ブルボンヌと本ちゃんと考えてみた「男子のからだ」 前編

ざっくり言うと
「いつも立って困ります」「みんなそうです」
性器のことやマスターベーション、ちゃんと知らないと将来の性生活に問題が
2019/07/23 夏休み!ラジオ保健室~10代の性 悩み相談~「男子のからだについて」 司会:ブルボンヌさん ゲスト:本田剛文さん、岩室紳也さん、金子由美子さん

くらし・健康

2019/07/23

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2019年7月23日(火)放送より

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「性について、真面目に考えてみた」をキャッチフレーズに、10代の性についてじっくり考えた「夏休み!ラジオ保健室~10代の性 悩み相談~」。5夜連続、毎夜ゲストを迎えて2時間の生放送でお送りしたものを、10回に分けてお届けします。第2夜は「男子のからだ」。「男子って、性の話は茶化すよね」で始まるも、さまざまな世代の男子陣が茶化せぬ悩みに向き合います。

【出演者】

<ゲスト>
本田:本田剛文さん(BOYS AND MEN)
岩室(岩ちゃん):岩室紳也さん(医師・ヘルスプロモーション推進センター代表)
金子(カネティー):金子由美子さん(NPO法人さいたまユースサポートネット副代表)

<司会>
ブルボンヌ:ブルボンヌさん(女装パフォーマー)
青井:青井実アナウンサー


小便器に並ぶのが嫌だった

本田剛文(たかふみ)さん。2010年結成の東海エリア出身・在住のエンターテイメントグループ、BOYS AND MENのメンバー。

青井:
男子の性の悩みというのはどうしても茶化してしまうことがあるんですが、本田さん、男性10人のグループ「BOYS AND MEN」では性の話はされますか?

本田:
僕は18歳からこのグループに入ってて、恋愛禁止とは言われないんですけど実質そのような状況の中、出家してるも同然なので(笑)、みんな10代の感覚で気持ち的には止まってる。なので、性の悩みを真剣に話すっていう空気にはあんまり……。

青井:
男子はなぜ、恥ずかしがってしまうんでしょう。

岩室: 男って基本的にプライドの生きものじゃないですか。自分の弱みは見せたくないし、自慢できることはいっぱい言いたい。性の話題だと「お前知らないの?」っていうことが出てくるので、そういうのを人に知られたくないんじゃないですか。本田さんが18歳からの8年間、その仲間でどんな話をして来られたのか、すごい興味あります。
本田: 楽屋では、誰々さんがかわいいとか、いいよねとか。高校男子の会話のまんまだと思います。
岩室: そういうのを今の高校でやってほしい。今、やらないから。
ブルボンヌ: カネティーは保健室で、いろんな時代の悩みを聞いてきたでしょう?
金子: 男の子たちの性に関する興味や関心っていうのは、やっぱりペニスがあるからむけているとか毛がボーボーとか。あとはそれを攻撃する、金蹴りとか電気マッサージとかかん腸ごっことか。トイレが個室じゃないので、のぞかれてコンプレックスを持つ子もいるでしょう?
ブルボンヌ: 思い出します。小便器に並ぶ感じは自分もすごく嫌でした。
青井: 「あいつ大きいな」とか「小さいな」とか。
岩室: 昔はそうしてお互いいじめ合いながら、なんとか乗り越える力にもなっていたような気もするんです。
ブルボンヌ: ある意味、トレーニングになっていた?

岩室紳也さん。医師・ヘルスプロモーション推進センター代表。「紳也's ホームページ | コンドームの達人」でさまざまな悩みをメールで受け付け、回答している。

岩室:
そう。だから「そういうこと言っちゃいけないよ」だけじゃなくて、「言い合おう」と。言い合うことで乗り越える力がついてくるのかなと、思ってるんですけどね。

ブルボンヌ:
女子は生理が毎月訪れることもあって、より性を語れる子が多いと思ったんだけど、男子はどこまでいっても照れも含めて茶化した話し方になっちゃう人が多いのかな。

金子:
うちにエロ本が転がってたとか、お父さんのアダルトビデオ見ちゃったとか、最初にポルノで性を学んだ子たちって、体はまだ幼いのに例えば若い教員に「きのう旦那さんにかわいがってもらったの?」とか言って、本人はそのつもりじゃないんだけれども、女子からドン引きされたり。

岩室: ドン引きされることで「これ、言っちゃいけないんだ」っていう学びになる。だから、アダルトビデオなんかは「見るな」じゃなくて「5人以上で見ろ」って言ってる。だって、何が間違ってるか、何が正しいかって、どこで学びました? 例えばスカートめくっちゃいけないって、青井さん、どこで学びました?
青井: どこでだろう……。自然と学んできたような気はしますけど。
岩室: その“自然”っていうところを突っ込んでいくと、スカートめくってるやつがいて、めちゃくちゃ怒られて、女の子がすごく嫌がってるのを見て、っていうその経験の中から、学んでいるんですよ。

「いつも立って困ります」「みんなそうです」

青井: 男子の悩み、まずは京都の12歳の男子からです。

<いつも立って困ります。服を着ていると目立つし、トイレでおしっこもしづらいです。父はいないし、友達にも聞けないし、どうすればいいのか分かりません>

神奈川県の17歳の女子は、

<同級生の彼氏が、エッチなことをしているわけではないのにすぐに立ちます。男子高校生はすぐ立つのが日常茶飯事なんでしょうか>

ブルボンヌ: 普通じゃない? 教室で居眠りしたあととかそうなっちゃって、「やばいやばい」みたいな。前かがみになっちゃったり。
青井: はいはい。生理現象というか自然な現象だから、しょうがないですよね。
岩室: そうです。みんな経験してきたんだってことを知ったら、あとはいかに目立たないようにするか、工夫することですね。常に何か持ち歩くとか。
ブルボンヌ: 私のころって、ギャグみたいにあそこが膨らんじゃってるのが少年漫画に当たり前にあったけど。
青井: 最近ないですね、言われてみれば。
岩室: そういう情報が入ってこないから、悩んじゃうんですよ。

マスターベーションをきちんと学ぶ

青井: 実はこの特集に寄せられた10代の男子の悩みって、少なかったんです。そんな中で協力してくれた、高校2年生の男子の話をお聞きください。

<自慰行為、オナニーっていうんですか。全くしたくならなくて。健康被害とか悪影響はあるのかっていう疑問はあります。普通に女子に興味はあるんですけど、そこまでに至らないというか。別にオナニー、わざわざしなくてよくない? みたいな感じ>
<大人になったら性行為すると思うんですけど、どこまで知っといた方がいいのかなっていうところは少し疑問に感じてます>

ブルボンヌ: 高校2年生で、全くしたくならないのね、自慰行為を。
青井: 自分のころを考えると、そういうことしか考えてなかったような気もするんですけど。
ブルボンヌ: 私もです。
岩室: 発達には個人差がありますから、そんなに心配することはないと思います。でも、マスターベーションとかオナニーっていうのは、どちらかって言うと自分で開拓することではなくて他人に教えてもらうことですよ。私なんか中学から寮生活だったんで、周りの連中に「岩室、こうやってな、おちんちんしごくんだぞ。そうすると、気持ちいいものが出てくるぞ」って教えてもらった。ちゃんと教わってないと、うつ伏せ寝をしていて勃起してその摩擦で射精が起きてすりつけるような「床オナ」が広がっていって……。
ブルボンヌ: もう常にその体勢になっちゃうんだ。
岩室: それでしか射精できなくなる。それは将来的に、膣性交、要するに膣内で射精することができなくなって、「膣内射精障害」につながるんです。不妊症の原因で結構あります。自分の手だけで射精ができるような練習を、ぜひしてください。

金子由美子さん。NPO法人さいたまユースサポートネット副代表。埼玉県の公立中学校に、39年間養護教諭として勤務した後、15歳から39歳までの自立支援を応援する活動を行う。

金子:
「テクノブレイク」についての相談も増えていますね。

本田:
自慰行為をしすぎるといつか死んでしまう、みたいな話ですよね。

ブルボンヌ:
それなら私、1000回ぐらい死んでますよ。

金子:
中、高、大学生の男の子ばっかりの前でテクノブレイクの話をしたら、大学生が「死なないんですか?」って言うから、私もちょっと衝撃でした。

岩室: あるアメリカ人の俳優さんがマスターベーションしているような状況で亡くなってるのが見つかったんです。10年前ぐらいからですけど、そこからそういううわさになって。でも人間、何やってても死ぬじゃないですか。

「かぶれば包茎、むければオーケー」

青井: こちらも高校生の声です。

<仮性包茎っていうんでしたっけ。手でむいたら奥までいくみたいな。ちっちゃいころに親にやられた記憶があります。ほんとにちっちゃいころで、そのままっていう感じですかね>
<一応、中まで洗うんで毎日皮はむいてるんですけど、むくために別に努力してるわけでもない。勃起すると多少ちょろっと出てくる感じですね>

ブルボンヌ: 昔は雑誌の広告とかで、「仮性包茎だとばかにされるぞ」みたいにあおるものもあったから、そういうの見ちゃうと、良くないことなのかなって思って……。
岩室: 「彼女は包茎が嫌いだ。包茎の3悪、悪臭・先細・早漏追放。包茎切って男になろう」なんて、ありましたよね。その前に、そもそも「包茎」っていう言葉を知らない人が増えているんです。ちょっとね、今、このスタジオで手を挙げてもらいたいんですけど、包茎の方、どれぐらいいます?
ブルボンヌ: 仮性…?
岩室: いや、だから、もう、包茎。
ブルボンヌ: あっ、そこで差をつけるなっていう話?
岩室: そう。ふだん、かぶってれば包茎なんです。パンツを脱いでおちんちんの先まで皮かぶってる人はみんな包茎。日本人の大人の7、8割は包茎。
ブルボンヌ: 照れちゃいけないのよね、これは。
岩室: だって、普通のことなんです。さっき、「むいてる」って話が出ました。勃起しても勃起しなくても、皮を引っ張っていくと亀頭部が全部見える。これが、むけた状態。むければいいんです。だから僕らは、「かぶれば包茎、むければオーケー」って。
青井: 韻を踏んで……。うまいですよね、今の。何か納得しちゃいました。
岩室: むけたらそれでいい。それ以上何を求めるの?
金子: 修学旅行の前に、包茎の手術を受けたいっていう相談は結構来ましたね。あとアダルトサイトで男優さんのむけているペニスを見て、自分のとは違うと思う子どもたちも多かった。
岩室: アダルトビデオの男優さん4人とトークしたことがあって、「包茎の人、手を挙げて」って言ったら3人の手が挙がったことがあります。彼ら、正直ですから。「時々コンドームが破れる人?」って聞いたら、包茎じゃない人の手が挙がった。包茎は、コンドームが破れにくいんです。
ブルボンヌ: あら!
青井: 愛知県の15歳の男性からです。

<皮と亀頭の間に毛がはさまって、亀頭が痛いです。これって普通ですか? 皮がむけた状態だと亀頭が痛くなります。むけた状態でパンツにすれると痛いです>

ブルボンヌ: 毛がはさみ込んじゃう問題は、すごく普通ですよね。
岩室: よくあります。亀頭部が下着にすれて痛いのは、これは完全に修業が足らないです。むいた最初は痛いけど、ちゃんと洗っていれば不潔を解消できるわけだから、むいてゴシゴシ洗いましょう。
ブルボンヌ: 過保護にしておくからいけないってことね。
岩室: そうです。ふだんはかぶってていいんだけど、お風呂に入ったときは、むいてゴシゴシ、スポンジとかで洗って下さい。

青井実アナウンサー。

青井:
昔、父親に言われましたもん。「お前、ちゃんとむいて洗えよ」と。「痛いんだけど、そのうち困るんだから」っていう感じで。

岩室:
洗ってきれいにできる、そして痛みも感じなくなるようにしとないと、性生活なんてできません。でも全然むけてない子もいると思うんです。手術を受けたいって思うかもしれないけど、手術は絶対いりません。

ブルボンヌ: いわゆる真性でも?
岩室: 真性っていうのは、全然むけなくて亀頭部が見えないやつですけど、出口がせまい子は、引っ張り続けてると出口って皮膚ですから必ず伸びます。亀頭部に包皮がひっついてても、思いっきり引っ張れば必ず剥がれます。ただ全部いっぺんにむくと痛いから、1ミリずつはがすような感じでやってみてください。

「大きい」ことはいいことなの?

青井: 先ほどの高校生2人からこんな声も来ています。

<正直、大きい方がうらやましいというか女性にとっては大きい方がいいんじゃないかなって思うんですけど、自分がもらったものなんで、まあいいかなって思います>
<逆に大きいと相手が痛いんじゃないかなって思っちゃいますね。友達と話しててギネスの記録では何センチらしいよとか言うんですけど、「そんなんあったら痛くない?」みたいに思います>

金子: 「何センチだったら小さいんですか」とか、「セックスは5センチでも大丈夫」とか、大小に悩む子が多いんですけど、「中2の身長の平均はいくつですか」って聞きに来るのと同じで、情報がないから平均値をいつも気にしているんですよね。2階の窓から下まで届くペニスとか、そんなありえないおもしろ画像もあったりしますし。
ブルボンヌ: 本田くんの周りでこういう話って、しちゃう?
本田: 学生のころは多かれ少なかれ、気になりますよね。僕は、メンタル弱いのかもしれないですけど、誰かと見比べて現実を知るのも嫌だなって思っちゃって、修学旅行のときも見比べませんでした。果たして自分はいかがなものかとは思ってたんですけど、26歳にもなってくると、もう、足のサイズぐらいのことなんじゃないかって思ってるんですけど。
ブルボンヌ: 女性と話してると、サイズを大事にしてる人って、そんないないですよね。たま~に、いますけど。
岩室: その話をうちのかみさんにしたら、「持ち物より持ち主が大事」って。
ブルボンヌ: また名言!

お母さんにゴワゴワのパンツを見られたくない

青井: 自慰行為、マスターベーションについて、先ほどの2人の高校生です。

<今年の1月に初めてそういうことをして、そこから日を置きながらやってるんですけど、自分がやりたいときにやればいいんじゃないかなって思います。でも、大人になったなって思いました>
<ご自由にやっていただいて……。やりすぎても害とかないみたいだし、各々がたまってるときにやってもらえればなって、感じですかね>

ブルボンヌ: 冷めた感じ……。
本田: これぐらいの年のころって僕は興味津々だったので、冷静な語り口で驚きました。
青井: もう1通、愛知県の15歳の男子からは、

<恥ずかしい話ですが、中学1年生からオナニーをしています。親にも言っていないし、友達にも話したことがありません。夢精でパンツがぬれても、親に言えません>

ブルボンヌ: 最初に「恥ずかしい話ですが」ってついちゃうのね。普通だよ。普通、普通。
金子: お母さんとの距離が近すぎる男の子がときどきいて、気になります。あるお母さんが保健室に来て「うちの子、学校でいじめにあってませんか」って言うんで「そんなことないですよ」って言ったら、「パンツがどんどんなくなるんです」って。「これは」と思って、「『朝パンツがゴワゴワしてたらちょっとお湯で洗って洗濯機の中に突っ込んどいて』って言うだけで、きっとパンツは出てきますよ」って言ったんですけど。お母さん方、そんなことも分かっていない。
ブルボンヌ: 大人になるのを拒んじゃうみたいな気持ちがあるんですかね。
金子: 距離が近すぎるとお母さんにパンツも見せたくなくて、マスターベーションを控える子もいるようです。
青井: その気持ちは分からなくはないっていうのもありますけど。
岩室: 私なんか、マスターベーション覚える前に夢精を経験してしまって、本当に嫌だったんですよね。洗ってから洗濯機に出しても親にばれるじゃないですか。だから寮に入って自分でパンツを洗えるようになったときは、気持ちがすごく解放されたのを覚えています。そうやって、みんな悩むんです。
ブルボンヌ: 私、夢精したことないんですよ。たまる前に自分で出しちゃってたみたいで。だから、それはそれでね、のびのびしてくれればガビガビ問題で悩むこともないのにな、とも思ったり。
岩室: だからもう、毎日のようにオナニーやっていけばいいし。

童貞卒業問題

岩室: 性教育で話しに行くと、「自分もオナニーやってたよ。多いときは日に5回ぐらいかな」みたいな話をすると、「医者になる人もオナニーやるの?」って。だから大人が、そういう環境を作ってあげなきゃいけないんです。
ブルボンヌ: とにかく否定的なイメージが、親御さんにもあるのかな。
金子: 母子家庭が増えてきている背景もあるのかもしれないけど、お母さん方の集まりでペニスの洗い方の話をしたら、「むくって、あとで包帯とか巻くんですか」って言ったお母さんがいて。正しい知識がなかなか入らないご家庭もあるんです。
岩室: 昔だったら銭湯で、「お前、ちんぽこむいて洗ってから入れ」って近所のおっちゃんが教えてくれたものですけどね。
青井: 童貞を卒業しなければという焦燥感に駆られることもあると思うんですが、先ほどの高校生2人はどうとらえているでしょう。

<20歳までに童貞卒業は目標にしてるんですけど。一度でも経験しとかないと、いざ本番、子供を作るってなった時に間違ったことで相手の女性を傷つけてしまうことになりかねないので、童貞を卒業するっていう感覚じゃなくて、子供を作る練習をするってとらえた方がいいんじゃないかなって思います>
<自分にとって性行為は未知の領域っていうか全く知らないので、それを知らないでいられる時期もあとちょっとなのかなと思ったりして。性の喜びっていうか、そういうのを知らないでいる時間も何かしら価値はあるのかなと思うんですけど。でもさすがに大学で童貞となると少数派になるんじゃないかっていう恐れはあります>

ブルボンヌ: 真面目でいい子たちなんだなって、すごく感じるわ。
岩室: 僕はこれ、真面目だと思わない。自分を相当抑えてる。将来怖い。もっと本能的でいいと思う。
青井: 「子どもを作る練習」という言い方になってましたね……。僕は男子校出身ですが、10代のときは早く卒業したいという話をしてました。本田さんは?
本田: 持ちきりですよね、高校生ぐらいだと。大学生で童貞だと……って話は、乗り遅れ感がよっぽど怖いんだなって。自分も当時あったとは思うんですけど、焦ることなのかっていう。
ブルボンヌ: 逆にまだ知らない時間を大切にしたい、みたいな考え方もしていたでしょう?
岩室: そこまで自分の立ち位置を考えるなんて、何か、思春期じゃないなと思ってしまって。
ブルボンヌ: うちのお店に大学卒業する前に記念で男女4人で飲みに来ましたみたいな子がいると、女子はいろいろ経験済みで男子2人が「僕たちDTです」とか、童貞のことを言うのよ。「22歳で大学生で、いろいろ経験とかありそうなのにね」なんて言うと、「いや、まだいいかなと思って」って言うんだけど、つい、あたし、「いつやるの? 今でしょ!」って言っちゃったことがある。
金子: カップルなのにお互い初めてだと恥ずかしいから、それぞれ違うところで経験してからセックスしようと相談してるカップルがいたり。
ブルボンヌ: カップルなのに? 恥ずかしいから?
岩室: こういうセックスをしなきゃいけないっていうのが映像とかですり込まれているから、正解に近づくためには練習が必要じゃないですか。それで“練習”っていう言葉も出てくる。
青井: われわれと、時代がちょっと違うんですかね……。練習とか、失敗したくない、みたいな。
岩室: 私の時代は、童貞、処女が当たり前。

AV男優のようにはならないし、なる必要もない

本田: さっきのブルボンヌさんのお話で、経験豊富な女子には相手がいるわけじゃないですか。一極集中してる男子っていうのがどこかにいるのか? 構図どうなってんだって、ちょっと不思議に思ったりして。
ブルボンヌ: 同世代間とは限らないかもしれない。あと、女子はそういうことをのびのび話す子が増えてるのかもしれないね。その人なりのセックスライフが送れればいいんだけれども、何か妙な傾向があるのかなっていうのは思いますよね。
岩室: 正しいセックスとか、正しいオナニーとか、正解が分からないうちは手を出すのはやめとこうという雰囲気があると思うんです。だからもっと「俺、こんなオナニーやってんだ」とか、「こういうセックスした?」という話があっていいと思うんです。それをみんなでシェアして「そこ、ちょっとやりすぎじゃない?」「それ、おかしいんじゃない?」っていうものを蓄積していくような、そういう雰囲気を作りたいですよね。
金子: ネットで会った人と初めてセックスしちゃうというところのハードルは、低くなってますよね。
ブルボンヌ: 進んでる子はやたら進んで、知らない子は何も知らないみたいになってるのかな。
青井: 18歳の男性、愛知県の方です。

<よく友達と性行為の話をしますが、自分は精子が出なくて困っています>

岩室: まだ出てなくても心配ないと思いますけど、18歳を過ぎたら1回泌尿器科にかかって、いろんなものをチェックしてもらったらいいんじゃないでしょうか。
青井: 16歳の男性、神奈川県の方。

<性欲を満たすためにAVを見ています。自分の性器がAV男優さんに比べてすごく小さくて、この先、彼女ができたときに女の子を気持ちよくさせることができるか不安です。大きくなりますか? どうしたら大きくなりますか>

岩室: なりません。させる必要もありません。大きいと痛かったりトラブルもありますから、「持ち物より持ち主が大事」、それを肝に銘じてください。
青井: 18歳、埼玉県の女性の方。

<まだ性行為をしたことがないのですが、自分が初めて体験することになったら、お互いにどういうことに気をつければいいか分かりません。正しいやり方の情報はどこで手に入れるべきでしょうか>

金子: 2人で本当に安心し合って、お互い裸になって気持ちいい感覚を確かめ合うだけでもいいんです。挿入もしなくていい。そこから徐々に、自分らしく相手にもっと近づきたいときにセックスすればいいのであって、最初からうまくいくことを考えなくていいんです。

<ブルボンヌと本ちゃんと考えてみた「男子のからだ」 後編> につづく

放送を聴く
2019年7月23日(火)放送より

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