動画再生200万回以上! “せやろがいおじさん”登場

ざっくり言うと
2018/11/30 にっぽん列島夕方ラジオ 沖縄熱中俱楽部「せやろがいおじさん」
YouTubeで大人気! だけど叫びすぎて喉はズタズタ
ネットの世界で「丸く語れる人」を増やしたい

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2018/11/30

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2018年11月30日(金)放送より

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沖縄放送局から月1回・金曜夕方にお送りしている『沖縄熱中倶楽部』に、YouTubeで大注目の“せやろがいおじさん”が出演! 一体何者なの?

【出演者】
志ぃさーさん:志ぃさー(藤木勇人)さん(うちな~噺家)
大橋アナ:大橋拓アナウンサー
せやろがいおじさん:榎森耕助さん(リップサービス)


志ぃさーさん: 『沖縄熱中倶楽部』、NHK沖縄放送局のスタジオから生放送でお送りしております。早速ですね、今日のゲストがいらっしゃってるということで。
大橋アナ: ご紹介いたしましょう。沖縄在住で、現在SNSで動画が200万回以上再生されている人気ユーチューバー・“せやろがいおじさん”です。
せやろがいおじさん: リスナーのみなさーん! せやろがいおじさんが『沖縄熱中俱楽部』にきたでー! ということでよろしくお願いします。
志ぃさーさん: 動画と同じ衣装ですね。
せやろがいおじさん: スタッフさんに「ぜひふんどしで」というふうに言っていただいたんで。
志ぃさーさん: なぜラジオでふんどしになる必要が? とは思っております。
大橋アナ: これが普段の格好なんですよね。赤いTシャツに赤いハチマキ、そして赤いふんどし姿というのが、このせやろがいおじさんのユニホームだと。
志ぃさーさん: 髪は赤いんですけど、これは?
せやろがいおじさん: 髪は染めてるんですけども。これもまあ茶髪ということで、全身赤で。
大橋アナ: なんかだんだん一体化してる感じもね。
志ぃさーさん: 沖縄だったら、ガジュマルの妖精“キジムナー”っていうのがいますけど、そんな感じですね。
大橋アナ: リアルキジムナーな感じで。
せやろがいおじさん: 後付けでその設定足しときます。
大橋アナ: いいかもしれないですね。どうですか? 実際目の前にして。
志ぃさーさん: 叫んでるなーというのは、すごく感じました。ずっと叫んでますよね。YouTubeの中でもね。
せやろがいおじさん: 最近ね、喉の方がズタズタになってきまして。今日も、後半ちょっと息切れする可能性があるんですけど、お許しください。
大橋アナ: この「叫ぶ」というのが、せやろがいおじさんの一番の特徴なんですけど、YouTubeであがっている動画というのは、沖縄の青い海をバックに叫んだり走ったり。時には海の中に飛び込んだりして、さまざまなメッセージを社会に向けて訴えているということなんですけれども。
志ぃさーさん: 僕が驚いたのは、すごい沖縄の自然をバックにしてるのに、沖縄の話じゃなかったりするっていう。
大橋アナ: いろんなテーマで叫んでいるんですよ。どんな動画なのかっていうのを、ラジオなので音声だけにはなるんですけど、今日は一部をご紹介したいと思います。テーマは「“沖縄料理まずい”と言う人にひと言」で、せやろがいおじさんが叫んでいる動画です。後ろから、海のバシャバシャという音も聴こえるので、その辺の映像をイメージしながら聴いてみてください。こちらです。

(動画内の音声)
おーい! 沖縄料理まずいって言うやつー! そんなん言わんといてー!! 確かに、それぞれ味の好みっちゅーのがあるから、口に合わへんっていうこともあると思う。でも、沖縄料理ってひと言でいうても、めちゃくちゃいっぱい種類あるぞ。沖縄そば、タコライス、じゅーしー、てびち、ラフテー、チャンプルー、天ぷら。炒め物から、揚げ物から、煮物から、ごはん物から、麺物まである中、全部が口に合わへんなんてことある? もはやそれ、そちらの舌サイドの問題では?
ひょっとしたら、初めて行った沖縄料理のお店が、あんまり~な所やったのかもしれん。確かに、観光客向けで、値段だけは高くて味はあんまり、っていうところ、正直なくはない。もしそうなんやったとしたら、それだけで沖縄料理のすべてを決めてしまうのは違うやろ。例えば、初めて女性とつきあって別れた男性が、「女なんてろくな生き物じゃねえ。女なんてもう、こりごりさ」って言うてたら「なに1人の女性とつきあっただけで女性のすべてを知った感じになってるん? 恥ずかし!」ってなりません?
とにかくお店との出会いに恵まれず、沖縄料理にマイナスイメージ持たれるの寂しいから、地元の人においしいお店聞いてみたらええと思う。沖縄の方いい人たちばっかりやし、地元の味に誇り持ってはるから、喜んで教えてくれると思うで。
え? ただ沖縄料理を見下して、自分が上に立ったような感覚に浸りたいだけ? そんなお前には12年間沖縄に住んで、沖縄方言を学んできたおじさんからひと言、うちなーぐち(沖縄の方言)でメッセージ送ったるわ!
「やった~ やーんかい ひーちきらりんど~!」せやろがい!

大橋アナ: 最後どういう意味だったんですか?
志ぃさーさん: 「沖縄の料理がまずいって言うな」って言ってるんですけど、言ってるのは、あくまでも関西弁で言ってますからね。沖縄方言じゃないよね。一番最後に「そんなことしたら、火つけるぞ」みたいな。
大橋アナ: 意外と物騒な。
せやろがいおじさん: 僕の中で結構、沖縄芸人のうちの事務所の中で、「やったーやんかひーちきらりんど」って、割とポップなギャグみたいな感じであったんで。言ってみたら、マジで怒られたりしましたね。「火はつけちゃダメ」みたいな。
志ぃさーさん: 沖縄って結構言い方きついんですけど、それも愛情表現だったり。
せやろがいおじさん: そうなんですよ。沖縄の女性とかが「あんた、しなすよ」とか言うの「えっ?」って思うけど、愛情がこもってるから、何かチャーミング。
大橋アナ: それも含めてかわいいというか、チャーミングですよね。
改めて、せやろがいおじさんのプロフィールをご紹介したいんですけど。いま事務所っていうお話もあったんですが、本名は榎森耕助さん。奈良県のご出身ですが、大学入学と同時に沖縄で暮らし始めて、沖縄生活が13年目。大学在学中から沖縄のお笑い事務所に所属し、コンビ<リップサービス>のツッコミとして、沖縄のお笑いコンテスト4連覇するなどの実績を残してきました。
そして、この夏から<せやろがいおじさん>というキャラクターでYouTubeで動画を配信し始めると、一気に全国区の人気者になっていきます。動画の内容は、今みたいにいろんなテーマ、時事問題とか日常で感じたモヤモヤについて物申していく、というものなんですが、現在30本近く制作されています。
志ぃさーさん: 見たんですよ。オリンピックに何であんだけ予算かかるのにボランティアやねん、みたいな。あのお金どこ行ってんねん、みたいな。これ本当にすごい納得してさ、「面白い奴がいるなー」と。
せやろがいおじさん: それはうれしいです。ありがとうございます。
志ぃさーさん: 全国の人が普通に思ってる疑問ですよね。
せやろがいおじさん: 思った以上にあの動画がすごい広がって。それ以来、結構街中でも声かけられるようになったんですけど。
志ぃさーさん: あれ(オリンピックのボランティアについての動画)も結構きっかけになったんですか?
せやろがいおじさん: そうなんです。不思議とせやろがいおじさんで声かけてくれる方って、なんかテンション高くて。街ですれ違う時にいきなり「せやろがい!」って言ってくるんで、「うわっ!」ってなって。それだけ皆さん、やめていただけるとありがたいな、と。
大橋アナ: たくさんお便りも来ております。ラジオネーム、沖縄県の<ともぶんトゥーザスカイ>さん。「あー、せやろがいおじさんが有名になっていくよー。リップサービスの榎森がどんどん遠くなっていくー。せやろがいおじさんの、毎回的確なコメントには脱帽です。動画などでは発言力あるんだから、これからも国民の“うちなーんちゅ”(沖縄の人)の代弁もよろしくお願いしますね」とお便りいただきました。
そしてもう1つですね、山形県の<やまちゃん>さんから。「“せやろがい”、山形は庄内弁なら、“んだろや”になると思います」ということでいただきましたけども。そもそも「せやろがい」ってどういう意味なんですか?
せやろがいおじさん: 「そうでしょう?」っていう、同意を求める言葉の圧が強い版、みたいな。関西弁ですね。
志ぃさーさん: 沖縄だったら「やらやー!」。
せやろがいおじさん: そうですね、そんな感じですね。
大橋アナ: 榎森さん、もともとこの、せやろがいおじさんって、何で始めようと思ったんですか?
せやろがいおじさん: 県内ではコンテスト4連覇とか、まあまあ実績残したんですけど、まあ食っていけなくて。なんとか食べていく方法ないかな、芸人続けられる方法ないかなと、YouTubeを始めまして。それも全然伸びなくて、何かせやろがいおじさんというキャラが、試行錯誤の中で出てきたという感じですね。
大橋アナ: 何でせやろがいおじさんだったんですか?
せやろがいおじさん: SNSで拡散したらいいな、ということで。皆さんに共感していただくような内容だと拡散されやすい、というお話を聞いたんで。何かちょっと、あるあるとか。世間の時事ニュースにひと言いうようなキャラにして、せやろがいおじさんという名前にした、という感じです。
志ぃさーさん: ある意味ブラックではあるんですけど、とても共感を得るし、やってる映像見てると、笑える部分もあるので。お笑いのうちに入ってますよね。ブラックユーモアね。それが普通に世の中に認められなければ、おかしい世の中だとは思うんですよね。
せやろがいおじさん: うれしいです。
大橋アナ: いろんなテーマで今公開されてますけど、ちょっとご紹介しますと、「渋谷のハロウィンで悪ふざけが過ぎる人たちにひと言」とか。あと最近公開されたのは、外国人技能実習生の問題についても物申されていました。そして、日常で感じたモヤモヤに入ると思うんですけど、「ハゲをばかにする価値観にひと言」とかね。共感する人多いと思います。
せやろがいおじさん: いろんなジャンルにとりあえず物申させていただいてるという感じですね。
志ぃさーさん: 2年前に間違って、ハロウィンの日に渋谷でおりたんですよ。普段15分ぐらいで行くところ、40分ぐらいかかった。本当に叫んだよ。気づかず、せやろがいおじさんになってた。
せやろがいおじさん: せやろがい志ぃさーさんに。
大橋アナ: せやろがいおじさん、今ホントにすごい人気で。今月は、沖縄や東京でトークライブも開催されたんですけど、東京の会場では、すぐにチケット完売というほどの人気でした。わたしも会場にお邪魔してインタビューしてきたんですね。ファンの方に、「せやろがいおじさんをどこで知って、どんなところが好きなのか」聞いてきたので、お聴きください。

(インタビュー)

女性①: 背景が海ですごいきれいなので、ドローンで撮影してるから全体が映るじゃないですか。なので、すごい和らげるというか、入りやすい。見やすいです。
男性①: 誰かがTwitterかFacebookで「これが面白い」と言ってて。なんとなく見たら、何か心にぐっとくるものがあって、チャンネル登録してしまったという感じですね。われわれがモヤモヤっと抱いていた気持ちを、スパッと一発で、短い言葉で語ってくれるっていうところが、すごく良くて。毎回楽しみにして見てます。
女性②: コメントが的確だけど、一方的な意見じゃなくて。片方の意見で「だめだよ」って否定するだけじゃなくて、「ここはいいけど、ここはだめだよね」みたいな。どっちの意見もちゃんと尊重して言ってるところが共感できていいのかな、と思います。

志ぃさーさん: 結構大声で叫んで暑苦しそうに見えるけど、沖縄の自然がさ、それをかき消してたりして。海の青さが。
せやろがいおじさん: そうなんです。沖縄の海のお陰で見れる映像になってるので。先ほどの僕の音声だけだと、ちょっときつかったと思うんですよ、皆さん。映像よかったら見てください。
大橋アナ: 実際、どうですか? こういう反応聞いて。もともとはお笑いをなんとか続けていく、知名度を上げていくために始めたということだったんですけど、こうした反響も聞いて、どんなこと感じてます?
せやろがいおじさん: 一応お笑いで漫才とコントをずっと続けてきて、それはまた皆さんに見てもらいたいっていう気持ちもあるんですけど、笑いのエッセンスを入れることで、難しい時事ネタとかを受け入れやすくなっているという効果もあるんだなと、やりながら気付いて。その部分に、結構期待してくれてる方が増えてきたんで、そこもしっかり応えられるように頑張っていきたいなと思ってるんですけど。
志ぃさーさん: いやすばらしい。これからも見続けよう。どんどん作品つくっていくんですよね?
せやろがいおじさん: はい。またどんどん作っていこうと思っております。
大橋アナ: 志ぃさーさんもね、そういう意味で言うと、ご自身も同じような活動をされて。
志ぃさーさん: そうですね。ルーツが似てますね。共感する部分も。
大橋アナ: これからはどうしていきたい、というのはありますか?
せやろがいおじさん: もちろん、リップサービスとしての漫才・コントも頑張って、面白いの作っていくぞ、っていうのと、せやろがいおじさんっぽい語り口というか、時事ネタを語る時に、汚い言葉でののしり合いみたいになってるのネットでよく見かけるんですけど、そうじゃなくて、相手のしゃべってることの一理も認めながら、丸い言葉で時にはユーモアも交えながら言ったら、殺伐とせず、わりと建設的な方向に行くと思うんで、そういうネットの発信の仕方を広げていけるような存在になればうれしいかなと思いますね。すごい真面目なこと言ってるんですけど、ふんどし姿なんで。それを思い出してもらうと、ちょっと面白くなるかなと。
志ぃさーさん: だいぶ努力してると思いますよ。この時期にきてすごい焼けてるもん。
せやろがいおじさん: そうなんです。昨日まで久米島行って撮影してました。頑張ってお金出して行きました。
大橋アナ: 初めての離島バージョンですか?
せやろがいおじさん: はての浜で撮ったやつを、来月中ぐらいにアップできたらうれしいなと思います。
志ぃさーさん: はての浜、隠れる所ないのに。暑かったね。

大橋アナ: いろんな海で撮影されてると思うんですけど、お便りきてます。沖縄県の<毎日わくわくしているチェコ>さんです。「わたしは、生まれも育ちも沖縄人です。奈良県出身の榎森さんが、沖縄でお笑い芸人として活躍されているのを、テレビやお笑いライブなどで知っています。もちろん、せやろがいおじさんがブレイクする前からです。一番うれしいのは、ドローンを使って、きれいな沖縄の海を撮影しているところが何よりうれしいです」と。
せやろがいおじさん: あの映像見て「沖縄行きたくなった」っていうコメント結構あるんで。こんな僕ですけど、観光立県沖縄に貢献してるのかなと、思っております。
大橋アナ: 今後の目標というのは何でしょう?
せやろがいおじさん: とりあえず、今せやろがいおじさんのトークライブで全国をまわっているので、その後リップサービスでまたファンをつくってまわって、そのあと沖縄芸人の面白い人を連れてまわっていって、「沖縄のお笑い面白いじゃん」って全国の人に思ってもらえるように、まわっていけたらなと思ってます。
志ぃさーさん: いやー、志高いね。これからもぜひとも、すばらしい舞台も含めて、ユーチューバーも含めて、活躍してほしいですね。
せやろがいおじさん: 頑張っていきたいと思います。
大橋アナ: では、もうひとつお便りきてるのご紹介しましょう。<この世界の片桐仁>さんからです。「せやろがいおじさんはラジオが好きだとのこと、どのようなタイミングでラジオは聴いていますか?」
せやろがいおじさん: 移動中と、家事しながらと、あとYouTubeに来たひどいコメントで傷ついてる時に聴いたりします。ラジオに癒されてます。
志ぃさーさん: SNSっていうのは結構そういうものもあるもんですか。
せやろがいおじさん: ありますね。「顔が生理的に無理」とか。ひどいのいっぱいありますよ。
大橋アナ: そういった、ネットの社会のちょっと苦しい部分っていうのを、せやろがいおじさんの言い方とか伝え方っていうのがね、いい世界に変わっていくきっかけになればいいですよね。
せやろがいおじさん: そうですね。ちょっとでもネットの世界で丸く語れる人が増えたらいいのかなと思いながらやっております。
大橋アナ: 最新情報はどこで知ればいいんですかね?
せやろがいおじさん: 僕のTwitterアカウントがあるんですけど、“せやろがいおじさん”とネットで検索したら、情報いろいろ出てくると思うんで。Twitterやってない方も僕のTwitter見れるんで。よかったらそっちでチェックお願いします。
大橋アナ: 榎森さんはですね、実はこのあと6時から、別のラジオ局でお仕事があるということなので。この辺りでお別れとなります。お忙しい中ありがとうございます。ということで、今日のゲスト前半は、せやろがいおじさん・榎森耕助さんにお越しいただきました。ありがとうございました。
せやろがいおじさん: どうもお疲れ様でした。また呼んでくれなあかんでー! せやろがい! どうもありがとうございました。
大橋アナ: ありがとうございます。
志ぃさーさん: 大阪弁っていいなあ。

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2018年11月30日(金)放送より

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