NHKさいたまブログ

県内の知られざるトリビアを、その道の達人に伝授してもらう「彩たまDEEP」のコーナー。
ゲストは大東文化大学教授の宮瀧交二(みやたき・こうじ)さんでした。


きょうは、リスナーの皆さまに、コロナ禍で疲れた心を少しでも癒やしてもらおうと、詩人お二人の作品を朗読いたしました。


まず、おひとりめは、分かりやすい言葉で優しい詩を残す‟吉野弘”さん。
「祝婚歌」などで、知られていますよね。
ご出身は山形県ですが、埼玉県狭山市に長く暮らしていた詩人の1人です。

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吉野さんは大正15年生まれ。

帝国石油勤務をした後、コピーライターを経て、文筆業の道へ進まれました。

これまで、詩歌俳句賞や詩歌文学館賞など、多数の賞を受賞されています。


吉野さんの作品は、小学校や中学校の教科書にも作品が取り上げられているので、馴染みの深い詩人かもしれませんね。
代表作は、結婚式でよく朗読される「祝婚歌」。今回はこの「祝婚歌」と「夕焼け」を、宮瀧さんに朗読していただきました。

 


そして、もうおひとりは、大木実さん。

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大正20年生まれで、さいたま市大宮区と鴻巣市に長く暮らした詩人です。
大木さんは、都内の出版社でお勤めされた後、旧大宮市の大宮市役所に異動され、詩の制作をされていました。

身近なわたしたちの日常生活を詩にしていて、生活詩人とも呼ばれていたそうです。

放送で朗読させていただいたのは、「日本のさくら」と「おさなご」

どちらも素敵な作品でしたが、特に「おさなご」は、日本人が持っている‟優しさ”や思い遣り”が伝わり、読んだ瞬間心が温かくなりました。