放送を聴く
21/02/01まで

――今回は、自分の枕が体に合っているかどうか、チェックする方法をご紹介します。

山田さん: 次の5つのセルフチェックで、当てはまるかどうか試してみましょう。
  • 枕が朝、ドーナツ形にへこんでいる
  • 枕がずれたり、頭が枕から落ちている
  • 枕を肩下に引き込んでいる
  • 枕の下に手を入れている
  • 敷物を手で押して寝返りを打つ

1つでも当てはまった場合には、枕を換えてみましょう。

――それぞれ詳しく伺っていきましょう。「枕が朝、ドーナツ形にへこんでいる」とは、どういうことですか。

山田さん: ずっしりと頭が沈み込んでしまって、首が不自然に反り返っている証拠です。枕がやわらかすぎて首に負担をかけています。

――「枕がずれたり、頭が枕から落ちている」とは、どういうことですか。

山田さん: 眠っている間に、体が枕と格闘していたのかもしれません。頭が枕に乗ってすらいないとしたら、あまりにも枕が合わないため、「ないほうがマシ」と頭が落ちてしまった可能性もあります。

――「枕を肩下に引き込んでいる」とは、どういうことですか。

山田さん: 枕が低すぎる可能性があります。「枕の下に手を入れている」「敷物を手で押して寝返りを打つ」も同様です。枕の高いところを求めて、寝相として癖になっている可能性もあります。

――体に合った枕とは、どのような枕なのでしょうか。

山田さん: ジャストサイズの高さであることです。あおむけも、横向きも、両方とも高さが合った状態。すなわち、スムーズに寝返りが打てる高さです。

――実際に枕をここに置いて、私が床で寝てチェックしてみたいと思います。高さ7cmぐらいの枕で、手で押すとやわらかめです。

山田さん: しっかりと枕を首の付け根、肩の辺りまで入れてください。肩が乗ってはいけません。
横向きになってください。

――左側を向いてみます。

山田さん: このとき、おでこの中心点・鼻の中心・胸の中央を結ぶ線が、床と平行になっていればOKです。
鏡を使って、中心線が床と平行かを見てください。首筋の左右の筋肉のどちらかが、「突っ張っている」「圧迫されている」ということがなければ大丈夫です。

――少し左の首筋が突っ張っているような…。

山田さん: 枕が沈み込んでいますね。左側の首筋の筋肉に負担がかかっているのでしょう。

横向きになって体の中心が床と平行になっているかを確認。これは枕が少し低い

山田さん: 次に、あおむけになりましょう。
あおむけでのチェックポイントは、のどに圧迫感がなく、呼吸がスムーズにできること。息を吸ったり吐いたりしてみてください。

――あごが引きすぎているというか、のどが圧迫されているような感じが少しだけあります。

山田さん: 枕がやわらかくて沈み込むために、低くなりすぎて、のどが圧迫しているように見えますね。

あおむけになって、のどと呼吸を確認

山田さん: 最終チェックは、寝返りのスムーズさです。
あおむけの状態で、両方の腕を胸の前でクロスします。右の手先が左の鎖骨に、左の手先が右の鎖骨に乗るようにしてください。
両ひざを立てます。そして、体を軸にして、左右に回転します。右から左、左から右へと回転してください。
ここでチェックするポイントは、肩と腰、骨盤が、ほぼ同時に動いているかどうかです。

両腕をクロスさせて寝返りの確認。これは、腰が先に回っていて高さが合っていない

――私はどちらかというと腰のほうが先に回っている感じがします。そのあと肩がついてくるような…。

山田さん: 腰が先に寝返りを打って、大きな力で肩を引っ張るようになっている。これはスムーズな寝返りとは言えませんね。高さが合っていないと思ってください。
肩と腰が一緒に動いていれば、スムーズな寝返りと言えます。

放送を聴く
21/02/01まで