歌に出てくる鉄道の場所、実際はどうなっている? 歌好き鉄ちゃんふたり旅(東京編)

23/09/30まで

鉄旅・音旅 出発進行!~音で楽しむ鉄道旅~

放送日:2023/09/23

#のりもの#鉄道#ローカル#アイドル

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音で鉄道の楽しさや、鉄道の旅の魅力を伝える、ラジオならではの鉄道番組「鉄旅・音旅 出発進行!~音で楽しむ鉄道旅~」。
R1・ラジオ第1で毎週土曜日 午前10時5分から放送中! 放送後1週間は「らじる★らじる」の聴き逃しサービスでもお楽しみいただけます!

歌に出てくる鉄道にまつわる場所に行ってみると、そこはどうなっているのか?
演歌歌手の徳永ゆうきさんと、てつおと初登場の俳優・タレントの小田井涼平さんが現地をトレベリン。歌で表現された鉄道の情景や実際の様子に迫ります!

昭和の下町感を堪能! 水森かおり「荒川線」の舞台を巡る

徳永ゆうきさん(左)と小田井涼平さん(右)

徳永さん:
演歌歌手の徳永ゆうきです。
今日は、てつおと初登場の俳優・タレントの小田井涼平さんと一緒に、歌に出てくる鉄道にまつわる場所をトレベリンします!
小田井さんは、じつは鉄道好きとのことですが、何鉄になるんですか?

小田井さん:
僕は模型鉄です。
ミュージカル公演中の楽屋内で鉄道模型を走らせていたら、同じ鉄道好きの六角精児さんが「こんな人はじめて見た」と驚いたくらいです。

徳永さん:
今日は「鉄道が出てくる歌の場所に行ってみよう!」がテーマということで、まずは演歌界の大先輩、水森かおりさんの「荒川線」という曲にまつわる場所に行きたいと思います。
小田井さんは、この曲を聴いたことありますか?

小田井さん:
ありますよ。歌詞に「言葉が途切れて伝えきれずに」という踏切でのシーンがあるのですが、都電荒川線(東京さくらトラム)は一両だから、通過するときに言葉が途切れることはないはず。
ちょっとした言葉遊びみたいに見えて、オシャレな曲だなと思いました。

徳永さん:
僕は「豆腐屋のラッパの音がおかえりの合図でした」というところが、昭和の下町感があっていいなと思いました。

歌に出てくる三ノ輪橋停留所近くの踏切で“てつおと”を堪能!

徳永さん:
三ノ輪橋停留場のすぐそばの踏切にやってきました。
近くには昔ながらの商店街もあって、昭和の下町という感じです。
ちょうど踏切が鳴りましたよ。通過する様子を見送りましょう。

小田井さん:
まさに「言葉が途切れて伝えきれずに」というシーンの場所ですね!

~(都電荒川線(東京さくらトラム)が通過)~

小田井さん:
思っていたより大きな音ではなく、1両だからかやさしい音に感じました。
線路沿いに住んだことはないのですが、いいだろうなぁ~。

徳永さん:
ジョイント音が子守歌みたいになりますね。

左:三ノ輪橋停留所近くで70年近く営業しているとうふ店
右:店主の小関富士男さん(写真中央)

小田井さん:
先ほど徳ちゃんが「豆腐屋のラッパの音がおかえりの合図でした」というフレーズについて語っていたけど、この辺に豆腐屋さんはないのかな?

徳永さん:
調べてもらったら、歌に出てくる豆腐屋さんかどうかわかりませんが、1軒あるということなので行ってみたいと思います!

~(とうふ店)~

徳永さん:
三ノ輪橋停留所近くにある、とうふ店に来ました。
こちらの店は何年ほどやっているのですか?

小関さん:
親の代からなので70年くらいですね。

小田井さん:
昔はラッパを吹いてまわっていたのですか?

小関さん:
私の父が30年ほど前…平成初期くらいまではまわっていました。
ラッパにも吹き方があって、豆腐屋さんの売り子によって吹き方が違う。
なので、今日はこの人が来たとかわかるんです。

小田井さん:
ダメ元で聞くんですけど、水森かおりさんが「荒川線」という曲を出していまして、その中で「豆腐屋のラッパの音がおかえりの合図でした」という歌詞があって、ひょっとしたらこのお店かなと思ったのですが…。

小関さん:
うちとは限らないけど、歌詞のように「ラッパの音が聞こえたら帰って来なさい」とお母さんに言われていた子はいたかもしれないですね。

2人が推理! 「ハルノヒ」で未来を誓い合ったベンチはどこ?

北千住駅近くにある荒川の土手で鉄道ウォッチングを楽しみました!

徳永さん:
北千住にやって来ました。
なぜ北千住に来たかと言いますと、あいみょんさんの「ハルノヒ」という曲の歌い出しが「北千住駅のプラットホーム 銀色の改札」と始まるから。
この曲は、2019年に公開された『映画クレヨンしんちゃん 新婚旅行ハリケーン ~失われたひろし~』の主題歌。あいみょんさんいわく、野原しんのすけの父・ひろしが母・みさえに、北千住駅のプラットホームのベンチでプロポーズするシーンをイメージしながら書いたと…。
『クレヨンしんちゃん』は埼玉県春日部市が舞台なので、春日部駅を通る東武スカイツリーライン(東武伊勢崎線)のホームのベンチだろうなと思います。
ちなみに曲名(ハルノヒ)は、春日部が「春」に「日」と書くところが由来です。

小田井さん:
なるほど、そういうことか。
さっそく北千住駅のホームに行こう!

北千住駅のホームにあるベンチで未来を誓い合う? 2人

徳永さん:
東武スカイツリーラインの北千住駅に来ました。すごく大きな駅ですね~。
ちょっとベンチに座ってみますか?

小田井さん:
まさに今、僕らが座っているベンチを含め、この北千住駅が舞台になっていると…。

徳永さん:
もしかしたら東京でデートした帰りなのかもしれませんね。
この北千住駅は特急列車用のホームと、一般の列車用のホームに分かれているのですが、僕は一般の列車用のホームのベンチだと思うんです。

小田井さん:
なるほど。プロポーズする前後の話なら2人とも若いし、特急列車に乗るお金もない。
だから一般の列車に乗ったのではないかという推理ですな?

徳永さん:
そうです。北千住の次の停車駅が春日部になる特急列車も多いのですが、ひろしさんとみさえさんが特急料金を払って春日部に帰るとは思えない。
特急料金がいらない急行でゆっくり、その日のデートの思い出を語りながら、春日部に戻って行ったのではないのかな?…と思いました。

スタジオトークよりひとこと

写真左から野月貴弘さん、瀧野由美子さん、土屋礼央さん
イラストは『クレヨンしんちゃん』の舞台・春日部を走っていた東武野田線(現アーバンパークライン)の3000系!

野月さん:
鉄道を舞台にした歌は名曲がいっぱい! 次回の関西編もおたのしみに!

瀧野さん:
「ハルノヒ」の舞台になったベンチについての推理になるほどと思いました!

土屋さん:
私も鉄道にちなんだ曲を作ったことがあるので、とても興味深いトレベリンでした!


【放送】
2023/09/23 「鉄旅・音旅 出発進行!~音で楽しむ鉄道旅~」

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