スピードワゴン小沢も震えた! THE BLUE HEARTSと出会った瞬間の衝撃

ざっくり言うと
イントロのシャウトを耳にした瞬間、怖くなるほど世界が一変!
言葉で説明できない衝動が小沢少年の人生を動かした
2020/02/24 うたことば スペシャル~THE BLUE HEARTS~「熱量うたことば」

音楽

2020/02/24

16時台の放送を聴く
2020年2月24日(月)放送より

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2020年2月24日(月)放送より

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2月24日放送の<うたことば スペシャル>は伝説的なパンク・ロック・バンド、ブルーハーツを大特集。<又吉・児玉・向井のあとは寝るだけの時間>で盛んにブルーハーツのファンだとアピールしていたサルゴリラの児玉智洋さんとともに、スピードワゴンの小沢一敬さんが出演。「子どものころからずっと地球で一番ブルーハーツが好き」という小沢さんが、初めてブルーハーツを聴いたときの興奮と恐怖、憧れの真島昌利さんと対面したときの喜びなど、時折涙も交えつつ“小沢節”全開で語っていただきました!

【出演者】

向井さん:向井慧さん(お笑いトリオ「パンサー」)
高橋さん:高橋久美子さん(作家、作詞家)
児玉さん:児玉智洋さん(お笑いコンビ「サルゴリラ」)
小沢さん:小沢一敬さん(お笑いコンビ「スピードワゴン」)


向井さん: まずコーナーがございまして、小沢さんに好きな曲について語っていただきます。たくさんあると思いますが、コーナーのどなりをお願いいたします。
小沢さん: 「ポニーテールとシュシュ」
向井さん: 違います、違います。小沢さん、きょうAKB48特集じゃないんですよ。
小沢さん: (お笑い芸人としての)「さが」。
向井さん: 「さが」かぁ…「さが」が出すぎてます。
小沢さん: …ちゃんとやろう。マジで怒られるやつだから。
向井さん: タイトルコール、お願いいたします。
小沢さん: 「熱量うたことば」!
向井さん: このコーナーでは小沢さんに、ブルーハーツのいっぱいある曲の中から「これ!」というのを1曲選んで紹介していただきます。

小沢さん: 本当に1曲は難しいよね。ブルーハーツは全部好きなの。B面の2曲目みたいな曲も全部好きだし、シングルのカップリングの曲も好きだし。だけど、「1曲選べ」って言われるといつも「この曲だな」と思うのは…。
もう言っていいの?
向井さん: 言っちゃってください。
小沢さん: 「未来は僕等の手の中」
向井さん: こちら、1987年リリースのファースト・アルバム『THE BLUE HEARTS』収録。作詞・作曲は真島(昌利)さん。
小沢さん: (うっとりと)マーシー…。
児玉さん: うれしそう。
向井さん: 好きですね?
小沢さん: 好きだね。
中学2年生ぐらいかな。あんまり真面目な生徒でもなくて、学校に行ったり行かなかったり…みたいな。そんなとき幼なじみの子が、「ヤバいバンド、デビューしたよ」って言うの。
そのころ音楽もゲームも好きで、みんなと遊んだりするのも好きで…でも、音楽っていうと、お兄ちゃんたち世代にはBOØWYがいて、お姉ちゃんたちには尾崎豊がいた。そういうのもいいなとは思うんだけど、「お兄ちゃんのもの」「お姉ちゃんのもの」だと思ってたのよ。
そしたら幼なじみの子が、「すごいバンドいるんだよ。ブルーハーツっていうんだ」って言って…カセットテープだったんだけど。家にいて、そのときはベッドに寝転がっていたのかな。
向井さん: その瞬間を細かく覚えてます?
小沢さん: すごく覚えてる。
カセットテープをガチャッと差して、スイッチを何の気なしに押したら…イントロが始まって「あー!」っていうのよ。その瞬間、俺も「ワー!」って叫んじゃって。怖くなって枕に顔を押し当てて「ワー!」って叫び続けて、涙が止まらなくなっちゃって…。
児玉さん: なんでですか?
小沢さん: 初めての経験だったの。こんなに「ドーン」と体に入ったのが。
向井さん: しばらく聴いて…とかじゃなくて?
小沢さん: イントロがこう始まるんだけど…。
児玉さん: 最初、言いますよね。
小沢さん: あの瞬間に俺も「ワー!」ってなって…。
児玉さん: びっくりしたってことですか?
小沢さん: びっくりした。
向井さん: (笑)
児玉さん: 「歌詞がよかった」とかじゃなくて、「あー!」にびっくりしたってことですか?
高橋さん: 音圧ってことですか? 「パンクの音圧にびっくりした」っていう?
小沢さん: パンク…何だろう。分からないんだけど、「ワー!」ってなっちゃって。歌詞もそのままスルスル…気取った言い回しの「スポンジが水を吸うように」じゃないけど、全部歌詞がそのまま体に転写されていく感じ、というか…『ジョジョ(の奇妙な冒険)』のスタンドでいうと「エコーズ」みたいな…。
向井さん: 『ジョジョ』観てないんで…すみません。
小沢さん: 字が体に「バーン!」としみこむような…。
向井さん: そんな体験をしたことなかったんですね。
小沢さん: 1枚目のアルバム、40分ぐらいかな。カセットテープを何回も何回も、A面、B面…終わったらまた巻き戻して、ガチャガチャガチャッとずっと…1日やったね。
向井さん: へえ。
小沢さん: 特別だったね。で、「学校行こう。みんなとバンド組もう」と思ってバンド始めるのよ。だから、マーシーがいなかったら俺、今でもたぶん名古屋の家で寝てるかもしれないね。
向井さん: それぐらい「外に出よう」「いろんな楽しいことやろう」と(影響を受けた)?
小沢さん: マジで…こんな言い方気取ってるけど、白黒だと思ってたらカラフルになったね。びっくりしちゃった。
歌詞はもちろんすばらしいよ。『未来は僕等の手の中!!』とか『誰かのルールはいらない 誰かのモラルはいらない』とかすばらしいんだけど、歌として強かったね。この曲初めて聴いたとき、「ワー!」ってなったもん。
向井さん: (笑)
児玉さん: そこが分からない…。
小沢さん: いろんな音楽好きで、いろんな音楽聴いてきたけど、「ワー!」って言ったことはこのとき以外ないかもしれないね…「うわあ! 怖い怖い怖い! うわあ!」
児玉さん: 「怖い」って何ですか。
小沢さん: 怖かった。「今まで生きてきた世界が全部偽物だった」というか…「俺の知らない世界がある」と思ったから「怖い」と思ったのよ。
向井さん: へえ。
小沢さん: (そのとき以来の自分は)本当にブルーハーツの追っかけ。
向井さん: それまで音楽は聴いてはいたんですか?
小沢さん: 結構聴いてた。好きだったね。
ブルーハーツを知ってから、どんどんパンクというか、そういうジャンルにはまっていく。ジャンルでどうこう言うことじゃないんだけど、「俺はこういう音楽好きなんだ」と思って激しい音楽を聴くようになって、それで友達とか先輩とかどんどん増えていって…って感じかな。
向井さん: この曲は「初期衝動の曲」って感じなんですね。
小沢さん: さっき俺、真島さんと話したって言ったじゃん。そのときに真島さんが「小沢くんの言うとおりだよ」って言ってくれたときに…俺さ、うれしくて、「ありがとうございます」って言って…。
向井さん: 今も涙目…(笑)。
小沢さん: 「ありがとうございます」の次に言ったセリフが、「セックス・ピストルズの曲で何が好きか、せーので言いません?」だったの。
向井さん: 何ですかそれ?(笑)
児玉さん: 急にかわいいじゃん。
小沢さん: 普通だったら「アナーキー・イン・ザ・U.K.」とか「ゴッド・セイブ・ザ・クイーン」って言いがちなんだけど、せーので言ったら俺も真島さんも「ノー・フィーリングス」だったの。めちゃくちゃ幸せだったね。
向井さん: うれしいですね。
小沢さん: 俺、その瞬間、「ですよね! ワー!」って…。
高橋さん: 「ワー!」が出た。
児玉さん: 2回言ってるじゃん。
小沢さん: 2回とも真島さん…。
向井さん: 小沢さんに「ワー!」を言わせたのは2回とも真島さん。
小沢さん: うれしかった。すごくうれしかったね。
高橋さん: 好きな人と同じ曲が好きって、めちゃくちゃうれしいですね。
小沢さん: そう。「ロンドン3大パンクはピストルズ、クラッシュ、ダムド。だけどさ…」「こういう曲好きだよね」っていう話、ずっとしてくれたの。めちゃくちゃ幸せな日。
ウソじゃないよ? 俺ね、その日から2週間マーシーの夢見たもん。全部設定が違うの。
児玉さん: 連続で?
小沢さん: バンド組んでる夢だったり、中学の同級生だったり、いろんな設定で2週間毎日マーシーが出てきてくれたの。
向井さん: すごいな。
小沢さん: 幸せだったね。
児玉さん: めちゃくちゃ好きですね?
小沢さん: めちゃくちゃ好き。
児玉さん: すごいなあ…。
向井さん: その思いもありながら、ということで曲を聴いていただきたいと思います。小沢さん、曲紹介をお願いします。
小沢さん: それでは聴いてください。「ポニーテールとシュシュ」。
向井さん: いや、違うんですよ、小沢さん。「さが」が出すぎてます。「さが」を1回抑えてください。
小沢さん: 伏線回収しました。
向井さん: そんなダサいこと言わないでください。
小沢さん: それでは聴いてください。「未来は僕等の手の中」。

(♪~)

向井さん: ということで、「未来は僕等の手の中」聴いていただきました。
児玉さん: もう…(小沢さんの熱量が)すごいよ。
向井さん: すごいですね。
児玉さん: (自分のブルーハーツ愛とは)レベルが違いました。

小沢さん: いい曲でしょ? …「いい曲でしょ?」って、自分の曲みたいに言っちゃった。
高橋さん: バンドやりたくなりますよね。聴いとったら「ワー!」って言いたくなる。
小沢さん: そう。この曲聴いたらバンドやりたくなって、バンドやってたんだよね。ギターもやったしベースもやった。中学のとき学園祭でやったのはベース。そのあと、またちゃんとバンド組み直したときはギター。どっちもやったかな。
向井さん: その当時小沢さんの弾いたことがある曲も、もしかしたらこのあと流れるかもしれません。

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