午後1時台を聴く
24/05/09まで

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木曜日のテーマは「身のまわりのはなし」。風呂敷メーカー広報でアートディレクターの山田悦子(やまだ・えつこ)さんをお迎えして、風呂敷の歴史やおしゃれな包み方についてうかがいました。

【出演者】
山田悦子さん


<プロフィール>
京都の風呂敷メーカーの長女として生まれる。風呂敷の魅力を伝えることを目的に、文化・環境・防災・国際交流など、さまざまな切り口で講習会を開催。現代の暮らしに寄り添う風呂敷の活用法やスタイリングの提案を行っている。風呂敷に関する著書多数。


――風呂敷のアートディレクターはどんなことをするのですか?

山田:
デザインされた風呂敷を、現代の生活によりフィットできるか提案しています。また、いろいろな結び方・包み方のワークショップも行っています。

――風呂敷はどういった経緯で誕生したのですか?

山田:
奈良時代の貴重な品を保管するために包む布が正倉院にあります。時代とともに呼び名が変化し、江戸時代には風呂敷という言葉が定着しました。当時は風呂の脱衣所で敷いて使っていました。家康の遺品目録の中にも風呂敷という文字が見られます。この時代には人々のくらしに欠かせない布になったんです。その後、冠婚葬祭から日常に使う道具として発展していきました。

――どうしてあまり使われなくなったんですか?

山田:
生活様式が洋風に変わってきたからだと思います。古くさくて面倒、冠婚葬祭のイメージのまま時代が過ぎていったんです。それで使われなくなったのが現状です。

にしおか:
私が通っていた女子高には「バッグに入らないモノは風呂敷に包まなければいけない」という校則があったんですよ。当時はダサいと思っていました。でも、うまく包む友だちがいてすごく上品に見えましたね。私は“うまく包めない派”だったんです。ジャージとか包んで背負うと「こそどろ」みたいなんですよ(笑)。
あと、実家ではテーブルの上がごちゃごちゃしていて、急にお客さんが来たときには風呂敷を掛けて隠していましたね。でも、あそこが散らかっているってバレバレですよね(笑)。

山田:
その使い方もナイスです。旅行で連泊のときに、見られたくないものに掛けておくという使い方もあります。オフィスで席を外すときにパソコンなどのカバーにもなります。


  • 山田さんに教えていただいたエコバッグの作り方と、2リットルのペットボトルの包み方をこちらの記事でもご紹介します。

【1時台前半で紹介 3か所結んだエコバッグの作り方】

  •  ① 70センチの風呂敷を用意。表(おもて)が中になるように三角に折る。
  •  ② 長い辺の端を1つ持って、長い辺の4分の1くらいまでしごいたら、そこで輪っかを作り、結ぶ(ひとつ結び)。
    長い辺の反対側の端も同様にする。ひとつ結びは、結び目の玉を持って作ると結び目が端に寄らない。
  •  ③ 表に返して、結び目を中に入れる。

  •  ④ 結び目を作っていない角を持って、形を整える。
  •  ⑤ 角を真結びにしたらできあがり。
  • 真結びと縦結びの違い

【ペットボトルの包み方 70センチ四方の風呂敷を使用】

  •  ① 風呂敷の中心にペットボトルを立てて置く。
  •  ② 手前と奥の向かい合った角を持って、ペットボトルのキャップの上で、仮でかた結びにする。

  •  ③ 左右に残った角をそれぞれの手で持って、ペットボトルの後ろで交差させる。
  •  ④ 交差させた角を前に持ってきて、真結びにする。

  •  ⑤ キャップの上で仮でかた結びにしたものを一つほどいて、それぞれの端をねじっていく。
  •  ⑥ ねじったものを輪っかにして、端を真結びにしたら完成。

5月9日昼まで配信します。


【放送】
2024/05/02 「まんまる」

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