人事局藤本 陽介
広告系の制作会社でフロントエンドエンジニアとして主にキャンペーンサイトの制作やイベントのサイネージ制作をしていました。挑戦的な内容の仕事が多く、とても楽しかったのですが、次第に「自社コンテンツを作りたい」という思いが強くなっていきました。前の会社にいた時にNHKのプロジェクトに参加したところ、芸術やスポーツ、戦争をテーマに、どれもが技術や表現の面で挑戦しているものばかりでした。NHKだったら多様で幅広い分野のコンテンツが豊富にあり、それを使って様々な表現に挑戦できるのではないかと思いました。
自分がいることで、新しく何ができるのかが大事だと思っています。いまは人事局から、地域放送局や報道局とのプロジェクトに参加しています。NHKのデジタル分野での挑戦は始まったばかりです。だからこそ、まだやっていないことや新しくできることが沢?あると感じています。青森放送局と共に作った、夏祭りのモザイクアートのサイト制作では、地域放送局で視聴者の方々と向き合っている職員ならではの思いを形にするため、新しい表現方法に挑戦し、伝えたい内容をより深く表すことができたと思っています。「検索できる機能があり、自分の写真を見つけることができて嬉しい」「1枚1枚の写真が集まってひとつのアートになっていく演出がすばらしい」という反応もいただき、とても嬉しかったです。『その技術や表現を、こっちでも使いたい!』と言われることを目標に、日々プロトタイプを作って新しい表現を追求しています。
入局して改めて、NHKにはこれまで培ってきた宝がたくさんあるな、と感じています。NHKが持つ取材・データ・CGなどの素晴らしい素材をもっともっと生かしていきたいと思っています。参議院選挙のボートマッチのサイトは、まさに、これまでの選挙でも行われてきた候補者アンケートを生かしたコンテンツです。ボートマッチを含めた選挙特設サイトは本当にたくさんの人に見てもらいました。NHKが持つ宝、素材は、かけ合わせたり表現方法を変えたりすることで新たな価値を生み出すことができるのだと実感しました。より多くの人にその価値を体感してもらうために、新しい表現方法に挑戦し続けていきたいと思っています。
NHKには多種多様なコンテンツが豊富にありますが、あまり知られていないものも多く、もったいないと感じています。国民の命と暮らしを守る災害報道や、伝統文化を伝えるコンテンツ、教育の分野は、その中でもNHKの強みだと感じています。その強みを生かして、新しいものを作るだけでなく、すでにある埋もれている素材をどう生かしていくかの視点を持ちながら、その価値を伸ばしていくことができる。それがデジタル×NHKの魅力ではないでしょうか。
NHK×デジタルはまだまだこれからの領域です。そしてNHKの中にはデジタルの分野で輝く素材がたくさんあり、新しい挑戦だからこそこれからできることが数多くあると思います。長年続く放送という領域では、しっかりとした取材に基づいた情報をベースに「NHKが出しているから信頼できる」と感じてもらえることも多いと思います。本格的に始まったばかりのデジタルの領域でも、「NHKだからできることは何だろう」を常に考えて発展させていきたいですね。
朝食と支度、SNS等で情報チェック
メール確認や直近作業の確認と整理
その日の予定共有やなにかあればメンバーに相談
午後の打ち合わせに向けてコンテンツのプロトタイプや資料の制作
チームで食べたり放送センター周辺を探索したり
進めている制作の状況共有や作ったプロトタイプで提案
コードを書いたり制作業務
テーマを決めて他チームの人達とも勉強会や知見共有会
書店に寄ったりドラマや映画観たり。海外ドラマが好き