フィッシング・ラブ

ざっくり言うと
釣りの魅力 4つのポイント
カワハギLOVE
2019/10/03 武内陶子のごごラジ! 陶子のここが聞きたい パートナー:テツさん(テツandトモ) ゲスト:小菅綾香さん(ジャパンゲームフィッシュ協会アンバサダー)

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2019/10/03

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【出演者】
武内アナ:武内陶子アナウンサー
テツさん(テツandトモ)
小菅さん:小菅綾香さん(ジャパンゲームフィッシュ協会アンバサダー)


小菅さん

【小菅綾香さんプロフィール】
1996年生まれの23歳。東京海洋大学海洋政策文化学科4年生。実家は、神奈川県三浦市の小網代(こあじろ)港の船宿。JGFA(ジャパンゲームフィッシュ協会)やDYFC(ダイワヤングフィッシングクラブ)に所属し、釣りの魅力を伝える活動に積極的に取り組んでいる。初めにタイトルをとったのが、小学校3年生8歳のとき。81センチ、6.4キロのヒラメを釣り上げ、レディース部門&ジュニア部門の日本記録に。
※JGFA…「いい釣りをいつまでも」と願う釣り人たちで構成する、釣り人による、釣り人のための非営利(アマチュア)団体。1979年設立、会員数は3000名を超える。各種イベント、タイトル認定などを行っている。
※DYFC…全国の子どもたちに、釣りの楽しさを知ってもらおうと1976年に発足。全国各地でフィッシングスクールを開講。卒業生の中にはプロになる人も。

テツさん: 何歳から釣りをはじめたの?
小菅さん: 4歳のときからです。実家が三浦半島で船宿、釣り船屋(遊漁船)を経営していたので、父と一緒の時間を過ごしたくて船に乗っていました。当時は、体が小さいので、専用の台の上にのって釣りに挑戦していましたね。
武内アナ: お父様が釣りの師匠なんですね。
小菅さん: 魚のことをよく知っている船長(父親)の言葉に教えられました。
武内アナ: どんなところが、子ども心をとらえたのかしら?
小菅さん: 大人のおじさんでも、子どもの私でも、“釣り人”としては一緒です。年齢に関係なく、盛り上がれるところですかね。それに、私は負けず嫌いなので、お客さんも含め皆がライバルです。誰よりも大きい魚を釣りたいという思いが強かったですね。魚との出会いもファイトも一期一会ですし、一生に一度の瞬間だということがおもしろいなと感じています。
テツさん: さすが大物だ!(笑)

多種多様な釣り

武内アナ: 海、川、池、磯、堤防など。そして、何を狙うのかで釣りの種類はいろいろですよね。
テツさん: 釣りは奥が深いですよ~。海も深いけど~。
小菅さん: エサを使うのか、ルアー(疑似餌)を使うのか、エサや、釣り方で分けることもありますし、本当に多種多様なジャンルがあるのが釣りです。
テツさん: 僕は、主に港や堤防からの釣りです。
小菅さん: 日本は周囲を海に囲まれ、川や湖も身近にあって釣りをする環境はとても恵まれています。子どもから大人までそれぞれに合ったスタイルで楽しめる趣味だといえます。まずは、池や川で釣る「淡水釣り」と、海で釣る「海釣り」の2つがあると覚えてください。
テツさん: さすがアンバサダー。分かりやすい!(笑)
武内アナ: テツさんは忙しくてなかなか行けないでしょ?
テツさん: 地方でも、ちょっと時間があれば釣りしたいですね。だから短時間集中型です。営業先にはいつも、釣り最小セットをリュックに入れていますよ。

武内アナ: 小菅さんの専門は?
小菅さん: 「沖釣り」がメインです。狙う魚によって、港から5分くらいのポイントや、1時間ほど沖に出たところで釣るときもあります。沖釣りは、ターゲットにできる魚の種類も多く、いろんな魚を釣ってみたい人、おいしい魚を釣って食べたい人にはおススメです。
テツさん: 絶好のポイントに連れて行ってくれる釣り船があるんですね。
小菅さん: 釣れるようにスタッフが全力サポートしてくれます。マグロなどの超大物を釣ることもできますよ。
テツさん: マグロを釣り上げるのは夢だけど、船酔いしちゃうんですよ。

テツさん

フィールドは相模湾

武内アナ: 小菅さんがフィールドにしている相模湾では、どんな魚が狙えるの?
テツさん: 富山湾や駿河湾のように深いんですよね。
小菅さん: 相模湾は、岸から少し離れると急に深くなる箇所があり、1000メートル以上の水深になります。箱根や丹沢の山々から豊富な栄養分が流れ込むことで、多種多様な魚が四季を通じて回遊しています。

☆相模湾の魚
春のシーズンは…(シロギス、マダイ、ムツ、アジ、サバ、マダコ、ヒラメ、アマダイ…)
夏のシーズンは…(シイラ、スルメイカ、イサキ、アジ、ハナダイ、メジナ、キス…)
秋のシーズンは…(キハダ、カツオ、イナダ、カワハギ…)
冬のシーズンは…なんといってもカワハギ!

釣りの魅力 4つのポイント

①魚との駆け引き

小菅さん: どうやったら、エサを喰わせることができるのか。魚をハリにかけるまで試行錯誤しています。
テツさん: 見えない海の中を常にイメージするのが楽しいですよね。
武内アナ: これまでで印象に残っている駆け引きは?
小菅さん: 小学校5年生のとき。久米島で71キロのキハダマグロを釣り上げた時のことです。1時間半ものファイトでした。

②食べること

小菅さん: 新鮮でおいしい魚をどう食べるのか、どう料理するのか。考えて試すのも楽しいですよ。
テツさん: だから新しい包丁もほしくなっちゃうんですよ。

③魚との出会い

小菅さん: ときどき“なんだコレ?”という魚との出会いがあります。未知なるものとの出会いが楽しめることは大きいです。最近は深海魚のクロシリカマスに出会いました。

④自然とのふれあい

小菅さん: 釣りとは、地球をフィールドに命とふれあうスポーツ。子ども達にとっては、自然とのふれあいを通じて命の尊さを知る自然体経験の機会になります。
テツさん: 本当に自然に癒されますよね。

カワハギLOVE

小菅さん: カワハギはこれからがベストシーズンです。カワハギ釣りにハマる人は本当に多いですよ~。好きな人は、秋から春にかけてのシーズン中に何十回も通いつめちゃう人もいます。私もカワハギ釣りが好きです。数が釣れるし、引きも強くて楽しいです。食べてもおいしいし、泳いでいる姿も好きです。とにかく奥が深い釣りです。ビギナーが10枚20枚と釣れちゃうこともあれば、ベテランでも全くうまくいかない日もあります。カワハギ釣りには終わりがありません。
テツさん: 何度やっても何匹釣っても、飽きない釣りですね。
小菅さん: カワハギは、別名“エサ取り名人”とも言われています。おちょぼ口と頑丈な歯で、エサをつつくのが上手で、知らない間にエサを取られてしまいます。
テツさん: その、“駆け引き”がおもしろいですね!
小菅さん: どちらかというと、競技的なフィッシングで、大きさより数を狙う人も多いです。

カワハギ釣りテクニック

小菅さん: 基本は、誘ってアタリ(魚がエサを食べるときに出るシグナル)を探すというやり方を大事にしています。
テツさん: 前の日に仕掛けを作っているだけでワクワクしちゃいますよね。

タグ&リリース

小菅さん: カワハギも、以前に比べたら減っています。将来的にも、ずっとカワハギ釣りを楽しめるように、「タグ&リリース」という活動に取り組んでいます。カワハギの生態、成長、回遊を調べるために、10センチ弱の小型のカワハギが釣れたら、シリアル番号の書いてあるタグをつけてリリースしています。
武内アナ: 何か分かったことは?
小菅さん: カワハギはエサ取り名人といわれ、難しい釣りの代表格なんて言われているが、実は、再捕獲率が高いことが分かりました。以前、30センチの“尺ハギ”を釣った人が、タグを打ち、船着き場で放流したら、翌日、全く同じポイントでその魚が釣れました。
テツさん: あららマヌケなカワハギ~。
小菅さん: いろいろなデータを集めているので、タグつきのカワハギを釣られた際は、そのタグに記された連絡先に一報入れてください。

海のことを伝えたい

小菅さん: 将来的には、実家の船屋を継ぎたいですね。でもその前に、もっと広い視野で海のこと、漁業のことを学びたいので。大学の海洋政策文化学科に進みました。文系、理系を取り混ぜて「海と人との共生」を勉強しています。
テツさん: 海上での実習とかもあるの?
小菅さん: 先月、1か月の乗船実習から戻ってきました。日本周辺を航海しながら船上でさまざまな実習を行いました。今回は、航海士育成のためのプログラムの一環として乗船しました。8月半ばに東京を出航し、上海⇒佐世保⇒下関⇒大阪と寄港して東京に戻るコースでした。底引き網漁の実習などもありました。
テツさん: 後悔ない航海でしたね(笑)。
小菅さん: 釣りを通して、海の豊かさ、資源保護の大切さを伝える取り組みを続けていきたいです。


「聴き逃し」は、放送から1週間です。内容も大漁です!

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