松平健さん「滅びゆく平家にも注目を」【『鎌倉殿の13人』インタビュー③】

NHKジャーナル

放送日:2022/01/06

#インタビュー#大河ドラマ#映画・ドラマ

大河ドラマ『鎌倉殿の13人』出演者インタビュー最終回は、平家の総帥で源氏の宿敵である「平清盛」を演じる松平健さん。かつて『草燃える』で北条義時役を務めた松平さんは、今回その敵役を演じることとなりました。(聞き手・岩本裕ニュースデスク)

【出演者】
松平:松平健さん(俳優)

鎌倉殿の13人

日曜日 総合 午後8時/BSP BS4K 午後6時

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時代を超えて「北条義時」役から「平清盛」役へ

――松平さん、大河ドラマにはよく出ていらっしゃいますよね。

松平: そうですね。7作ですか。

――昔、『草燃える』というのがあって、今回の主人公・北条義時は松平さんだったじゃないですか。

松平: はい、そうです。まだ25~26歳かな。

――小栗(旬)さんより若かった?

松平: そうですね。

――時代を超えて、今度は小栗さんが演じられます。

松平: 脚本によってだいぶ違うでしょうけれど、あの時代の華やかさは僕も大好きです。

――今回、演じられるのは平清盛。源氏の物語で考えると、“いい役”というわけではないですよね。

松平: でも、武士の立ち位置を上げた最初の方なので、それだけの功績はあった人物なんです。

――平清盛をどういうふうに演じようと考えていらっしゃいますか?

松平: 一番華やかというか、絶頂のときから落ちるところからが出発なので、「滅亡していく清盛」なんです。
脚本を読ましていただきましたけれど、源氏と平家が入れ代わるという象徴になっていますね。

「大河」らしくない? 『鎌倉殿の13人』の雰囲気

――松平さんといいますと「時代劇のスター」という感じなんですけれど、演じるのは江戸などのほうが多いですよね。鎌倉時代の勃興してきた武士を演じるのは、いつもとは違う感じがありますか?

松平: 着物自体が全然違いますしね。女性もきらびやかですし、時代的には優雅という感じですね。お公家さんもいたりして。

――そういう中での立ち振る舞いは、どういう工夫をなさっているんでしょうか?

松平: 所作の先生がいらっしゃいます。その時代のことはちょっと分かりませんけれど、いわゆる日本舞踊は時代劇をやるうえで習っていました。そういったうえでの立ち振る舞いですね。

――『鎌倉殿の13人』の時代というのは、非常に短い時代でありますけれど、その中でのいろんな葛藤といったものを描いていくんでしょうね。

松平: 結構身近な話、家庭の問題といったものがいろいろありますね。恋愛とか。

――「大河」という感じではないんですか?

松平: 最後にはそうなると思いますけれど、最初はおもしろおかしく。脚本が三谷(幸喜)先生なので。

――最初のほうはファミリーに寄ったような感じなんですね。笑えるところも結構ある?

松平: じゃないですかね。

――今度の大河、期待していいでしょうか?

松平: 義時の成長ぶりというのは、おもしろいんじゃないんでしょうか。成長というか、「変貌」というか。
私は平清盛で滅びるほうなので(笑)、そこも見ていただきたいかなと思います。

――ぜひご覧いただきたいという自信がありますね。

松平: よろしくお願いします。

【放送】
2022/01/06 NHKジャーナル ジャーナル特集「鎌倉殿の13人 松平健さん語る」


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