NHK札幌放送局

今が旬 積丹のウニ 味わい尽くそう!

ほっとニュース ミニ

2019年8月2日(金)午後5時55分 更新

積丹の夏の味覚、ウニ。積丹ブルーの海で育ったウニを食べようと、多くの観光客が積丹町を訪れています。旬のウニを存分に楽しむための、さまざまな味わい方や取り組みについてご紹介します。

この時期盛んなウニ漁

積丹町のウニ漁は、毎年6月から8月までの3か月間行われます。漁ができる時間に制限があるため、良いウニをいかに見極めて取るかが漁師の腕の見せどころなのだそうです。

ことしの状況について、ウニ漁歴30年の白川 浩治さんが話してくれました。

「ことしは例年になく海藻の繁茂状況がよくて、実入りも最高ですよ。6月下旬から7月が特に甘みが増しておいしいです。ぜひ積丹に来て、おいしいウニを食べてもらいたいです。」(東しゃこたん漁協 白川 浩治さん)

工夫をこらした売り出し方

ウニの売り出し方にも注目してみました。

開店前から多くの観光客が並ぶこちらの飲食店には、ウニ好きの心をつかむ仕掛けがあります。自分で作るウニ丼です。

直径1メートルほどの大きなボウルに入ったウニを、すくい網で好きなだけすくい、どんぶりごはんによそうことができるのです。
すくえるのは一度だけですが、上手にすくうと通常サイズの3倍もの量になることも!

素材の味をたっぷり楽しんでほしいという店主の思いから始まりました。

また別の飲食店では、春と秋の限定メニューとして「うにラーメン」を販売しています。

塩味のあっさりしたスープは、ウニをふんだんに使ってだしをとったもの。具のウニは、生ウニを蒸して冷凍保存したものです。オフシーズンでもウニを味わうことができます。

「積丹のウニは蒸してもおいしいですよ。秋以降は生ウニはないけれども、やっぱりウニを食べたいって人はいますので。旬の時期以外にもこの味を味わっていただきたいですね。」(飲食店 佐藤 繁子さん)

安定供給をめざして

ウニ漁は3か月間行われますが、天候に左右されやすく、実際はシーズンの3分の1程度しか漁に出られません。

いかに安定的にウニを消費者に届けられるか。

ウニを研究して35年の水鳥 純雄さんは、こうした課題を解決するため、水槽に海水を入れて温度を管理する設備を開発しました。

この設備でウニを備蓄することで、出荷のタイミングをコントロールできるようになります。
およそ2年前から実用化に向けて試験を実施しており、ウニをいかに確保して販売していくかは、現在、検討しているということです。

「実用化されれば漁業者の収入が安定しますし、飲食店の方々も安心してお客さんを呼べます。町を訪れる人も、いつでも積丹のウニが食べられるように。そんなことを考えて試験をしています。」(積丹町水産業技術指導員 水鳥 純雄さん)

積丹自慢の味覚は、熱い思いを持つ多くの人たちによって支えられています。

(2019年7月5日放送)

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