伊達公子さん 生涯をテニスと共に

ざっくり言うと
トップ選手の育成に向けて
テニスコートは人生の縮図
2020/10/19 武内陶子のごごカフェ 「カフェトーク」 ゲスト:伊達公子さん(テニスプレーヤー)

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2020/10/19

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2020年10月19日(月)放送より

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【出演者】
武内アナ:武内陶子アナウンサー
伊達さん:伊達公子さん(テニスプレーヤー)


<伊達公子さん プロフィール>
1970年、京都府出身。高校3年時、インターハイで三冠を達成し、卒業後、プロ転向。世界ランキング4位を記録。2度のキャリアを経て、2017年に現役引退。現在、テニス番組などの出演のほか、ジュニア育成プロジェクトや、環境整備の提言などテニスの普及に尽力している。

女子テニス界と育成プログラム

武内アナ: 全米オープンで大坂なおみ選手は2度目の優勝を果たしました。日本の女子テニスは盛り上がっていますね。
伊達さん: 大坂選手の活躍が目立っていますが、日本女子が、世界的にトップレベルで活躍しているかと言うと、実は人数はそんなに多くありません。世界のトップ100に入るということは特別なことですが、1990年代は、トップ100に10人も女子選手がいました。残念ながら、今はそこまでではありません。道具やトレーニング、練習も科学化しているのに、できないはずはないと思っています。もう1度強い女子日本テニス界が訪れるために、長期的に育成プロジェクトに取り組んでいます。

武内アナ: 選手の育成に取り組むようになったきっかけは。
伊達さん: 第2のキャリアを終えたとき、これからもテニスに携わっていきたいと思いました。女子のジュニアたちとの接点を持つことが、将来、層の厚い日本女子テニス界の強い時代につながることになると信じて、育成プロジェクトを立ち上げました。これまで私自身が、世界で戦う中で苦労したこと、感じたこと、すべての経験を次世代の彼女たちに伝えていくことが使命だと感じています。

武内アナ: 世界のトップレベルに行けると思える選手は分かるものですか。
伊達さん: 分かる選手もいますが、必ずしもそのまま伸びるわけではありません。
武内アナ: いつ伸びるのか、そのタイミングを見極めるのもむずかしいですね。現在、どのようなジュニア選手たちを見ているのですか。
伊達さん: 4人をピックアップして、2年を期限に指導しています。

日本女子テニス界の未来

武内アナ: 伊達さんご自身のジュニア時代はどのような選手だったのですか。
伊達さん: 中学時代は名門クラブと呼ばれるテニスクラブに通ってはいましたが、結果が出ず、上のクラスには所属できませんでした。しかし、テニスが好きと言う情熱では負けていませんでした。

武内アナ: 47歳の2度目の引退まで、プレーヤーとして続けることができた原動力は何でしたか。
伊達さん: 37歳で復帰した最初1年は、日本の選手の刺激になればと思っていましたが、思った以上の結果も出てしまいました(笑)。刺激を与えるより「アスリート魂」が強くなっていましたね。

武内アナ: 2度目の引退のとき、テニスから距離を置くことは考えなかったのですか。
伊達さん: 26歳の引退のときには、1度、テニスからは距離を置きたいと考えましたが、2度目の引退後はテニスと歩んでいこうと考えるようになっていました。

武内アナ: 現在の日本女子テニス界に必要なことは何ですか。
伊達さん: スピードとパワー以外に自分の武器をもつことと、勝つことに貪欲に挑む心です。テニスプレーヤーは、負けず嫌いの集まりなんです(笑)。
武内アナ: そこまでさせるテニスの魅力とは。
伊達さん: テニスは自己表現のでき、メンタルが大きく左右する競技です。コート上に人生の縮図がギュッと詰め込まれている感じが魅力です。プレーヤーである前に、人間性が求められると思っています。そのことを、子どもたちに伝えることが今の仕事です。

ジュニア国際大会創設

武内アナ: 伊達さんの名前を冠にしたジュニアの国際大会が新しくできたそうですね。
伊達さん: 育成プロジェクト発足当初からジュニア大会を作りたいという構想はありました。世界で戦える選手たちを育て上げなければならないという気持ちが高まり、大会を開催する必要性を感じるようになりました。そして、国際テニス連盟(ITF)公認の大会が新設されました。
武内アナ: 教え子たちの心境やモチベーションはどうですか。
伊達さん: ほんの入り口にしか過ぎませんが、ただ出場するだけではないという意識の持ち方ができるようになっているはずです。
武内アナ: これから先、どんな伊達チルドレンが出てくるのか楽しみですね。

聴き逃しは1週間です。熱い伊達さんのメッセージをレシーブ! そしてスマッシュ!

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2020年10月19日(月)放送より

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