があった街。肥沃な大地に日本からの農業移民が数多く入植し、米を中心とした農業が発展した。建物はその歴史を象徴する当時の精米場と米倉庫だ。

倉庫群は近年まで移民資料館として使われた
資料館に展示されていた入植当時の地図

こちらは、レジストロにできた「日本村」の地図。いくつもある区画にそれぞれ日本人の入植者たちの名前が記されている。注目は「土田良一」さん。実は、野村カカさんの母方の先祖にあたる人だ。良一さんの家族としてブラジルにやってきたのが「儀三」さんで、「儀三」さんはカカさんの、ひいおじいちゃんだ。

北海道から南米に移住した人々について記録した「北海道南米移住史」によると、土田良一さんの家族は、1920年に出航した土佐丸でブラジルへ渡っていた。さらに同じ土佐丸には「石川貞治」さんと娘の「せつ」さんも乗っていた。その石川せつさんこそ、カカさんのひいおばあちゃんだ。

同じ移民船でレジストロにやってきた2人は、入植4年後の1924年に結婚、そこから数えて4代目が、野村カカさんである。

野村カカさんは7月25日、念願だった北海道入りを果たす。26日は、ひいおじいちゃんの土田一族ゆかりの旭川市で、27日は、ひいおばあちゃんの石川一族ゆかりの雨竜町で、さらに28日には札幌市で、ライブを開く。
100年の時と1万8千キロの距離を超えて、若本さんとともにブラジルと北海道を歌声でつなぐ。


北海道ブラジル100年記念ライブ
7/26(金)~土田一族のルーツを訪ねて~ 旭川市CLOVER GINZA BASE
7/27(土)~石川一族のルーツを訪ねて~ 雨竜町 雨竜Inacafe豆
7/28(日)CDリリース記念イベント 札幌市 HOTEL POTMUM

「Hokkaido Brasil 100 Anos」
若本さんとカカさんは、8月2-3日に札幌市で開催される「札幌すすきのサンバカーニバル」で生演奏する予定。



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