NHK札幌放送局

北海道の食材を包むまぼろしのギョーザ

おはよう北海道

2019年4月3日(水)午後7時00分 更新

斬新な見た目のちょっと変わったギョーザが、いま東京を中心に話題となっています。作っているのは料理人ではなく、札幌出身のミュージシャン パラダイス山元 さん。北海道の食材にこだわった山元さんのギョーザをご紹介します。

ミュージシャンが作るギョーザ

東京・杉並区にある山元さんのお店。

店を開けるのは月に2、3回だけ。その理由は……

本業のミュージシャンの仕事の合間を縫って営業してるからだそうです。

利益を度外視して作る、山元さんのギョーザとは?

「はい、お待たせしました」

北海道のホッキ貝を丸ごと包んだギョーザ!
ホッキ貝がはみ出しています。

仕上げに北海道産のイクラを上からたっぷりと!
しょうゆやラー油は一切使いません。ホッキのうま味があふれ出し、後から追いかけて来るイクラのプチプチ感がおいしさを引き立てます。

他にも、取れたてのウニをたっぷり使ったものや、ホタテ、ラム肉、ごっこ(ホテイウオ)の卵など、ギョーザとしては珍しい具も。
山元さんは、30年以上も北海道の食材にこだわってギョーザ作りを続けてきました。

「包んで蒸されたり包んで焼かれたりということで、さらにその素材が口の中でおいしく感じられる。そこがね、ギョーザのマジックなんですね」

山元さんのギョーザ作りの原点は、幼いころ札幌で母親と一緒に作ったときの思い出です。

「楽しかったですよ。自分の作ったものを焼いてくれてそれを食べられるというのは、子ども心にセンセーショナルですよね」

札幌を離れ、東京でミュージシャンとして活動するようになってからもギョーザの研究を続け、ギョーザ研究家として何冊もの本を出版するまでになりました。

食材の魅力を引き出したい

山元さんがギョーザを作るうえでこだわり続けているのは、北海道の食材。何度も北海道に足を運び、ギョーザに使えそうな食材を探しています。

「いや~、ギョーザにのせたくなりますね」

ギョーザの皮で包むことで食材の魅力をもっと引き出せないか。
山元さんは試行錯誤を続けています。

ギョーザでみんなを笑顔に!

そんな山元さんがいま注目しているのは、胆振東部地震の被災地・むかわ町のシシャモ。

山元さんは昨年のクリスマスに被災地を訪問し、子どもたちを元気づけたそうです。

ギョーザには人を笑顔にする力があると信じる山元さん。今度訪ねるときは、みんなでギョーザを作って笑顔を取り戻したいと考えています。

「ギョーザを大勢で作ったりするとすごくおもしろいんでね。みんなで一緒に、包みましょう、焼きましょう、という催しを考えてみたいですね」

(2019年3月15日放送)

#北海道の食

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