六角精児さんと“ふんわり”てつおとを楽しもう! 貴重な音から生演奏までお届け

23/06/24まで

鉄旅・音旅 出発進行!~音で楽しむ鉄道旅~

放送日:2023/06/17

#のりもの#鉄道#ローカル#アイドル

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23/06/24まで

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音で鉄道の楽しさや、鉄道の旅の魅力を伝える、ラジオならではの鉄道番組「鉄旅・音旅 出発進行!~音で楽しむ鉄道旅~」。
R1・ラジオ第1で毎週土曜日 午前10時5分から放送中! 放送後1週間は「らじる★らじる」の聴き逃しサービスでもお楽しみいただけます!

今回はゲストに、ラジオ第1『ふんわり』の木曜日パーソナリティや、BSプレミアム『六角精児の呑み鉄本線・日本旅』などで活躍中の俳優・ミュージシャンの六角精児さんが登場!
鉄道にかなり詳しい六角さんがセレクトした珠玉のてつおとをお楽しみください!

ふんわり

ラジオ第1 毎週月曜~金曜 午前8時30分

詳しくはこちら

六角精児の呑み鉄本線・日本旅

BSP・BS4K 俳優・六角精児が“酒”と“鉄道”という偏った視点により日本を再発見する旅番組。

詳しくはこちら

六角精児さんに鉄道から離れた時期があった!?

今日はスタジオに六角精児さんをお招きして“4両編成”でお送りします!

土屋さん:
今日はスタジオに六角精児さんをお招きしています!
六角さんといえば、鉄道好き著名人の中でもズバ抜けて鉄道知識をお持ちなことでも有名ですが、そもそも鉄道が好きになったきっかけは?

六角さん:
子どもの頃から鉄道は好きだったのですが、一時期は離れていました。
劇団の地方公演など鉄道で移動することも多く、そこで「車窓をぼんやり眺めながら鉄道に乗るのが好きだったな」と思い出し、どんどんのめり込んで行きました。

土屋さん:
ちなみに何鉄になるのですか?

六角さん:
僕は「乗り鉄」ですね。
車窓を眺めながらお酒を嗜(たしな)む「呑み鉄」でもあります。

もう聞けない… 北の大地を去ったキハ143形の迫力の音

土屋さん:
六角さんが聴きたい“てつおと”は何ですか?

六角さん:
このまえ引退したJR北海道のキハ143形の音はありますか?
僕はこの車両が大好きなんです!

野月さん:
ありますよ!
今年1月14日の放送回で流しましたが、使われたのはたった30秒だけだったんです。
キハ143形は、機関車にけん引される50系客車に、運転台やエンジンを取り付けて自走できるように大改造した珍しい経歴を持つ車両です。
さらに普通列車用の車両なのに、最高時速が110キロまで出るのも特長です!

土屋さん:
今から聴いていただくのは、引退前の雄姿を録音しに行ったトレベリン。
未公開部分も含めてお聴きください!

野月貴弘が室蘭本線を走るキハ143形にトレベリン

沼ノ端~白老間は28.7キロの日本一長い直線区間

普通列車なのに最高時速110キロ近くまで出して力走します

~(沼ノ端~苫小牧の力走を野月さんがリポート)~

  • 聴き逃し配信で放送後一週間、聴くことができます!

六角さん:
僕も去年にキハ143形に乗りましたが、音を聴いてそのときの思い出が一気によみがえりました!

瀧野さん:
軽快な音を奏でながら時速100キロ超えで力走しているときと、駅に停車しているときの重厚なエンジン音のギャップ。とても聴きごたえがありました!

土屋さん:
本当に気持ち良さそうな走行音でしたよね!

名曲『ディーゼル』を野月さんとセッションした“てつおと”バージョンで生演奏!

今回のためにギターを持ってきてくれました!

土屋さん:
六角さんといえば俳優だけではなく、ミュージシャンとして活動されていますよね。
今日はスタジオにギターを持ってきていますが、もしかして?

六角さん:
せっかくですから、ここで1曲を歌わせていただきたいなと…。

土屋さん:
ちょうどリスナーからも「六角さんが来るということは、歌ってくれるのかな?」というメッセージも来ていたんですよ。

六角さん:
そういうメッセージが来ると思っていました(笑)。
今回は野月貴弘さんのエアトレインと一緒に「ディーゼル」を歌わせていただこうと思っています。
それではお聴きください! 六角精児 feat. 野月貴弘で「ディーゼル」

野月貴弘さんとの特別なセッションをお楽しみください!

  • 聴き逃し配信で放送後一週間、聴くことができます!

土屋さん:
エアトレインも相まってとても良かったですね!

六角さん:
エアトレインとのセッションで歌うことができるなんて、とても楽しかったです!
今日、この番組に出てよかった!(笑)

11年ぶりに列車が帰ってきた! 大歓喜の只見線全線運転再開初日をリポート

土屋さん:
昨年10月1日に行われたJR只見線の全線運転再開記念式典に、六角さんが行っていたそうですね。

野月さん:
JR只見線は、福島県の会津若松と新潟県の小出を結ぶ、長さ135.2キロの路線。
2011年7月の豪雨で甚大な被害を受けて一部区間で運休。そして去年10月に11年ぶりに奇跡の復活を果たしました!

六角さん:
私は全線復旧初日の10月1日、只見町での記念式典やイベントに参加。それを当時『らじるラボ』のMCだった吾妻謙アナウンサーが追いかける形のロケを行いました。

土屋さん:
それでは聴きましょう!
吾妻謙アナウンサーによる「再会!只見線号」のリポートと、只見小学校で行われた記念式典での感謝状授与の様子です!

運転再開初日に運転された「再会!只見線号」

記念式典では福島県知事からの感謝状が授与されました!

会場では六角さんのライブも行われ、とても盛り上がりました!

~(全線運転再開初日の只見線の様子)~

  • 聴き逃し配信で放送後一週間、聴くことができます!

土屋さん:
記念式典で「只見線を愛している」と語っていましたが、その理由は?

六角さん:
日本の原風景が只見線にいっぱいある。福島県や会津地方の良さがこの路線に詰まっていると思います。

土屋さん:
六角さんがトレベリンしてみたい路線はありますか?

六角さん:
山形鉄道フラワー長井線やJR花輪線ですね。
しばらく乗っていない路線でもあるので、乗って感じたことをレポートしたいですね。

昭和にタイムトリップ! 東北を駆け抜けた寝台特急の音

土屋さん:
六角さんの次のリクエストは“今は聴けない貴重なてつおと”らしいのですが、それは何ですか?

六角さん:
東北方面の寝台特急の音が聴きたいです!

野月さん:
ということで“てつおと発掘隊”として、アーカイブスから掘り起こしてきました。
1つ目は「1979(昭和54)年11月に上野駅で録音された『ゆうづる5号』の出発シーン」です。
「ゆうづる」は上野~青森間を常磐線周りで運転されていた寝台特急。この列車には世界初の寝台“電車”車両・583系と、客車のブルートレイン編成があったのですが、今から聴いていただく「ゆうづる5号」は583系だったようです。
それではお聴きください!

「ゆうづる」で活躍していた583系電車。

~(1979(昭和54)年11月に録音された『ゆうづる5号』の出発シーン)~

  • 聴き逃し配信で放送後一週間、聴くことができます!

六角さん:
いや~。懐かしい音でした!
この形式に乗ったのは「ゲレンデ蔵王」というスキー客用の臨時列車に乗ったときで、3段寝台の中段に乗りましたが、まるで蚕棚のような狭い空間だったことや、ドアが内側に折りたたまれる折戸であったことを音から思い出しました!

瀧野さん:
架線にパンタグラフが擦れていく音がとても印象的でした!

土屋さん:
駅のホームで聞こえる乗客たちの「バイバイ」「またね」という会話が旅情をかき立ててよかったですね~。

野月さん:
次は「盛岡駅に着く前の寝台列車の“おはよう放送”」です。
いつ録音したのか記録がないのですが、車内放送の列車の発車時刻案内などから推測すると、先ほどの1979(昭和54)年の「ゆうづる」よりもっと前に録音された、「ゆうづる6号」ではないかと思われます。
当時は下りが奇数・上りが偶数ではなく、上りも下りも1号、2号…と割り振られていた時代。そしてこちらは、583系ではなく客車寝台ブルートレインの「ゆうづる」かと思われます。
それではお聴きください!

24系客車で運転されていたころの「ゆうづる」。

~(盛岡駅に着く前の寝台列車の“おはよう放送”)~

  • 聴き逃し配信で放送後一週間、聴くことができます!

六角さん:
ゼンマイ式のオルゴールチャイムと少し訛(なま)りのあるアナウンスが、時代を感じさせて良いですね~。あと気になったのですが、アナウンスにあった急行「そとやま」とは何ですか?

野月さん:
盛岡駅から山田線や釜石線を回って、また盛岡駅に戻ってくるという循環型の急行列車です。逆回りは急行「五葉」という列車名が名付けられていました。

瀧野さん:
列車内で「おはようございます」と言われるのは特別感があって良いですね。そういうアナウンスが鳴る目覚まし時計が欲しいなと思いました!

スタジオトークよりひとこと

写真左から野月貴弘さん、六角精児さん、土屋礼央さん、瀧野由美子さん。
ホワイトボードは六角さんも大好きな583系!

野月さん:
六角さんとセッションできて楽しかったです。またてつおとに遊びに来てください!

六角さん:
今日はいっぱいリクエストに応えてもらって大満足です! 音から情景を鮮明に思い浮かべることができると改めて思いました!

土屋さん:
次回はぜひトレベラー(鉄道で旅する人)としても登場してください! 楽しみにしています!

瀧野さん:
只見線の全線運転再開の様子を聴いて、地元やファンからとても愛されている路線なんだと思いました!


【放送】
2023/06/17 「鉄旅・音旅 出発進行!~音で楽しむ鉄道旅~」

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