NHKさいたまブログ

明日で東日本大震災から12年。
そこできょうの「ひるどき!さいたま~ず」は防災コーナーを2つお送りしました。thum20230310_1.jpg

防災コーナー前半でお伝えしたのは、大地震が起きた際の「一斉帰宅について」。
埼玉県 危機管理防災部 災害対策課の伊藤真悟さんにお話を伺いました。

東日本大震災のときは、およそ515万人の人たちが帰宅困難になったと言われています。

実際、私自身も大きな地震が起きたら、真っ先に「家に帰らなきゃ!」と考えると思います。
しかし、政府などは、大規模地震の発生直後、むやみに移動を開始せず安全な場所で待機する「一斉帰宅抑制」の方針を打ち出しています。

伊藤さんによると、その理由は……大きく分けると2つ。
救急車や消防車などの緊急車両の通行の妨げになってしまうこと、
そして満員電車並みに人が密集することで、「群衆雪崩」が起こる危険性が高くなったり、余震による二次災害が起こったりする可能性があるためです。

家に帰るということが危険になるかもしれないと、考えるとどういう行動をとるといいか、心配になりますよね…
放送では、地震後の動きや、家族とどんな話をしておくべきかお伝えしています。
聞き逃し配信からお聞きください。⇒こちらから

 

後半の防災コーナーでは
「地震が起きたときの身の守り方」について埼玉県防災学習センターの方に伺いました。
家の中と外にいるときでどんな行動をとった方がいいか、分かりやすく解説していただきました。
こちらもあわせてお聞きください!

地震はいつ、どんなときにやってくるかわかりません。
とっさにとった行動が、自分の命を左右するかもしれません。
ぜひこの機会に自分自身、そして家族の命をどう守るか考えてみませんか?

 

また「まちむら便り」では、彩の国さいたま芸術劇場の芸術監督 近藤良平さんと電話をつないで
まもなく公開となる≪ダンス動画≫について伺いました。

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これ、ただのダンスではないんです!
地元・埼玉県に路線をもつ鉄道会社を盛り上げようと、‟鉄道会社らしい動き”を混ぜ込んだオリジナルのもの!
なぜコラボすることになったのか?!
音で‟振り付け”を想像しながらお楽しみ下さい。
なお、このダンス動画は、3月27日(月)から動画投稿サイトで公開される予定です。

※きょうは、放送内容を事前の予告から一部変更してお届けしました。