「冒険」がテーマの書評バトル

ざっくり言うと
制限時間3分で本を紹介! 『ミニ・ビブリオバトル』
今回のテーマは「冒険」
2019/07/05 NHKジャーナル【ジャーナル文化流行】

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2019/07/05

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2019年7月5日(金)放送より

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毎週金曜日に放送する「ジャーナル文化流行」。7月5日は『対決!ミニ・ビブリオバトル』をお届けしました。発表者が読んでおもしろいと思った本を、3分という制限時間内に紹介しあい、リスナーの皆さんが読みたいと思った本に投票する「ミニ・ビブリオバトル」。大学生対決を含め今回が27回目となりました。
7月のテーマは「冒険」。5月と6月に連続してチャンプ本を獲得、埼玉県で学校司書をしている木下通子さんと、会社員の石井真一さんとの対戦でした。


木下さん(左)の発表本は、深緑野分(ふかみどり のわき)著「ベルリンは晴れているか」(筑摩書房)。第二次世界大戦下でのドイツ。物語の舞台は連合国軍の統治下にあるベルリン。ソ連と西側諸国が対立する中、主人公のドイツ人少女の恩人が謎の死をとげて……。直木賞候補に挙がったミステリー作品。

一方、石井さん(右)の発表本は、ジェームズ・P・ホーガン著「星を継ぐもの」(創元SF文庫)。月面探査員が発見した宇宙服を着た死体……、それは死後5万年を経過したものだった。果たして現世人類とのつながりはあるのか? 地球以外の惑星に生物は存在するのか? 謎が謎を呼ぶSFミステリー作品。

普段は、書店へ本を卸す仕事をされている石井さん。本の魅力を常日頃から伝えていらっしゃるだけあって、初めてのラジオ出演とは思えない落ち着いたプレゼン! 石井さんの選んだ「星を継ぐもの」がチャンプ本を獲得しました。石井さん、おめでとうございます!

石井さんと菅野キャスター

お2人の感想です。まず、石井真一さんです。

石井真一さん: 冒険の定義が「非日常の体験」であるなら、まさに今回のラジオ出演は自分にとっての「冒険」でした。選書は、業界の人間として「ラジオを聴いて、明日、書店に行っても普通に買える」という条件は外せないと考えていましたので、放送を聴いて読みたいと思った方が、書店を訪れてくれるとありがたいです。今回は勝ち負けというよりは、木下さんからオススメ本紹介のバトンを受け継いだと考えておりますので、次回もその使命を果たしたいと思います。

そして、木下通子さんです。

木下通子さん: 学校司書はふだんから生徒に本を紹介していますが、ラジオで本を紹介するというのはとても新鮮でおもしろかったです。公共図書館や司書のいる学校図書館にもおもしろい本がいっぱいあります。ぜひ、図書館をのぞいて、ビブリオバトルにも挑戦してみてください。

今回のバトルをふりかえってみて……。
「ラスト20ページの衝撃……」という石井さんのプレゼンに対して、投票してくださったリスナーの皆さんからは「最後の展開が気になる!」「SFで推理小説なんて、とても興味がわく!」という声が寄せられていました。放送があった7月5日が七夕に近かったということもあって、「星」にちなんだ作品に興味を持たれた方も多かったのかもしれません。

石井さん、木下さん、ありがとうございました。そして投票をしていただいたリスナーのみなさん、ありがとうございました。

7月15日(海の日)のNHKジャーナルは、祝日特集として「ミニ・ビブリオバトル」をお届けします。皆さんからの投票、お待ちしています!

次回の「対決!ミニ・ビブリオバトル」は8月2日。こちらもどうぞお楽しみに!

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2019年7月5日(金)放送より

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