昭和37年の「準急東海2号の車内音」を聴いてみよう!~貴重なてつおと発掘隊~

ざっくり言うと
NHKアーカイブスをはじめ、「日本全国で眠っている昔の貴重な鉄音」を、土屋礼央が掘り起こす! 「今はもう聴く事ができない 貴重なてつおと発掘隊」のコーナー
今回は、1962年(昭和37年)の「国鉄153系・準急東海2号の車内音」
2019/11/30 「鉄旅・音旅 出発進行!~音で楽しむ鉄道旅~」

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2019/11/30

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土屋さん: あ、どーも。今週も鉄分足りてますか?
お耳の栄養補給、てつおと発掘隊・隊長の土屋礼央です!
NHKのアーカイブスをはじめ、「日本全国で眠っている昔の貴重な鉄音」を、私、土屋礼央が掘り起こして、みなさんにお聴かせして、番組独自のアーカイブスを作っていこうというコーナーです。

今日は、レア中のレアじゃないですか? 1962年(昭和37年)の録音。国鉄153系電車「準急東海2号・東京行きの車内音」! これはいいですよ!

「東海号」とは、東海道線を走っていた列車です。
1955年に東京~名古屋間の準急列車としてデビューして、11年後の1966年に急行に格上げ。
1972年に東京~静岡間の急行になったあと、1996年に特急へと、さらに格上げ。
2007年に廃止されるまで、東海道線の人気列車だったという。
「東海号」というのは、どんどん格上げしていった列車。同じ名前でですよ! 大谷翔平さんみたいなもんですよね!
最初は単なる“新人”だったのが今やもう、“国民的スター”に! …そのような列車が、この「東海号」。

今日お聴きいただくのは、その最初の準急時代の音。いわゆる“入団1年目の大谷”の位置づけですよ!
貴重ですよ~。

この音の車両は、戦後の国鉄の急行型電車の基礎となった、直流急行形の153系。
オレンジと緑の湘南カラーで、全面の顔だけオレンジ一色という。
1962年といえば、まだ普通車・グリーン車という呼び方ではなく、普通車が「3等車」・グリーン車が「2等車」と呼ばれていた時代。グリーン車の登場は1969年からですからね。
153系の冷房化の改造は1964年から行われたので、まだ扇風機の“非”冷房時代…ということで、窓が全開に開いているような感じの音が聞こえてきますから、外の音の空気感までお楽しみください。

今日は、横浜駅の前後を切り出してみました。
というわけで、聴いてみましょう。
「1962年の国鉄153系・準急東海2号の車内音」です。
(※2020年1月24日まで聴くことができます)
土屋さん: いやあ~。「前を向いてるサラリーマンを、運んでいる音」がしましたね。元気な時代の!
準急でしょ? みんな急いで移動するのを運んでる感じ…。
でも、この「ガタンゴトーン・ガタンゴトーン」。
僕は1976年生まれですけど、なんとなく僕もやっぱ、この「ガタンゴトーン」の鉄道の音で、自分の体が出来上がっているなっていう、懐かしさを感じました。

今やロングレール時代ですから。このガタンゴトーンという音も出ないんです。

あと途中の…鉄橋ですか?! ちょっと音変わりましたよね。
きしんでたよね~。もう、“チューバッカ”(映画『スター・ウォーズシリーズ』の登場キャラクター)かと思ったよねぇ。「ブ~~・ウウウゥーッ!」って(笑)。

これまた、重い音してましたな。やっぱ、今の鉄道に慣れると、重いねぇ~音が。
途中の警笛もよかったね、タイフォンでしたっけ? これもサイコーでした。
こうやって、みんなを運んで…日本の高度経済成長期の音がしました!
われわれのそういう魂は、変わらずに持たないといけないな! …と、この鉄道の音を通して学んじゃったな、ということでございました。

というわけで、「今はもう聴く事ができない 貴重なてつおと発掘隊」!
今回は、「国鉄153系・準急東海2号の車内音」。
以上、私、隊長の土屋礼央でした!

直通一番列車の出発式にも参加した、「ついに都心へ直通! 相鉄・JR直通運転開業スペシャル!」の記事はこちらから

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