あなた×NHK=∞

デジタルセンター石丸 響子

  • デジタルサービスのディレクション業務
  • コンテンツ展開に関わる業務
    (メディア編成・展開戦略・イベントなど)

代表的な仕事

https://www.nhk.or.jp/gendai/comment/0005/

  • 「#あちこちのすずさん」など様々なプロジェクトのデジタル発信サポート様々なプロジェクトや地域放送局のデジタル発信をサポートしています
  • 大手ポータルサイトに国内派遣大手ポータルサイトに派遣され、Webの制作や動画制作など様々なことを学びました
  • ニュース番組の制作・送出夕方のニュース番組の制作や送出などを担当

NHKに入ったきっかけ

広い世界を知ることができる
「テレビ」の可能性を感じて

ネットが今ほど普及していなかった子ども時代、地方で生まれ育った私の環境では、なおさら情報を得る手段が限られ、世界が狭かったと感じています。その中でテレビだけは、広い世界を見せてくれるものでした。大学で都会に出てきて世界が広がってきたころ、故郷に住む近しい人が将来に絶望して悲しい選択をしました。世界の広さをもっと知っていたら、別の選択をしたのではないか。目の前の世界に閉そく感を感じている人にも、「テレビ」というメディアなら、楽しいこと、知らないこと、美しい景色、など広い世界を知ってもらえるのではないか、と思ったのが、今の仕事を意識したきっかけでした。中でも、NHKは地域放送局があり身近に感じていました。

仕事に対する思い

「今年も楽しみにしている」
直接届くユーザーの声

「#あちこちのすずさん」という、戦争体験をつないでいくプロジェクトを担当して3年目になります。Web記事を配信したり、ツイートをすると、見てくださった方から「今年も楽しみにしています」「一緒に戦争について考えたいと思います」というリアクションをSNSなどで頂くことが増えてきて、その言葉一つ一つにとても励まされます。また、高校生、大学生と一緒にワークショップを開催し、その様子をWeb記事などで発信することで、直接的な関わりが「デジタル」という空間でまた形を変えて伝わっていくことに、公共メディアとしての可能性を感じています。

今後の展望

届けることに本気になる
メディア人としての覚悟

最近は、テレビを見ない人が増えてきています。自分自身、明らかにテレビをつけて座っている時間が少なくなっています。それでも自分自身の原点でもある「広い世界を見せたい」「正しい情報を届けたい」という目標は今でも変わっていません。それを届けることに、本気でありたいと思っています。リアル、デジタル、放送、などなど、手段を問わず必要な人に、必要な情報を届けるために、あらゆるツールや手段を使い、正確で多様なコンテンツを届けていきたいと思っています。

デジタル×NHKの魅力

多様性の宝庫 「これがデジタル」
なんて誰が決めるの?

エンジニア・デザイナー・アナリスト…何にも当てはまらないスキルセットの人(私はここかもしれません)、多様な人財が、NHKのデジタル分野にはいます。そしてチームで、番組の企画からHPを制作したり、SNSの戦略を実行したり、データで分析したりといったことを行っています。例えば、地域放送局の取り組みをサポートするプロジェクトでは、現地局の職員と、デジタル職員のエンジニアと一緒に、その地域ならではのサイトを制作しました。現地局職員の地域の方々と向き合う姿勢に感銘を受けたり、エンジニアのHP制作過程が大きな学びになったりと、バックグラウンドが違う者同士大きな刺激になりました。その多様性でもって、刺激を与え合いながら新たなチャレンジができる土壌が今のデジタル×NHKの魅力だと思います。

デジタル×NHKの可能性

デジタル…その先へ

みなさんは、デジタルとそうでないもの、どの程度区別していますか? もはや、その境界線は曖昧になってきていると思います。放送をデジタルで見て、デジタルで発信されるものをイベントで共有する、そんなリアルもデジタルも放送も溶け合った世界の中で重要なのは、やはり「コンテンツ」だと思います。NHKには豊かなコンテンツがあります。それらをあらゆる手段で見て、感じて、使っていただく。それが未来のデジタル×NHKの可能性だと思っています。

1日のスケジュール

  • 07:00

    起床

    3人の子どもたちに朝ごはんを食べさせ、お弁当を準備します

  • 09:00

    始業

    在宅勤務が多く、家で打ち合わせやWeb記事の編集などを行っています

  • 12:00

    昼休み

    余裕があるときは30分間ランチタイムヨガをして体を動かします。在宅勤務は運動不足が課題です

  • 14:00

    週に何日かは上司や後輩と1on1ミーティング

    通常の打ち合わせでは話せない「今気になっていること」など雑談に近いブレストが新たなインスピレーションにつながることも

  • 16:00

    他メディアとの打ち合わせ

    なるべく、局外の方々とコミュニケーションを取り、連携するよう心がけています

  • 17:00

    学生たちとワークショップについてミーティング

    大学生と一緒に定期的にワークショップを開催しており、そのミーティングを行います

  • 19:00

    終業

    夕飯を作り子どもたちに食べさせます 一日あったことを話す大切な時間です

  • 20:00

    1人時間

    本を読んだり、勉強をしたり、少しでも自分だけの時間を持つようにしています 次の日の仕込みも