NHKさいたまブログ

出所した人のうち、5年以内に再犯のため刑務所に戻ってくる人はおよそ4割。原因の一つは、仕事に就くなど、自分が必要とされる場に結びつかないことだと専門家は指摘します。
そんな中、注目されているのが、受刑者と企業をマッチングする専用求人誌です。この求人誌を通して、一人の男性が社会人として新たな一歩を踏み出しました。働き始めた元受刑者の日々から、再出発を支えるのに必要なことは何かを考えます。

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ハートネットTV「人生の再出発~ある出所者の日々~」
[放送予定] Eテレ
2020年9月14日(月)午後8時00分 〜 午後8時30分
          9月21日(月)午後1時05分 〜 午後1時35分

刑期を終えた元受刑者のうち、5年以内に再犯で刑務所に戻る人はおよそ4割にも上ります。原因の一つは、就職できずに社会的に“孤立”すること。金銭的に苦しくなり、誰にも頼ることができずに再犯に至るのです。
  こうした状況の改善につながるのではと期待されているが、2018年に創刊された日本初の受刑者専用求人誌『Chance!!』。受刑者の出所後を支えたいという企業30社ほどを掲載し、全国の刑務所や少年院などに無料で配布しています。「採用が難しい罪状」といった具体的な情報や、職場写真などが掲載され、情報が制限されている刑務所内でも、働くイメージが持てるように工夫されています。これまで2年間で86人の受刑者の就職先が決まりました。求人誌の制作者、三宅晶子さんは、「受刑者と企業のマッチングをすることで、誰にでもやり直せるチャンスを作りたい」と語る。
  この夏、『Chance!!』を通して、内定を得ている男性が、3年の刑期を終えて出所。埼玉県所沢市の建設会社で働き始めます。番組では、男性の出所の瞬間から、実際に働き始める日々に密着。さらに元受刑者が再犯におよぶ状況や、受刑者の就職をめぐる現状と支援の在り方を考えます。


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