f 【放送テキスト】9月9日放送「電気に関すること」|NHKラジオ・防災サイト(音声&テキスト)
「災害列島 今、知りたいこと 伝えたいこと」

災害列島 今、知りたいこと 伝えたいこと

■「災害列島 今、知りたいこと 伝えたいこと」 放送より■

番組の一部をテキストでお読みいただけます。

電気に関すること

お話:
松島康生さん(災害リスクアドバイザー)
国崎信江さん(危機管理アドバイザー)

 

Q 携帯電話のバッテリーを長持ちさせる、長く使うためには、どのようなアイデアがありますか。

国崎:

携帯電話の電池の消耗を少しでも軽減するためには、飛行機のマークがついている<機内モード>にしておいていただいて、たとえば1時間のうち5分だけ機内モードを解除して普通の通信をできるようにすれば、55分の間に来た情報をまとめて取ることができます。たとえば、家族で何台か持っている場合には、機内モードを解除する時間をずらして情報収集をすることも1つかと思います。

松島:

スマホの場合は、画面の明るさ調整を暗く設定することによってバッテリーの持ちもよくなります。国崎さんも言っていましたが、ご家族や周りの方みんなで同じ情報を取りにいくのではなく、個別・時間差で取りにいくのもいい方法だと思いますね。

Q 停電で、マンションで水を使えなくなったという方も多く、中でも特に、赤ちゃんをお風呂入れてあげられないと困っているお母さんたちが多いようです。

国崎:

マンションは、電気の力でポンプで吸い上げているので、停電すると断水してしまいます。
赤ちゃんのいわゆる「沐浴」の場合には、できるだけ日中の暑いときにペットボトルを外に出しておき、温まったお湯でお尻や脇の下、首回りなど、あせもが出やすいところだけでも濡らしたガーゼで拭いてあげると、あせもや湿疹、かぶれを抑えることができるので、工夫していただきたいなと思います。

Q 今、節電が呼びかけられていて、暖房もなかなか使いづらいという声もあるんですが、寒さに対してはどう対処していくのがいいですか。

国崎:

寝袋があれば寝袋を使ったり、スキーウエアや防寒着を着たり。自分の体温を逃がさないような暖かい下着も売られていますよね。あとは首を温めたり、靴下を重ね着するなど、着る物で調整していただきたいと思います。

Q 「地震で停電した際、復旧時の火災を防ぐためにブレーカーを落とす、ということをラジオで聴いて初めて知りました。何をしたらいいのか、どう備えたらいいのか、何もわからないまま過ごす停電の間は不安でしたが、こうした必要な情報を知ったことは、冷静になるきっかけになりました」というメールをいただきました。
いわゆる「通電火災」への備えということですね。
「通電火災」というのは、停電の間に避難したときに、電気などをつけたままにしておくと、停電していたものが復旧したときに、バッと電気が流れて火災が起きてしまうということです。

国崎:

「通電火災」を防ぐためにも、ブレーカーを落として避難しましょう、と言われていますが、今、在宅されていて、電気も復旧してきたといった場合には、ブレーカーを落としてしまうと逆に不便になってしまいます。
たとえば、便座が温かくなるようにとか、浄水するような機能が常時付いていたりした場合、災害時ですから、そこはちょっと便座が冷たくても我慢していただいて、プラグをコンセントから外しておくというように、あまり使わないものはプラグをコンセントから外しておくという意識も必要かと思います。

松島:

国崎さんが言われていたように、家の中にいるのであれば電気が通ったかどうかはわかりますので、まず火災になるということはないかと思うんですけど、先ほどプラグを外すというのは非常にいいんじゃないかな。というのも、最近の機械類って、待機電力って使うじゃないですか。その状態でもやはり電気を食いますので、使うときだけプラグを入れるというような習慣づけをすることも必要ですよね。