NHKさいたまブログ

きょうは、「絵本でさいたま~ずさん」のコーナーをお届けしました。
ゲストは、さいたま市在住の絵本作家、五味ヒロミさんです。
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今日は五味さんのデビュー作である‟おいしいまんまるさん”を朗読しました。

ぱりぱりな海苔に巻かれた三角のおにぎりちゃんや、ぷるぷるした四角いお豆腐くんなどかわいらしいキャラクターが登場し、読み進めていくうちに料理の名前が覚えられる絵本です。
お買い物で買った果物などと、本を照らし合わせながら見るのも楽しいかもしれませんね。


五味さんが病棟保育士として勤めている病院では、この絵本を読むと、「退院したら食べたいな」という感想が出るなど、子どもたちに希望を与えてくれる、あたたかい絵本です。

そしてもう一冊は、来月販売予定の「ちいさなてのおおきなうた」
手話を題材にした絵本です。

ですが、手話を学ぶための絵本ではありません。
補聴器をつけて幼稚園に通う女の子と、仲良しのお友達の日常が描かれていて、手話で生きる人の世界に触れて欲しいという、五味さんの想いが込められています。

どんなストーリーなのか、五味さんの朗読を、らじる★らじるで、お聴きください。
※6月24日18時~1週間配信

そして、この「ちいさなてのおおきなうた」の帯、推薦文を書かれているNHK手話ニュースキャスターの戸田康之さんの言葉にハッとさせられました。
『私たちは、「聞こえない人」ではなく、手話という言葉を使って生きる「目の人」です。
私たちの生きる世界は、耳を使う人とは違った目を使った生活様式や独自の価値観や文化があります。』

この絵本は、「目の人」が絵を描いていて、手話で生きる人の世界をリアルに映し出しているそうです。手話サークルに大学時代所属していた私にとって、手話がもっと身近なものになってほしいと思いました。