NHKさいたまブログ

ひるどきさいたま~ず金曜日。

今日は学ぶさいたま~ずさん 角川武蔵野ミュージアム学芸員の熊谷周三さんをゲストに迎え「武蔵野」をテーマに語っていただきました。

なんと熊谷さん、所沢から浦和のスタジオへ自転車でいらっしゃいました!

”武蔵野”を肌で感じるため、ふだんは自転車で県内を巡っているそうです。

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去年所沢市に誕生した角川武蔵野ミュージアムというと、アニメやアート、壁一面に本棚が並ぶ「本棚劇場」のイメージを持つ人が多いと思いますが、私たち1000万人が暮らす“武蔵野”を改めて見つめ再定義していく場所でもあるんです!

武蔵野とは何か。熊谷さんによると、武蔵野とは、一定の場所を指すのでなく、美しい風景の象徴のようなもので、時代によってその価値が移り変わってきたとのこと。

古くは万葉集の和歌の中に「武蔵野」の言葉は登場し、富士山や月が見える景色を表現する際に使われていましたが、明治時代、国木田独歩により、武蔵野の美しさは林(雑木林)という概念に変わりました。

その後、昭和の時代には、国木田独歩が描いた武蔵野は失われつつある・・・と民俗学者の宮本常一が嘆いています。

そこで熊谷さんは、令和の時代の武蔵野はどんなものなのか、みんなで考え、角川武蔵野ミュージアムから新しい武蔵野を発信していきたいと考えています。

皆さんが考える令和の武蔵野って、どんなものですか?

放送を通して一度考えてみてください。聞き逃し配信はこちら。