NHKさいたまブログ

彩たまDEEP

その道の達人に、埼玉のトリビアを教えてもらう「彩たまDEEP」
今回は、大河ドラマ「青天を衝け」の主人公”渋沢栄一”が大切にしていた”青い目の人形”を中心にお話いただきました。

ゲストは、埼玉県立歴史と民族の博物館、学芸員の杉山正司(すぎやま・まさし)さんです。

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青い目の人形は、1920年代、日米の親善を図ろうと、アメリカの宣教師、シドニー・ギュ―リックさんが、日本の小学校等に贈った人形です。

贈った数は、1万3000体ほど。渋沢栄一は、その人形の受け入れに尽力したといいます。
埼玉には、青い目の人形が178体も贈られ、今は県内の小学校等に12体残っているそうですよ。

その青い目の人形に、100年近く寄り添い続けている”友人”がいます。
それが、市松人形です。

杉山さんによると、米国から贈られた青い目の人形が、1人で可哀そうだから、贈られた学校の地元で市松人形を作り、隣に添えたのではないだろうかという事でした。

青い目の人形とペアで残されていた市松人形は5体。
渋沢の理念の1つである”忠恕”(思い遣り・まごころ)が、学校関係者の皆さんに伝わっているからこそ、100年も寄り添える友達ができたんでしょうね。