NHKさいたまブログ

「ひるどき!さいたま~ず」水曜日
きょうは、ラジオ朗読「さいたま~ず朗読会」を初めて開催しました!

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今回取り上げたのは、ことし生誕115年となった浦和出身の児童文学作家で翻訳家の石井桃子さん。
 
『ノンちゃん雲にのる』などの創作をはじめ、『クマのプーさん』『ピーターラビットシリーズ』など、数多くの翻訳作品でも知られています。きょうは、幼い頃の記憶・つまり浦和での想い出を含めた自伝・回想記「幼ものがたり」を音楽に載せてお届けしました。

音楽を奏でてくださったのは浦和出身のアコーディオン奏者・熊坂路得子(くまさか・るつこ)さんです。当時の情景が浮かぶような楽曲や効果音などもたくさんつかって、朗読を色彩っていただきました♪

また、解説は、さいたま文学館 学芸員の大明敦(だいみょう・あつし)さん。石井桃子さんが幼い時の時代背景や人柄など、とてもわかりやすく解説してくださり、作品を読むにあたってスッとその世界観にいざなってくださいました。
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大勢の人の前で朗読会をすることなどは叶わないご時世ですが、いつかリスナーのみなさんの前で披露し、埼玉ゆかりの作家の作品と触れるきっかけにできる日を目指したいと思います。

→聴き逃し配信はこちらから


「まちむら便り」では、川越市の「全国チャレンジKIDSトライアスロン大会in川越水上公園」が3年ぶりに開催されることについてお伝えしました。心も身体も健康に!チャレンジしてみたい方はぜひチェックしてみてくださいね!

そして、番組内でもお話がありましたが、本日一緒に朗読をした、古野晶子アナウンサーがさいたま局を卒業することになりました…。寂しいかぎりですが、またどこかでお声が聞ける日を楽しみにしております…!(涙)ありがとうございました!!

以下、古野アナウンサーからのメッセージです

「来月・7月から東京に異動することになりました。浦和に赴任してからはあっという間の1年で、まだまだFM「さいたま~ず」でお伝えしたい事やお話を伺いたいゲストがいらっしゃるので、後ろ髪を引かれる思いでいます。今度の職場はマイクを使う仕事ではないので、今回の朗読会は私にとって一つの区切りになりました。拙い読みですが、石井桃子さんの世界観を感じて頂けたらと思います。これからもさいたま局のメンバーをどうぞ宜しくお願いいたします。またお耳にかかれる日を夢見て…。」

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