二刀流電車と北陸トンネルを楽しむ! 野月貴弘と岡安章介「男なかよし爆笑ふたり旅」(後編)

23/06/17まで

鉄旅・音旅 出発進行!~音で楽しむ鉄道旅~

放送日:2023/06/10

#のりもの#鉄道#ローカル#アイドル

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23/06/17まで

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音で鉄道の楽しさや、鉄道の旅の魅力を伝える、ラジオならではの鉄道番組「鉄旅・音旅 出発進行!~音で楽しむ鉄道旅~」。
R1・ラジオ第1で毎週土曜日 午前10時5分から放送中! 放送後1週間は「らじる★らじる」の聴き逃しサービスでもお楽しみいただけます!

トレベラー(鉄道で旅する人)は、番組MCのスーパーベルズ・野月貴弘さんと、ななめ45°の岡安章介さん。
プライベートでも仲が良い2人が、北陸でしか聴けない“てつおと”を探しにトレベリンしました!

<取材メモ>
福井鉄道は、福井市の田原町駅と越前市のたけふ新駅を結ぶ福武線の本線と、その途中の福井城址大名町駅から分岐して福井駅停留場とを結ぶ支線があります。福井市の中心部では路面電車のように道路上を走り、郊外では一般的な鉄道線になる「二刀流」の路線です。

福井鉄道の880形

その走りはまさに「二刀流」! フクラムライナーに乗車。

今年3月にデビューしたばかりの「フクラムライナー」

野月さん:
我々は福井鉄道の福井駅停留所にいます。
これから乗る列車が入線してきます。あの形は…フクラムライナーだ!

岡安さん:
かっこいい~。
しかも1編成しかいないですよね。これに乗れるのはラッキーですね!

「フクラムライナー」は鋭角の先頭部が特徴! 気になるその角度は?

野月さん:
この先頭車の角度…何度くらいあるんですかね?

岡安さん:
この角度はだいたい…ななめ45°! もうちょっとありますね(笑)。

福井市街地は道路上の「併用軌道区間」をゆっくりと走って行きます!

野月さん:
フクラムライナーに乗って福井駅停留所を出発しました!
ここは道路を走る「併用軌道」を走っていきますが、道行く人々からも注目を浴びていますね~。

岡安さん:
3月にデビューしたばかりですからね~。
この先に「たけふ新駅」方面からの線路と平面交差する場所があります。
そこを交差するときの音も楽しみです。間もなくその場所を通過します!

~(平面交差を通過する音)~

鉄道専用線に入ると一気に加速!

のどかな田園風景の中を疾走していきます!

岡安さん:
商工会議所前駅を出て、併用軌道区間から鉄道専用区間に入りました!
車窓には水を張った田んぼが現れてきました。ちょうど水鏡のいい時期ですね~。
速度もぐんぐんと上がって、時速60キロ近く出ています!

野月さん:
市内の路面電車(併用軌道)区間を走っているときと雰囲気が大きく変わりましたね。

岡安さん:
そうですね。
あっ、駅の改札の真上に「爆走する路面電車」と書いた看板が掲げてある(笑)。

野月さん:
すばらしい~!

ドイツ生まれの「レトラム」の“てつおと”はどんな音?

現在、イベントや季節運行などで活躍中の「レトラム」

野月さん:
北府駅(きたごえき)に隣接している車庫にやってきました! ここで出会うレアな車両とは…F10形「レトラム」です!
元は1959年~1965年の間に製造されたドイツのシュトゥットガルトGT4形という車両で、高知県の土佐電気鉄道に譲渡されて、その後福井鉄道に来た車両なんです。まさにレトロなトラムで「レトラム」。

岡安さん:
これはシュトゥットガルト市電のオリジナルのカラーなんですか?

野月さん:
そうなんですよ。カラーリングは変わってないそうなんです。

鉄道事業本部の吉田哲也さん。

野月さん:
福井鉄道・鉄道事業本部の吉田哲也さんに案内していただきます。
今、このレトラムがごう音を立てているんですが、これは何の音なんですか?

吉田さん:
これはコンプレッサーの音です。
今、コンプレッサーで運転に必要な圧縮空気を作っている状態です。

レトラムの車内。大きな窓とクロスシートが特徴。

岡安さん:
レトラムの車内に入りました!
これから運転をしていただきます!

吉田さん:
制御スイッチを入れます。それから電車の進む方向を前進か後進かに切り替えます。
あとはブレーキを緩めて、マスコン(=アクセル)を入れて、走ります。

~(警笛 ~ 車庫内を走行)~

野月さん:
走り出しました!
この独特の揺れ。コンプレッサーがずっと鳴っているんですね~。

~(コンプレッサーのある車両での走行音)~

野月さん:
それではコンプレッサーがないほうの車両で、モーターの音を、よりはっきりとお聴かせしましょう!

~(コンプレッサーのない車両での走行音)~

野月さん:
見た目は年季が入っていますけど、軽やかで新しい電車に近い音がしますね~!

「レトラム」の走行を堪能しました!

野月さん:
おかっち、レトラムの乗車どうでした?

岡安さん:
レトラムは乗ったことない車両なので、とても新鮮でしたね!
ダンケシェーン(ドイツ語でありがとうの意味)!

吉田さん:
またご乗車ください。

野月さん:
我々「男なかよし 爆笑北陸ふたり旅」…忘れちゃいませんか?
2人でレトラムの前でもショートコントやらないと…。

岡安さん:
そうですね。せっかくですから、やりましょう!

  • 爆笑必至? のショートコントは聴き逃し配信で、放送後1週間お聴きいただけます!

狭軌の在来線で日本最長! 北陸トンネルの“てつおと”を堪能!

北陸トンネルの力走を車内から堪能する2人。

野月さん:
南今庄駅から北陸本線に乗りました!
発車するとすぐに北陸トンネルに入るのですが、線路幅1067ミリ(=狭軌)の在来線の陸上にあるトンネルとしては日本最長の13870メートルもあるんです。

岡安さん:
13キロ超え! すごいですね~!
もう間もなくトンネルに入りますね。

野月さん:
トンネルに入りました!
今、我々は後方のかぶりつき窓から見ているのですが、もう出口の明かりがまったく見えなくなりましたね~。

~(トンネル内をしばらく走行中)~

野月さん:
北陸トンネルに突入してから7分が過ぎました。まだまだ長いですね~。
走行音がちょっと静かになりましたし、そろそろ出るんじゃないでしょうか…?
おっと明かりが差し込んできました。そして今、出ました!

岡安さん:
長いですね~。

野月さん:
敦賀駅で降りたら北陸トンネルのこの出入り口に行ってみませんか?

岡安さん:
行きましょう!

「トンネル」のポーズで記念撮影!

野月さん:
…ということで、敦賀駅で降りて北陸トンネルの出入り口まで来ました。

岡安さん:
ここはいいですね。電車が接近して来たら踏切が鳴りますから。

野月さん:
不意をつかれることはないですね。

北陸トンネルを通過する特急「サンダーバード」。

~(踏切が鳴る)~

野月さん:
さぁ北陸トンネルから、まもなく列車が出てきます。

岡安さん:
お~来た! サンダーバードだ!

野月さん:
かっこいい通過でしたね~!
では、旅の締めに、ここでトンネルにちなんだショートコントやります?

岡安さん:
また急に!?
いいですよ。やりましょう!

  • 爆笑必至? のショートコントは聴き逃し配信で、放送後1週間お聴きいただけます!

スタジオトークよりひとこと

写真左から土屋礼央さん、瀧野由美子さん、野月貴弘さん。
“ベルズ45°”にちなんで、コントのポーズで!

野月さん:
今回も岡安くんとの“ベルズ45°”でコントをしてきました。内容は聴き逃し配信で!

瀧野さん:
ドイツ生まれの「レトラム」は窓も大きくて、外観もオシャレで、私も乗ってみたいです!

土屋さん:
路面電車と一般的な電車を楽しめるなんて、乗っているだけでも楽しい路線ですね! 毎日乗れる人がうらやましいです!


【放送】
2023/06/10 「鉄旅・音旅 出発進行!~音で楽しむ鉄道旅~」

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