NHKさいたまブログ

うなぎの話題です!

浦和のうなぎは歴史が長い!?

 

5月22日(月)の

首都圏ネットワーク「おかえり天気」では、

気象予報士の黒田菜月さんとしゅと犬くんが

埼玉県さいたま市のNHKさいたま放送局から

うなぎの話題をお伝えしました。

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おいしそうな「うなぎのかば焼き」。

食べたくなりますね!

 

実は浦和のうなぎは、

江戸時代から続く、

歴史のあるものなのです。

 

中山道の宿場町だった浦和宿では、

近くの沼地や川でとったうなぎの蒲焼が

行き交う人から

大評判だったといわれています。

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ちなみに、「浦和のうなぎ」は、

「岩槻の人形」「大宮の盆栽」と共に、

「さいたま市伝統産業」に指定されており、

おかえり天気では、

後者の2つに関連する内容も過去に放送しています。

 

浦和の蒲焼の特徴は、

蒸す前に軽く焼くことでうなぎの旨みをより多く閉じ込め、

たれを付けて焼くところだといわれています。

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歴史ある浦和のうなぎの

食文化を盛り上げようと、

埼玉県内でうなぎを養殖しようという動きが

出てきています。

 

川越ではガス会社が長年培った技術を応用して

うなぎの養殖をはじめています。

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また、上里町では大規模な陸上養殖場の

建設が今月中にはじまる予定です。

敷地面積が4,222㎡、

建物の延べ床面積が1,114㎡で、

50tの水槽6基を設置し、

約9万尾のウナギの養殖が可能になります。

 

しゅと犬くんもうなぎのかば焼きのいい香りに興味深々でした。

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今回のおかえり天気中継は、5月29日の午後7時まで

NHKプラスでスマホやパソコンからお楽しみいただけます