ここは高級ホテル? 本当に列車!? 上野耕平さんが新型「スペーシアX」で優雅なトレベリン!

23/09/02まで

鉄旅・音旅 出発進行!~音で楽しむ鉄道旅~

放送日:2023/08/26

#のりもの#鉄道#ローカル#アイドル

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23/09/02まで

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音で鉄道の楽しさや、鉄道の旅の魅力を伝える、ラジオならではの鉄道番組「鉄旅・音旅 出発進行!~音で楽しむ鉄道旅~」。
R1・ラジオ第1で毎週土曜日 午前10時5分から放送中! 放送後1週間は「らじる★らじる」の聴き逃しサービスでもお楽しみいただけます!

7月15日にデビューした東武鉄道の新型特急「スペーシアX」の試乗会に、サクソフォン奏者の上野耕平さんが乗車! 6種類のシート全部に座り、快適さと豪華さに興奮! 車内外のデザインやサービスの特徴などをリポートします!

<取材メモ>
東武鉄道は、東京・埼玉・栃木・群馬・千葉の1都4県に12の路線を持つ、関東最大の路線距離を誇る鉄道会社。7月15日にデビューした「スペーシアX」は、浅草駅から東武日光駅と鬼怒川温泉駅を結ぶ特急車両で、至れり尽くせりの豪華な設備が特徴です。

浅草駅に停車中の「スペーシアX」

車体はまるで伝統工芸品? 念願の「スペーシアX」とご対面!

左:出発駅・浅草駅に来た上野耕平さん。
右:浅草駅に入線してきた「スペーシアX」

上野さん:
私が今いるのは、東武スカイツリーラインの浅草駅のホームです。
今日は「スペーシアX」のデビュー前の試乗会に乗せていただくことになり、楽しみで昨日はまったく寝られませんでした(笑)。
あっ、今、白いヘッドライトが見えてきました! まさにスターというオーラがあります!

先頭部は流線型のうつくしいデザイン。

まるで工芸品のような六角形の窓。その中にさりげなく「X」が…

上野さん:
まず車体のデザインを見ていきましょう。先頭部の流線形のうつくしさ。
カラーリングは日光東照宮陽明門・唐門・御本社に塗られた「胡粉(ごふん)」の白をほうふつとさせる高貴な白をイメージしていて、窓の六角形も相まって、まるで工芸品のような外観です!

ヘッドレストの形状が自由自在に変わる!? 特色ある座席を乗り比べ!

スタンダードシートは2列+2列の座席配置で落ち着いた空間。

上野さん:
3号車に入りました!
「スペーシアX」には6種類のシートがあって、こちらは「スタンダードシート」です。
座席の色はグレーを基調にしたもの。座ってすぐ体にシートがフィットするような形状で、クッションも柔らかすぎず硬過ぎずという絶妙な座り心地です。
これは毎日乗りたい。毎日が特別になりそうな、そんな座席ですね。

1列+2列のゆとりある配置の「プレミアムシート」。座席も大型になっている。

座席を倒しても圧迫感を感じさせない。バックシェル構造を採用している。

上野さん:
2号車に移動してきました。ここは「プレミアムシート」という座席で、1列+2列のゆとりのある座席配置になっています。
ちょっと座ってみましょう。わ~これは「極楽」だ! シートピッチは120センチととても広くて、足をのばしても前の席に届かないです。
そして、このシートは東武鉄道では初採用になるバックシェル構造になっていて、後ろの人に気をつかわずに倒すことが出来ます。
さらに、電動リクライニングシートなので、ちょっと押してみようかな?

~(座席を倒す)~

上野さん:
あ、ゆっくりと倒れはじめて…。あ~極楽。倒れ方がいいですね~。
ただ後ろに倒れるのでなくて、座面も前にズレていくような形で、すごく自然な姿勢でゆったりリクライニングできます。

ヘッドレストの形状を自由自在に変更できるのが「プレミアムシート」の特徴!

上野さん:
じつはこの座席。ヘッドレストもしっかりと高さが変えられる。
え? ヘッドレストの形が変わる!? 自由自在に変えられるので、お好みの形にすることができます

半個室でもプライベート空間が確保されている「ボックスシート」

上野さん:
5号車にある「ボックスシート」に来ました。
このボックスシート、今までのものとはモノが違う。とても広いんです!
これは2人が向かい合わせで座れる半個室のタイプということで、この座席幅で1人ということはぜいたくです。テーブルが大きいのも便利ですね。
仲のいい2人での旅行にうってつけの座席かなと思います!

すれ違いもできるほど、廊下も広々としている。

上野さん:
6号車に来ました。
エントランスも広々としていて、この廊下も大人2人が余裕ですれ違えるくらい広いです。
六角形の窓に立ちながら車窓を眺めるのもいいですね~。個室が魅力ということで「コンパートメント」に入ってみましょう!

広々した空間の個室。

上野さん:
グレーで落ち着いた色のソファが、コの字状に配置されています。
これ、完全な個室になるんですね。引戸を閉めると廊下側はすりガラス。
かなりプライベート性の高い空間になっています。
そして窓が六角形で、車窓がひとつの作品に見えますね。
テーブルは人工大理石で作られていて、豪華な雰囲気。
仲間内で楽しくゆったり旅行ができますね。

ここはホテルのスイートルーム? 定員7名の「コックピットスイート」

定員7名のぜいたくな空間の「コックピットスイート」

上野さん:
この列車の一番の目玉である「コックピットスイート」に入ります!
すごい! 入った瞬間に音が静かになる。まさにスイートルームですよ!
ベージュのソファがあって、7名が乗車できますね。
壁が深みのあるゴールドと言ったらいいのでしょうか。すごく上質な空間です。
そしてこの6号車は、東武日光方面に向かっている時は最後尾の車両になりますので、運転席側の大きな窓から眺めも楽しむことができます。

特製のビールやコーヒーも! 開放的な空間の「コックピットラウンジ」

ホテルのラウンジのように落ち着いた開放感のある「コックピットラウンジ」

ソファから前面展望も堪能できる!

上野さん:
1号車の「コックピットラウンジ」に来ました。
ソファがあります。本当に鉄道車両? というくらい開放感のある作りになっています。

「スペーシアX」で提供される特製ビールとコーヒー。

上野さん:
1号車の「コックピットラウンジ」には、ビュッフェがあって、ビールとコーヒーをいただくことができます。
スタッフにお話を聞いてみましょう。こちらビールとコーヒーがありますけど、「スペーシアX」でしか飲めないものなんですか?

カフェスタッフ:
そうですね。
こちらは「スペーシアX」でしか味わえないビールとコーヒーでございます。

上野さん:
なるほど。ここでしか飲めないんですね。ありがとうございます。
さ~、今、サーバーでビールを注いでいただきます。

~(ビールを注ぐ音)~

上野さん:
聴こえるかな? のど渇いてきたでしょ? 飲みたいでしょ?
今、飲みたいんだよな~。でも僕は仕事中なんでね…。
皆さん是非、ご乗車の際にはこのビールを飲みながら、すてきな景色を眺めてください。

「スペーシアX」のぜいたくな旅を満喫しました!

上野さん:
東武日光駅に到着しました。
なんと上質な約2時間の旅なんでしょう。
乗車時間もちょうどいいですし、スピード感もちょうどいいし、濃い時間を車内で過ごすことができますのでオススメです。
トレベラーは上野耕平でした!

スタジオトークよりひとこと

写真左から野月貴弘さん、瀧野由美子さん、土屋礼央さん。「スペーシアX」にちなんで「X」のポーズで!
ホワイトボードのイラストは、「スペーシアX」のN100系!

野月さん:
東武鉄道といえば今走っている「スペーシア」も豪華ですが、さらにハイグレードな車両でその進化に驚きました!

瀧野さん:
ソファ席のある特急車両ということに驚きました! 私も機会があったら「コックピットスイート」に乗ってみたいです!

土屋さん:
六角形の窓というデザインを聞いたときは「どうなるんだろう?」と気になっていましたが、車窓がまるで作品かのように切り取って見えるというのは斬新ですね!


【放送】
2023/08/26 「鉄旅・音旅 出発進行!~音で楽しむ鉄道旅~」

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